藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ケンカしていこう。

2009年04月09日 | テニス
ケンカしていくことです。

「どんな人と組むのがいいのかな?」と言っている人がいます。
この前ダブルスを組んだ人とは、いまいちうまくいかなかったみたいです。
ペアだった人は、実力的にはかなりうまいです。
にもかかわらずうまくいかなかったのは、どうやら「仲良くやろう」と思いすぎて、遠慮しすぎてしまったからのようです。

僕が「ダブルス組んでよ!」と誘うときには、「実力」「プレースタイル」「戦術」など、さまざまなことを考慮して声をかけます。
その中でも、一番重要視しているポイントは「ケンカしやすいかどうか」ということです。

ダブルスはチームです。
チームで大切なのは、円滑にチームプレーができることです。

僕は「ルーキーズ」や「スラムダンク」が好きです。
「ニコガク」や「湘北」が強くなっていったのは、仲間同士でケンカができるからです。
勝つには、コミュニケーションが必要です。
特に、ホンネで言えるコミュニケーションが大事です。

人は、みんな違います。
そのとき考えていることも、感じていることも違います。
だから、コミュニケーションを通して、お互いのことを理解していかないといけません。
それがないと、バラバラになってしまいます。
ホンネで言えば、ぶつかり合うこともあります。
これを避けていると、逆にうまく機能しません。
平気でぶつかり合えるチームは強いです。
大切なのは、衝突して、ケンカして、ホンネを言い合って、理解して、仲直りして、信用できることです。

深いコミュニケーションができるかで、ペアを敵にするか、強い見方にするか分かれます。
信用するには、理解が必要です。
モヤモヤしたものがあるなら「ドンマイだよ・・・・」だけで我慢しないで、「さっきみたいなときは、思い切ってポーチ出ていこうぜ!もしストレート打たれても、すぐカバー入るからさ」と、思っていることは遠慮せずに伝えることです。
そこで「何言ってんだよ!だってさ・・・」と、ケンカになったらチャンスです。
お互いの考えていることを理解して、次に生かせるアイデアが出る可能性が増えるからです。

ケンカして、理解して、仲良くプレーしましょう。



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2 コメント

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ケンカしていこう (ハオハオ)
2009-04-10 23:53:53
ん~、その通りなんだけど、とっても難しい。私は今のペアとテニスは相性抜群だけど、理論家で気の強い相手に言われっぱなし。相手の言うことがすべて正しく、私がそれを受容する…のが私たちの形。今まで随分色々あったけど、こういうペアリングもありか、と諦めた。
ダブルスのペアリングは本当に夫婦関係のようだ。色々な形がある。私もコーチの言うように話し合いたい…でも、意見を言ったら10倍返しくらう!我慢したほうがマシなのです。
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ケンカしていこう (ノン)
2009-04-13 01:02:57
いつもコーチの言葉にその通りだ!とうなずいている私ですが・・・女性ペアのケンカは難しいですね。どちらかが言葉を飲み込まないと・・・恐らく分裂して友情関係にも亀裂が入る可能性は大きいですね。ただ、これからは言葉とタイミングを選んで私も言っていこうと思います(難しそ~)
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