藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「今までの正解」より、これからの正解を見よう。

2006年09月16日 | テニス
ステップアップするには、「今までこれをやってきて、うまくいったこと」にしばられないことです。

正しいことが、いつも正しいとはかぎりません。
レベルが上がれば、正しいことも変わってきます。
いつまでも、過去の成功例にこだわっていると、上を狙えません。

僕は、その人の現段階のレベルに合わせて、違うことをアドバイスします。
レベルが上がれば、今まで「こうした方がいいですよ」と言ってきたことと、正反対のことを言う場合もあります。
すると、「今まで正しいと思ってやってきたことは、何だったんですか?」と反発する人がいます。
でも、今まではそれが正解だったのです。
そのレベルをクリアしたからこそ、別のことがアドバイスできます。
今までのことを、否定しているわけではありません。
成長したということです。

例えば、「今のはそうやって踏み込まないで、オープンで打った方がいいですよ」とアドバイスすると、「えっ?今まで、ちゃんと踏み込んで打った方がいいって言ってたじゃない!」と思う人がいます。
たしかに、今まではそっちの方が安定していたから正解です。
でも、レベルが上がってクラスも上がれば、周りの人も変わってきます。
この場合は、足の踏み込みの方向からコースを読まれていました。
今は、相手の予測されない打ち方が正解のレベルです。
だから、ギリギリまで予測されない入り方をした方がいいです。

できることが増えてくれば、やった方がいいことも変わってきます。
「セカンドサーブは入らないとマズイから、とりあえず入れにいった方がいいよ」というレベルから、次のレベルは「入れにいっちゃうセカンドはすぐに叩かれちゃうから、しっかりと回転をかけて振り切った方がいいよ」というレベルになります。
「今までの正解」は、次のレベルでは「不正解」になったりするものです。

「今まで、これをやってきてよかった」より、「これからは、こうやった方がよさそう」ということに、目を向けていきましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》