風月庵だより

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天風先生の推奨する食生活 その4

2023-04-26 19:48:20 | Weblog

4月26日(水)雨【天風先生の推奨する食生活 その4】

今日は、こちらは雨です。暖かいので薄着になったかと思うと、寒くてコートを着たくなるような気まぐれな気候です。皆様、風邪など引いていませんか。

さて、天風先生の推奨なさる食生活について、改めて箇条書きにしてみます。『怒らない 恐れない 悲しまない』(池田光著、三笠書房版)の198頁から書き出してみます。()内は私の補足。

健康な食生活のための実践項目

1,獣肉や魚肉などを過量に摂取していないか。(天風先生は、全く動物性は食べないほうが良いと言われています。が、多くの人は全く食べないというのは辛いでしょうから。多少緩めた提唱。尿酸と血液の酸性が動物性の食べ物は問題。でもたまにはね。)

2,脂肪類を食べ過ぎていないか。(脂肪もいろいろな種類があり、体に害のある油がありますので注意が必要です。また油の酸化も問題です。天ぷらなど美味しいですが、良質な油で、なるべく揚げたてが食べられるとよいですね。フライは油の吸収が多いので、特に食べ過ぎないようにしたいですね。)

3,果物や野菜を充分に食べているか。

4,一日の中で、せめて一度は「生の植物性のもの」を食べているか。(肉食の多い国の人たちは、サラダを多く食べますね。やはり肉食が伝統の国の人たちは、バランスを知っているようです。肉食でなくても、生の野菜は、一日に一度は食べましょう。サラダでなくても例えば納豆と大根の千切りやキャベツの千切りと和えるなど。ニンジンの千切りとほかの野菜のサラダもおいしいですね。)

5,あまり加工変形して、みだりに味をつけた、いわゆる濃厚な贅沢な料理を食べ過ぎていないか。

6,極端に熱いものや冷たいもの、刺激の強いものをたくさん食べてはいないか。(激辛ラーメンなど食べたことはありませんが、健康のためには要注意でしょう。冷たいビールも要注意でしょう。)

7,食事の際、充分に噛んでいるか。あわてた気ぜわしい食べ方をしていないか。(免疫力をつけるためには、なんといっても咀嚼が大事でしょう。箸を置いて、私は50回噛んでいます。僧堂修行中では、噛まずに飲み込んでいました。僧堂から帰ったばかりの僧侶は早食いの人が多いので気を付けたいです。しかし、私の周りの人たちも、早食いの人が多いです。)

8,空腹を感じて食べるようにしているか。

9,食事の際、いつもニコニコして、いのちを支える糧に感謝を捧げて食べているか。(一人で食べることが多いですが、食べる前に水を飲んで、忘れなければ大笑いをして食べるようにしています。誰かがその様子を見たら、この人?  一心に食べるようにしています。)

以上の9項目が、『錬身抄』という天風先生の著書にあるそうです。今まで、先生の推奨なさる食生活についてご紹介しましたが、これで一応一区切りといたしましょう。

皆さん、健康な日々でありますように。

*因みに私の今日の薬石は:たけのこご飯(久々の白米とたけのこ、よく油抜きした油揚げ)、ハマグリのお吸い物(桑名のハマグリをお送りくださった人がいます。すごく美味しいです。)大根の千切り、もずく、細切り昆布の煮物(タケノコ入り)。

 


駐車場の工事

2023-04-15 10:11:38 | Weblog

4月15日(土)雨【駐車場の工事】

珍しくご法事の無い週末です。施食会のための塔婆書きをこれからする予定です。すでに法事のための塔婆は、このブログを書く前に5本書きました。とにかく我ながらせっせと豆に働いています。少しでも自分自身の収入もいただき、少しでも他に還元したいと思っています。僧侶に定年がないということは素晴らしいことです。僧侶として、少しづつではありますが、学びつつ生きて生かされていくことができます。現代は出家希望者が減少していますが、生涯現役で、自らを深めつつ、生きていきたいと思う方に、僧侶になることをおすすめいたします。特に女性におすすめします。

