12月31日(土)晴れ【『がんが消えた』寺山心一翁著】
ついに大晦日です。朝から猫ボランティアのSさんが来てくださり、門柱の近くに街灯を設置してくれました。門柱の近くには電源がありませんので、ソーラーLED街灯を探しまして、土台はしっかりとコンクリで枠を作ってもらい、設置完了しました。今夜お参りの方々に少しは役に立ってくれると思います。
さて、昨日、『がんが消えた』(寺山心一翁著 日本教文社)という本を読みました。西洋医学で腎臓を一つ摘出され、かなり過酷な術後と抗がん剤治療を受け、余命いくばくもないと、思われていた著者が、いかにしてがんを消すことができたのか。すでに20年以上元気に生き続けホリスティック医学協会の理事や、ホリスティック経営コンサルタント会社を経営できているのか、300頁に及ぶ一冊ですので、簡単にご紹介できかねるのが残念です。
もし、がんを患っていらっしゃる方は、是非お読みくださいませ。必ずや救いがあります。私は多くの檀家さんが癌によって、いくら手術をしても、この世の命を終わらせてしまっていますので、なんとかならないのかといつも気にかけています。
また自分の本師が癌で遷化されてしまっていますが、そばに仕えていて、いかに自分が愚かで至らなかったかということが、この本を読んでいて、痛感いたしました。必死で食事療法とか砂療法とか、諸々努力しましたが、それも至らなっかったとは思いますが、恐縮ながらご家族のお一人が是非試したいという血液を入れ替える免疫療法という名前を騙った療法に引っかかってしまったことは、本当に無念でした。(このようなことは書きたくないのですが、同じような手口に引っかかる人がいないように願って、あえて書かせていただきます。)
この著者、寺山氏が実行なさったことを少し紹介いたします。その前に、癌も自分が作ってしまったものだから、愛を送ろう、と癌と向かいあったことが、とにかく大事なスタートのようです。
1,毎朝、日の出前に起きて、朝日を拝む。
2,呼吸を深める。吐く息からのスタートに気づく。体にたまっている悪い気を吐き出す。
3,チャクラの存在に気がつく。七つのチャクラをひとつづつ、つなげるように意識して呼吸していた時、胸のチャクラに太陽光が入った体験をする。
4,人のオーラも見えるようになる。
5,毎朝『般若心経』を太陽に向かってお唱えする。やがて賢治の「雨にも負けず」に変える。死を受け入れられるようになる。
6,できるだけ神社に通い、お参りする。
7,マクロビオティックの料理により、根本的に体質を変える。毎日の食べ物ほど大切なものはありません。
*氏が教えを受けた大森英櫻先生は、私も20歳から何回も、マクロビオティックの講演や健康学園で教えを受けた先生です。桜沢如一(ジョージオーサワ)先生が海外で玄米菜食の教えを広めましたが、日本CI協会を設立なさり、大森先生はそこでお教えくださっていました。
8,穂高養生園に毎月一週間から十日間、通い詰めて、がんと向き合う。
9,自然治癒力ということの深い意味と、「治癒する」という意味を実感としてわかる。
10,すべてのことに感謝する。心こそ病を治癒するために大事。
十分な紹介でなくて恐縮ですが、なんと言いましても大晦日ですので、やり残したことがまだありますから、これで終わりますが、どうか、癌で苦しんでいる方がいましたら、是非ご一読をなさることを、心からおすすめしたいです。西洋医学一辺倒で、東洋医学的なことを言いますと、そんなことは信じないという人が多いですが、天から頂いた自分の命は、責任があります。家族の為にも、社会のためにも、自分自身のためにも、なるべく健康で活動ができますように、と願います。
私も、私自身のためにも、檀家さんの為にも、猫ちゃんたちのためにも、できる限り元気で活きたいと願っています。
では、大晦日の仕事をいたしますので、失礼いたします。一年間お付き合いくださり有難うございました。皆様、よいお年をお迎えくださいませ。