藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

下にならないようにしよう。

2016年02月16日 | テニス
下にならないことです。

「格上に勝つには?」という質問がありました。
これは、カンタンです。
自分の方が、強くなることです。
そのためには、下にならないほうがいいです。

僕は、「いくら運が良かったとはいえ、よく勝てたよなぁ」「ミラクル起こしやがった」「下克上を起こした」などと、驚かれることがあります。
でも、自分では「そうですか?」という感じです。
「当然でしょ」と思っているからです。
なぜかというと、「オレの方が強いし」と思っているからです。

実を言うと、昔は格上に勝てませんでした。
実力不足ということもありましたが、一番の原因は「相手の方が上なんだから、勝てなくて当たり前」と思っていたことかもしれません。
あるとき、ドロー表を見て「うわっ!サイアク・・・マジ終わった」と言ってしまいました。
対戦相手が、テニス強豪校の有名人で、実績もある選手だったからです。
友達にボヤいたつもりが、たまたま近くにいたコーチに気づかれてしまいました。
「お前なぁ!やる前から負ける気になってどうすんだ!」と、超叱られました。
「たしかに、対戦前から気持ちで負けてちゃダメだよな」と反省ましたが、「でも、フツーに考えたら、実力も実績も、相手の方が上だもんな」とも思っています。
そんなとき、友達が「その人、ケガしててしばらくテニスできなかったみたいだよ。だから、意外とチャンスなんじゃねーの?」と言いました。
単純なので、ここで「さすがに、勝つのは難しい」と思っていたのが、コロッと「勝てない方がおかしいじゃん」と変わりました。
すると、面白いことが起こったわけです。

どう思うかで、全然違います。
「相手の方が上」と自分を下にすると、「勝てない理由」ばかり思いつきます。
そうすると、当然「さすがにムリでしょ」というイメージになってきます。
それを、「オレが勝つに決まってんだろ!」と自分を上にすると、「勝てる理由」がポンポン思いつきます。
すると、いいイメージが膨らんで、テンションも上がってきます。
自分のポジションをどう見るかで、差が出てくるものです。
下にならないようにしましょう。



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