さて、数年前からなんとかしたいと思っていた駐車場の工事をしています。雨が降ると池のようになってしまう箇所があり、雨の日のお参りの車はタイヤが泥だらけになってしまいますので、なんとか工事をと、工事計画の一つに思っていました。

大きなマンホールを設置しまして、60本以上の浸透トレンチを埋め込みます。そのためにかなり掘り起こしたり、また路盤調整のための砂利をかなり多量に入れたり、最終的に舗装をかけます。

猫ちゃんのことや、諸々、住職としてベストを尽くして生きてます。この寺に奉職するために、開闢の和尚様や歴代住職に呼ばれたと思っています。

天風先生の推奨なさる積極人生を活きている、と、いやいや、まだまだ足りないでしょう。遺産相続でもめている家もあります。そのような方々の心の助けになるような宗教者でもありたいと思っています。立ち入り禁止区域と、このくらいまでは、の見極めも知らねばなりません。

昨日、ミーちゃんとチロの小屋の配置を変えましたが、気に入ってくれたようで、安心してミーちゃんがぐっすり寝ている姿を窓から見えます(今までは見えないので、外まで出て確認していました)。

諸々、今日もベストを尽くしましょう。皆様もお元気で。

〇昨日のブログに書き足しましたが、タヌキと思い込んでいたのは、アライグマでした。アライグマと分かっても、逃がしたと思います。


捕まえたのはタヌキでした

2023-04-14 09:50:06 | Weblog

4月14日(金)晴れ【捕まえたのはタヌキでした】

可愛い目をしたタヌキちゃんでした。新聞紙で周りをくるんでいましたが、全部びりびりにしていて、必死に出ようとしたのでしょう。早く籠から出してあげたかったのですが、ひとりでは危ないので、応援を頼みました。

二人きてくださいました。一人の人は奥さんが山育ちということで、保健所に電話して駆除しなければ危ない、と言われたそうですが、私には全くそんな考えはありません。森の住人なので、一刻も早く外に出してあげたいのです。

蓋の開け方は分かっていますので、とにかく開けてあげたいのです。

三人寄れば文殊の知恵、籠の横に棒を通して、森の近くに運び、籠を逆さにして、タヌキちゃんの体が下になるようにして、蓋を開けました。

タヌキちゃんは喜び勇んで森に帰っていきました。本当に良かったです。

私がユーチューバーでしたら、一部始終を撮影したでしょうが、それよりも一刻も早く外に出してあげたかったので、そんな時間はありませんでした。

森には多くの動物が住んでいるようですが、食べ物がないようで、随分顔の細いタヌキちゃんでした。アジフライの匂いに誘われてしまったようです。

さあ、外猫ちゃんたちを襲う野良猫ムック(と名付けました)を捕まえて、TNRをなんとかしたいのです。今まで10匹以上捕まえてはTNRをしていたのですが、今回のムックは手ごわいのです。

ミーちゃんがこれ以上怪我をさせられると、本当に可哀そうなのです。
お寺は来月先祖供養会があり、私は、実は仕事が満載なのですが。

今日もベストを尽くします。皆様もお元気で。

〇狸だと思っていましたが、友人のお寺によくアライグマがかかって、保健所に渡すという話を聞きました。アライグマと狸の画像をインターネットで調べてみました。この子はアライグマでした。額から鼻にかけて黒い筋があり、しっぽには特徴的な縞々があったことを応援してくれた人に電話をかけて確認しました。保健所に渡した方が良いと言っていた一人の人の意見がありましたので、もしアライグマと分かっていたら、悩むところでした。犬や猫にも害を与えることがあるそうです。

ムックを捕まえるための捕獲籠をかけることは、ますます問題になりました。先ほどもムックが出没していました。TNRさえできれば、おとなしくなるでしょうから、なんとかなると思うのです。私には悩みということは、皆無なのですが、猫ちゃんのことは心配です。

