藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「そういう機会があったら」を、考えておこう。

2007年11月18日 | テニス
「そのとき」のために、そなえておくことです。

「もし、そういう機会がきたら、それはそのとき考えるよ」と言っている人がいます。
でも、そういう機会は待っていてもなかなか来ないものです。
また、来るときは急に来たりします。
そして、そのときになってから考えても遅い場合もあります。

日頃から「もし、そういう機会がきたら」ということに、そなえておくことです。
この前、シャラポアの試合のビデオを観ながら「う~ん・・・?」となっていると、「何考え込んでるの?」ときかれました。
「いや~、実は、もしシャラポアと試合することになったら、どうやって勝とうかと思ってさ」と話すと、「ないない!そんなこと一生ないから考えるだけムダだよ・・・それに、勝てるわけないでしょ?」と言われました。
たしかに、シャラポアと試合してもらえる機会は一生ない可能性が高いです。
しかし「100%ない」とも言い切れません。
ずっと「シャラポアと試合してみたいな~」とみんなに言い続けていたら、いつか「私、シャラポアと知り合いなんだけど、いちおう聞いてあげようか?」という人が出てくるかもしれません。
そして「今、電話して聞いてみたんだけど、明日ならいいってよ!たまたま日本に来てるみたいでさあ」と急な展開になるかもしれません。
そのとき、あらかじめ準備してなかったらどうしようもありません。

「あの人と試合やってみたいなぁ」と思ってるとします。
そして、ダメモトで「今度機会があったら、私とゲームして下さいよ」と頼んでみました。
そのとき「いいですよ!今からはどうですか?」となったときに、「えっ?マジで?どうしよう?」ではチャンスをつかめません。
あらかじめ「万が一、試合ができることになったらこうしよう」と考えていたなら「えっ?いいんですか?ぜひお願いします!」となります。

行動していれば、急にチャンスが来ることもあります。
「そういう機会があったら」ということを、あらかじめ考えておきましょう。



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