藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

意識が高い人と、接しよう。

2005年08月22日 | テニス
『スラムダンク』に学ぶ、テニス上達法 パート19

人は周りの環境から、影響を受けます。

海南大付属との対戦中、ゴリ(赤木キャプテン)は足をケガします。
桜木は、赤木を控え室に運んでいき、コートへ戻る前に、赤木とマネージャーの彩子さんの会話を聞いてしまいます。
彩子さんは、コートに戻ろうとする赤木を止めます。
赤木「いいからテーピングだ・・・くそっ どうしてだ・・・なぜ今・・・!!骨が折れてもいい・・・歩けなくなってもいい・・・やっと つかんだチャンスなんだ・・・!!」
これを聞いた桜木は、「ゴリの穴はオレが埋める」と赤木の代わりを務められるように、一生懸命にプレーします。
「くらえ ゴリ直伝ハエたたき!!」
この気持ちに答え、犬猿の仲の流川が桜木のサポートに入ります。
流川「てめーだけじゃ 役不足だ」
桜木は赤木の言った「ゴール下は戦場だ!!自分のゴールは死守せねばならん!!」という言葉を思い出しながら必死でリバウンドをとります。
(ゴリが帰ってくるまで、絶対これ以上点差は開かせん!!)
「オレに今できることをやるよ!!やってやる!!」
その様子を見ている安西先生は「少し大人になったかな・・・桜木君・・・」とつぶやきます。


テニスが上達するには、モチベーションの高い人と接し、そのテニスに対する想いを感じることです。
僕が中学生の頃、同じクラスの友達に、僕よりテニスの上手いヤツがいました。
彼はテニス部に入っていませんでしたが、テニススクールに通っていて、ジュニアランキングも上位に入っていました。
テニス部には残念ながら、それほど強い人がいなくて、ちょっと物足りなかった僕は、彼が入っているテニススクールに通うことにしました。
そこでショックを受けます。
お山の大将だった僕は、彼にコテンパンに負けました。
上には上がいるんだなぁと思いました。
ちょっとしたミスでも思い切り悔しがり、テニスに対する真剣な想いを感じさせる彼を見て、チャラチャラやっていた自分が恥ずかしくなりました。
仲良しだった友達との距離を感じたとき、正直焦りました。
全日本ランキングを意識している彼に比べ、僕は学校の部活で1番とか、市の大会で1番になることくらいしか考えていませんでした。
そのとき、ヤバイと思いましたが、同時に、身近にそういう友達がいたことが嬉しく思いました。

赤木キャプテンのように、真剣な想いを持っている人に接しましょう。
その精神に影響を受けることで、意識レベルが上がります。
自分から、そういう人を見つけて、アプローチしていくことです。
そして、意識レベルが上がることで、ますますテニスの面白さが発見できるのです。



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