 

 


野良ちゃん捕獲作戦

2023-04-13 08:26:28 | Weblog

4月13日(木)晴れ【野良ちゃん捕獲作戦】

この写真は外猫ちゃんのミーちゃんとチロママです。小屋は別にありますが、ちょっとお外で休んでいたいときに、ここを二匹は使っています。さて、実は三週間ほど前から大きな猫が、二匹の小屋を夜襲ってくるようになりまして、鳴き声がしますと、飛び起きて見に行くのですが、すばやく逃げられてしまっています。

チロママのように白と茶色の猫ですが、いかにもボスのような怖い顔をしています。丁度盛りの頃だと思うのですが、二匹とも避妊手術はしていますので、なんとかこのボス猫を捕まえて去勢手術をしたいとこの三週間、そのことで実は、いろいろと頭を痛めているのです。

ボス猫の通り道に捕獲籠を仕掛けたり、場所を移したりして、しかけているのですが、どうもバタンと入り口が落ちていたり、中の仕掛けた食べ物は食べられているのですが、中はもぬけの殻なのです。ボス猫の大きさに比べて、籠が小さいのかもしれません。やむを得ず一回り大きいのに買い替えました。やっと届きました。今同じ場所にエサを置いて作戦を開始していますので、明日か明後日、また籠をかけてみます。

ミーちゃんは右手を折られてしまいました。また別な日に鼻に切り傷をつけられてしまいました。そうして、チロママちゃんは3日前から帰って来なくなってしまいました。

なんとかボスを捕まえて、去勢すればこのボスにも餌をやれるようになると思います。二匹の外猫ちゃんたちの平和がまた戻りますように。

ベランダで安心しきって寝ているミーちゃんです。本当は二匹とも中に入ってくれれば、安心なのですが、外が良いと内に入ってきてもすぐに出て行ってしまうので、やむを得ません。しかし、このボス猫騒ぎで、はじめてこの二匹を抱っこすることができました。

いつからこの子たちを飼っているのか、と、自分のブログで調べました。「猫の親子」といれて「このブログ内で」で検索しましたら、2013年からのようです。なんと10年もたっていたのです。もしお時間がありました、「猫の親子」で検索なさってみてください。私の一番傑作の猫の家族の写真があります。五匹の子猫を引き連れてお寺に訪ねてきたチロママとパパの家族写真です。あれから時が流れたのです。

猫も長く一緒にいますと、私にとっては家族です。どうか、ボス猫を捕まえることができますように。

 


天風先生の推奨なさる食生活 その3果実食のススメ

2023-04-11 17:23:04 | Weblog

4月11日(火)晴れ【天風先生の推奨なさる食生活 その3果実食のススメ】

今日はかなり暑いとさえいえる陽気でした。風も吹いていますから、花粉症には辛いですね。

さて、天風先生は果物を食べることを推奨なさっています。長い時間の精神労働には果物が一番よい、と言われています。雑念、妄念の発作がないとまで言われています。だからそこなんだよ、昔の禅坊主が肉類を食わなかったのは。と。(『幸福なる人生』285頁)

果物には大自然のもつブリルが非常に多い。プトマイトキシン(このブログの前の記事をご参照ください)が絶対にない。動物性の食べ物の細胞組織の中にはプトマイトキシンが多い。それが活力を減退させてしまう。(こう言われますと、動物性のものを食べないと力がでない、と反論なさる人も多いと思います。)

植物性の食べ物は、そのものを組織する原形質性(プロトプラズマ)のものが違う。人間の細胞組織の原形質は植物の細胞組織と共通なのだそうです。肉食動物の細胞組織と人間の細胞組織は全然違う。果物の持っている原形質は生命の波長が長く、強い。であるから果物生活をしていると、頭がはっきりして、耐久力が余計つく。(同291頁)

