藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「遠い夢」への道のりを、楽しもう。

2006年10月24日 | テニス
うまくなっていくには、「遠い夢」を持つことです。

「シングルバックでスピンかけて、しかもあんなとこ狙うなんて・・・私には遠い夢のお話だなぁ」とぼやいている人がいます。
「遠い夢ですか?だったら追いかけてみたらいいじゃないですか」と言うと、「だから、私にはムリですよ」と言っています。
「でも、本当はできるようになりたいでしょ?」と聞くと、「そりゃあ、まあねえ・・・あんなの打てたらうれしいですよ・・・でもねぇ・・・」と言っていました。

「遠い夢」は、できるだけ持つことです。
僕は、遠い夢だらけです。
「まだまだ遠いけど、ビミョーに近づけたかな?」と思うと、うれしくなります。
短いスパンで、「できる・できない」「Yes/No」という考えでは、いまいちおもしろくありません。
夢は、そう簡単に実現できないからいいのです。
アッという間に実現してしまったら、ちょっと面白みに欠けます。

「できる・できない」「Yes/No」という結果だけを求めすぎると、「遠い夢だよ」と諦めてしまいます。
プロセス重視で、「遠いけど、ちょっとずつでも近づいていけばいいじゃん」とやっていくことです。
「憧れの先輩に試合をしてもらったんだ!でもダンゴで負けちゃった・・・でも、次に試合してもらうときは勝つよ」というのは、ちょっとキビシイです。
もちろん期間にもよりますが、1ゲームも取れなかった相手にいきなり勝てるようにはなりません。
結果よりも、内容を重視していくことです。
「1ゲームで30までしかいかなかったけど、次回はデュースまでもっていってやる」「次回は1ゲーム以上取ってやる!そのためにはどうしていこう?」と考えれば、「遠い夢」もちょっとずつ近づいてきます。

「遠い夢」への道のりを、楽しんで進みましょう。



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