藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

オンリーワンのフォームを、身につけよう。

2006年05月18日 | テニス
先日、「技術論について詳しく書いてよー!バックハンドをもっと良くしたいんだよね」と言われました。
そこで、打ち方のマニュアルのようなものを作ろうとして、ふと気付きました。
みんなに共通する「これが正しい」という打ち方なんて、ないんです。

人はみんな違います。
同じ人なんて、一人もいません。
人によって、体格も違えば性格も違うし、その人独自の持つリズム感も特徴も異なります。
個人個人で、基本も違ってくるのです。
だから、全員に当てはまる基本なんて、あまりありません。
プロの選手を見ると、みんながみんな違う打ち方をしています。

僕がレッスンで説明するときは、アドバイス方法を使い分けています。
みんなの前で説明するときは、「グリップはこうで・・・打点はここで・・・軸足はこうで・・・目線はこうで・・・フォロースルーはこうですよ」と、いろいろ言っていますが、これは一般的な基本です。
高い確率で、「こうやった方がいいな」ということを説明します。
一人一人に個別のアドバイスをするときは「Aさんの場合は、こうした方がいいですね」と、その人の特徴、今後のレベルアップなどを考えたアドバイスをします。
だから、人によってアドバイス内容は違います。
全く同じショットであっても、Aさんの場合は「しっかり止まってから打ちましょう」と言うし、Bさんの場合は「リズムを合わせながら、足を止めないで打ちましょう」と言ったりします。

昔から技術論マニアで、たくさんの本や雑誌を読みあさるのが好きでした。
けれども、100人中100人に正しい技術はありません。
「ここの部分の技術は、Aさんにはすごくいいよね!・・・でもBさんにはこれは違うなぁ」という感じです。
技術は、コートの上で、その人にあった提案をしていった方がいいです。
実際にその人の特徴を見ながらでないと、適切なアドバイスはできないのです。

答えは、いつも自分の中にあるものです。
人はみんな違います。
みんな違うから、おもしろいのです。
シャラポアも、イチロー選手も、みんなと同じ打ち方はしていません。
自分にあった打ち方をしているから、カッコイイのです。
自分だけの基本を、身につけましょう。



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