HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

イノセントワールド

2005年06月21日 | 音楽・映画・本
このタイトルが付くもので2つ好きなものがある。1つはミスター・チルドレンの曲「イノセントワールド」・・・この歌詞の中に「6月の雨」という言葉がある。きっと今ごろの季節に作られた曲なんだろうね。だからか、今の季節、特に雨上がりなんかに聴くとなんかフィットする。そう雨が止んで、まだ沈むには時間がある5時頃の太陽の陽射しがビル街のガラス窓に反射し、まるで宝箱を開けた時のような黄金色の光を町に溢れさせる時・・・この曲がさわやかに心に流れる。私の場合、京都の四条烏丸の交差点や京都駅前でこの光景が思い出される。これをもし東京で見てくれている人がいたら、それはどこなのだろう?福岡で見てくれている人はどこの街角をイメージするんだろう?大阪の人は?・・・ってなんだか急に今思った(笑)

もう1つは映画『イノセントワールド』。これはある意味衝撃的な映画ではあるんだろうけど、私にはとっても静かな映画に思えた。竹内結子と安藤政信主演の映画だ。これは人の息遣いだったり、風の音だったり、水の音だったりが、すごく透明感をもって聴こえて来る映画だった。いわゆる試験管ベイビーのアミと父親違いの知能障害を持つ兄のある意味自分探しの旅の物語。静寂という言葉が似合う映画だったように記憶している。そして風・・・風・・・風・・・海鳴り。私の好きな音・・・。ここを見てくださっている方の中には一人で風の音や海の音(波の音)を聴いたことがある人もいると思う。もちろん私は何度もある。あのひとときはすごく不思議な時だ。自分の存在が溶けてしまうような・・・でも自然にすべてを委ねているような心地よさ・・・他の人はどういうふうなんだろう?
そんな印象のこの映画・・・淡々とでも心静かに見ていた。でも、最後の最後のある瞬間に胸をつかまれ、涙がびっくりするくらい溢れた。その瞬間が今でも忘れられない。なんであんなに涙がでたんだろう?

この映画の原作は桜井亜美の「イノセントワールド」。実は本は読んで無い。また読むつもりだ。そういえば、ミスチルの方も桜井さんだね(笑)

機会があればこの映画見てください。
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はがき

2005年06月21日 | 音楽・映画・本
最近、はがきなんて年賀状か暑中見舞いぐらいしかうれしいものは来ない。でも、昨日は久しぶりにちょっとうれしいはがきが来た。といっても、誰かからのたよりというのではない。でも、うれしかった。それは何か・・・そう最近妙に話題にしていた元SIAM SHADEの栄喜こと現在はACIDというバンドで未来(ひできと読む)として活動している彼のソロ活動始動のお知らせのはがきだ。商業的に考えると元ファンに送られるものなのかもしれない。でも、解散以来、彼にファンレターを送ることもなく、ACIDのライブに行くわけでもなく、HPに訪問するわけでもなく、「どうしてるのかな~」って時々思う、いまだにSIAM SHADEをひきずっている私にもこのはがきが届いたのがなんかうれしかった。彼はちゃんと昔のファンのこともいまだに思ってくれているそんな気がしたから。解散したら、それっきりで、前のバンドのファンはそこでリセットしてしまう人もいるからね。たとえ解散して、いろいろあったとしても、「僕はここにいるよ。また会いに来てね」って感じでなんらかのメッセージを送り届けられると安心できるんだよね。ファンというものは・・・たとえ次のバンドや音楽を好きになれなかったとしても、好きになった昔のファンのままでずっといていいんだという安心感を得れるというのかな。

写真の雰囲気はかなり変わった・・・前のパンクで恐いお兄ちゃん風ではなくなったような。プロデューサーがグレイとかジュディマリを送りだした佐久間氏だとは・・・なんかイメージと一致しないけど、どんな音楽になるのかな?レコーディングメンバーにドラムは元ボウイの高橋さん、ベースは黒夢の人時さん、でギターは佐久間さん・・・ますますよくわからない組み合わせだけど、人時さんのベースはいい感じかも。

8月までまだまだだけど、どんな曲なのかすごく楽しみだし、ソロライブがあれば行ってみたいな~。
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