いろんなところから、アプローチしてみよう。

「これがチャンスだ」とわかりやすいものは、あまりないものです。
だから、いろいろな角度からアプローチしておくことが大事です。

「試合どうだった？」と聞くと、「それが・・・朝イチの試合でサクッと負けちゃって・・・おかげでヒマでヒマで・・・」と言っている人がいます。
もし、その後の予定がないのであれば、その場でいろいろやってみることです。
やることは、その気になればたくさんあります。
僕も、こういうことはよくありました。
「もう終わっちゃった・・・今日はずっと試合のつもりだったのに」というときには、他の人のゲームを観察したり、今の試合の修正ポイントをメモったり、友達を作ったりしてみるチャンスです。

自分が負けてしまった相手の、次の試合を見るのは「クッソー、本当はオレがやる予定だったのに・・・」と辛くなるかもしれません。
でも、冷静に「今度対戦することがあったら絶対勝つぞ・・・フムフム、そういえばこのパターンでけっこうやられてたよな・・・今度はこう攻めてみるといいかな？」などと戦略を練れるチャンスでもあります。
他の人の試合を見て、いい部分を盗むのもありです。
せっかく試合会場まで来たんだから、なるべく多くのものを吸収して帰ったほうがトクです。

僕は、試合会場で知り合いになることも多いです。
知らない人に「いつもはどちらで練習されてるんですか？」などと聞いてみたら、共通の知り合いがいて「今度練習しましょう」となったり、「あそこでやってる試合は、こんな感じですよ」といった情報をゲットしたりと、いろんなチャンスになります。
こういうので、「試合はすぐ負けちゃったけど、かなりの収穫はあった」となることもあります。

何がチャンスだったかは、後になってわかることが多いです。
いろんな角度から、アプローチしてみましょう。



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