Fumie&Sweet

毎日のように、自宅で焼いているパンやお菓子の紹介です。美味しいもの、大好きな、喰い意地の張ったブログです!

会田誠展 ・・・天才でごめんなさい・・・を観てきました~

2013-01-10 21:36:09 | 日記

六本木は 森美術館で 開催中の 会田誠さんの 展覧会 

最高に 面白かったです~

会田さんは、今 人気の 才能豊かな 現代アートの アーティストさん!

1965年 新潟生まれ、、、現在47歳!

東京藝術大学大学院終了。  

会田さんの テーマは 美少女だったり、戦争、サラリーマン、漫画、

映画だったり、本当に 多岐にわたっています~

この ポスターにもなっている 「滝の絵」は 高さが 2m70cm以上ある

とっても 大きな 絵でした。

女の子達の スクール水着の名札の名前が、「河上」「滝口」「小沢」「清水」とか、

水や山に 関係した名前になっているのが 原画をみて よくわかりました。 

細部まで 凝りに凝って、描かれています。

作品って 画集や 写真で見て こちらが 想像していたものと、 

本物を 実際に目にするのでは、

その 大きさ、絵の具の厚み、筆のタッチ ・・・・

作者が その作品に込めた 思いのほどが ヒシヒシと 伝わってきます。

一番最初に 合田さんの 作品を知ったのは この 「あぜ道」という

小品でした。

この ツィンティルのセーラー服の少女の後ろ姿に まいってしまいました!  

 こちらは 「考えない人」 会場内での 撮影が OKの作品でした。

あの 国宝 広隆寺の 弥勒菩薩様と ロダンの考える人が

合体していますよね~

おにぎり仮面は なまけもの、無気力、あんまり 頑張らない・・・

そんな 脱力感が よいです~

「ジューサーミキサー」は 苦手な人は ダメだと思うのですが。。。

美少女が巨大なジューサーミキサーの中で 攪拌されている絵です!

現代の 地獄絵図といえるような 残虐な絵です。

この絵と 対のように 「灰色の山」という作品が 展示されていました。

遠くから見ると 水墨画の山のように 見えるのですが、

その山は スーツを着た サラリーマンの 死体で 積みあげられた 山なのです。

この 二作品は かなり インパクトありでしたが、

見る人が どう感じ取るのか・・

超細密画を 描き連ねて ひとつの大作になっていく 手法。

見ている 人が ミクロの世界とマクロの世界を 同時に体験しているような・・・

とっても 興味深い 面白い作品でした。

 

イッヤホンガイドの貸出料が ただで、しかも 作者 ご本人が

喋ってしるところが とっても よかったです。

もう カタログは 買わない!!と 決めていたのに。。。

やっぱり 購入してしまいました~(250ページもあるから 重かった!)

素晴らしい 作品を観てきて、その興奮が 冷めないうちに

家で カタログを めくるのは また 楽しい時間です。

こちらの展覧会は 映像の部門もありましたし、

ボウル紙アートや アキハバラ系(?) ピンクのお部屋とか、18禁部屋、、、も!

本当に 飽きることがない、 1500円で いいのですか~

こんなに 愉しませて いただいちゃって・・・と思える展覧会でした。