4月26日(水)雨【天風先生の推奨する食生活 その4】
今日は、こちらは雨です。暖かいので薄着になったかと思うと、寒くてコートを着たくなるような気まぐれな気候です。皆様、風邪など引いていませんか。
さて、天風先生の推奨なさる食生活について、改めて箇条書きにしてみます。『怒らない 恐れない 悲しまない』(池田光著、三笠書房版)の198頁から書き出してみます。()内は私の補足。
健康な食生活のための実践項目
1,獣肉や魚肉などを過量に摂取していないか。(天風先生は、全く動物性は食べないほうが良いと言われています。が、多くの人は全く食べないというのは辛いでしょうから。多少緩めた提唱。尿酸と血液の酸性が動物性の食べ物は問題。でもたまにはね。)
2,脂肪類を食べ過ぎていないか。(脂肪もいろいろな種類があり、体に害のある油がありますので注意が必要です。また油の酸化も問題です。天ぷらなど美味しいですが、良質な油で、なるべく揚げたてが食べられるとよいですね。フライは油の吸収が多いので、特に食べ過ぎないようにしたいですね。)
3,果物や野菜を充分に食べているか。
4,一日の中で、せめて一度は「生の植物性のもの」を食べているか。(肉食の多い国の人たちは、サラダを多く食べますね。やはり肉食が伝統の国の人たちは、バランスを知っているようです。肉食でなくても、生の野菜は、一日に一度は食べましょう。サラダでなくても例えば納豆と大根の千切りやキャベツの千切りと和えるなど。ニンジンの千切りとほかの野菜のサラダもおいしいですね。)
5,あまり加工変形して、みだりに味をつけた、いわゆる濃厚な贅沢な料理を食べ過ぎていないか。
6,極端に熱いものや冷たいもの、刺激の強いものをたくさん食べてはいないか。(激辛ラーメンなど食べたことはありませんが、健康のためには要注意でしょう。冷たいビールも要注意でしょう。)
7,食事の際、充分に噛んでいるか。あわてた気ぜわしい食べ方をしていないか。(免疫力をつけるためには、なんといっても咀嚼が大事でしょう。箸を置いて、私は50回噛んでいます。僧堂修行中では、噛まずに飲み込んでいました。僧堂から帰ったばかりの僧侶は早食いの人が多いので気を付けたいです。しかし、私の周りの人たちも、早食いの人が多いです。)
8,空腹を感じて食べるようにしているか。
9,食事の際、いつもニコニコして、いのちを支える糧に感謝を捧げて食べているか。(一人で食べることが多いですが、食べる前に水を飲んで、忘れなければ大笑いをして食べるようにしています。誰かがその様子を見たら、この人? 一心に食べるようにしています。)
以上の9項目が、『錬身抄』という天風先生の著書にあるそうです。今まで、先生の推奨なさる食生活についてご紹介しましたが、これで一応一区切りといたしましょう。
皆さん、健康な日々でありますように。
*因みに私の今日の薬石は:たけのこご飯(久々の白米とたけのこ、よく油抜きした油揚げ)、ハマグリのお吸い物(桑名のハマグリをお送りくださった人がいます。すごく美味しいです。)大根の千切り、もずく、細切り昆布の煮物(タケノコ入り)。