藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

選択肢を広げよう。

2005年09月23日 | テニス
『スラムダンク』に学ぶ、テニス上達法 パート51

正解は1つではありません。
正解はたくさんあることを、知っている人は強いです。
正解のプロセスも1つではありません。
正解に至るプロセスも、たくさんあります。


流川は、山王のエース、高校ナンバー1プレーヤーと呼ばれる沢北に抑えられます。
[不思議と 屈辱感はなかった・・・これだけやられていても―――あとから あとから湧いてくる・・・不思議な感情を抑えきれずに・・・流川は笑った]
流川(ありがてえ・・・・贋者じゃねえ・・・・)「オレもアメリカに行くよ」
沢北「何?いつ?」
流川「今日・・・・ここで お前を倒して行く」
沢北の父親(・・・流川君も笑った・・・・栄治のように・・・・おもちゃの低いリングから本物のリングに変わったとき・・オレとの1on1・・アメリカ遠征・・・超えるべきハードルを見つけたとき 栄治は いつもあんなふうに笑った・・・・・彼もまた 挑戦を生きがいとする人間なのか・・・流川君)
流川は、安西先生にアメリカ行きを反対された後、仙道に勝負を挑みに行きます。
そのときのことを思い出します。
仙道「お前は試合の時も 1対1の時も プレイが同じだな・・・」
流川「・・・・・・?」
仙道「1対1のトーナメントでもあれば お前に勝てる奴は そういないだろう・・・でも実際の試合でも お前を止められないかと言ったら・・・そうでもない・・・お前は その才能を生かしきれてねえ」
流川「なに・・・!」
安西先生(流川君・・・苦しいが やはり ここは君がなんとかしなくてはいけない・・・君にしかできない・・・・・君はまだ仙道君に及ばない・・・その本当の意味を?)
仙道「1対1も オフェンスの選択肢の一つにすぎねえ それがわからねえうちは・・・おめーには負ける気がしねえ」
沢北のディフェンスを前に、流川はパスを出します。
安西先生はガッツポーズをとります。
沢北(こいつがパスを・・・・いい判断だ・・・)
清田(あの流川がパスを出したんだぞ・・・あの流川が・・・あの・・天上天下唯我独尊男がパスを!!)

安西先生「2本のパスは・・布石・・・あれで沢北君の頭の中にパスもあると入った・・・一つに絞られないから考える・・ディフェンスは後手になる・・・今度は抜ける」
流川は沢北を抜きます。


テニスで怖い相手とは、何をしてくるかわからない相手です。
ワンパターンでない相手は怖いです。
なかなか予測がつきません。
そういう人は、引き出しをたくさん持っています。
選択肢がたくさんあります。
いろんな選択肢を持っている人が、強い人です。
テニスは選択していくスポーツです。
選択肢が多い方が、有利です。
1つのものに固執すると、そこから抜け出せません。
柔軟に対応していきましょう。
別に真正面からハードヒットで勝負しなくていいのです。
(こいつにはボレーもある・・ドロップもある・・ライジングもある・・スライスもある・・ムーンボールもある・・ロブもある・・・そしてハードヒットもある)
の方が、相手は迷います。
的確な場面で、ハードヒットを活かすには、チェンジオブペースを入れることです。
ハードヒットのみでしたら、読まれます。
リズムもつかめます。
ゆっくりとしたショットと、早いショットを混ぜるから、リズムが合わなくなるのです。
ここ1番のショットを決めるために、多くの引き出しを持ち、布石としましょう。



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