植物性の食べ物は、アストラルボディ(霊気体。人間の体に七つの層の光があり、このオーラのある層のこと)のリズミカルモーション(律動的な動き)を調和する。お医者さんがダメだ、と言っても、天風先生が見て、オーラがはっきりしている人間は、まだ死ぬ状態ではない、と言います。

オーラを発しているアストラルボディを形成する要素が果物の中にうんとある。肉食はできるだけ避けた方が良いかと思う、年をとってたらとっているほど肉はできるだけ避けた方がよい。(294頁)

ご馳走というものは一週間に一遍くらいで、けっこう。あとはなるべくその昔お女中が食べていたようなものを一生懸命食べなさい。

と以上のようなことをおっしゃっています。

*実は私は、20代のとき、マクロビオティック料理を東北沢にありましたオーサワジャパンというところで学びまして、果物は陰性なのでなるべく食べないほうが良いと学んでしまいました。陰陽で食物を見まして、体を丈夫にしたければ、なるべく陽性な食べ物を食べるよう、植物性の食べ物ですが。果物は陰性、という見方をインプットされてしまったのです。マインドコントロールに近いですね。それで、ほとんど果物を食べませんでした。あなたと健康社の東城百合子先生の教えを受けるようになりまして、食べ物について陰陽の見方だけをしないようになりましたが、とにかく一度刷り込まれた考えを変えるのは、なかなか難しいということを実感しています。

しかし、これだけ天風先生の教えを理論的に学んでいますのと、私のお料理の先生である米澤先生にもうかがい、これからは積極的に果物を食べようと思います。霊性が磨かれてしまって、また霊界とのお付き合いが始まりますと大変ですが、直観力が磨かれるということにいたしましょう。乞うご期待、と言ったところです。

〇しかし、寒い日は私は果物を食べるのは控えたいと思います。また、海外の果物は「身土不二」を考えますと、やはり控えたいと思います。

*肉のお好きな方は、反論もあるでしょうが、ご自分のために多少参考になさってくださいませ。また昨日も友人が癌になってしまったと、電話がありました。どうぞ、皆さま、お体をお大切になさってくださいませ。電子レンジも癌の元、と、東城先生は言い続けてくださいました。便利よりも健康大事です。皆さん、老衰であの世に元気で帰りましょう。

*因みに今夜の薬石は:玄米、湯豆腐(お豆腐とネギとこかぶと昆布) 煮物(ニンジンとごぼうのササガキをきんぴらにしないで煮ました。)
果物は、朝、リンゴ半分とオレンジ半分を頂きました。いくらよくても過食は控えたいと思います。

 


天風先生の推奨なさる正しい食生活の基準 その2長生きをしたい人の食べ物

2023-04-08 17:13:42 | Weblog

4月8日(土)曇り一時雨【天風先生の推奨なさる正しい食生活の基準 その2長生きをしたい人の食べ物】

本日は、釈尊のお誕生日といわれています。降誕会といいます。『法華経』では、久遠実成の仏、といわれ、釈尊は、久遠の昔に悟られ仏になられて、限りない時間を人々の教化に尽くしてくださってきた仏様といわれています。実在の釈尊は、80歳という御年で入滅なさいましたが、当時でもご長命なほうではないでしょうか。

さて、天風先生は「長く生きる」ことを大事とされています。長く健康に生きるには、どのような食事にしたらよいか、までをお教えくださっています。一つ具体的なお話を『幸福なる人生』の第七章の中からご紹介しましょう。

徳富蘇峰(1863~1957、評論家、小説家蘆花の兄)さんと、尾崎行雄(1858~1954,憲政の神様、政治家)さんの屋敷で、頭山満(1855~1944,国家主義者、右翼の中心人物)さんたちと一緒に会ったそうです。そのとき、蘇峰の喘息について、「肉の食いすぎでしょう」と言い、それを頭山さんのほうが蘇峰さんよりも年長者なので、「おい、徳富、肉食うじゃだめぞ。おいどんも肉食いおった時には体弱かってんが、今はとても壮健じゃけん、真似せい」と言ったそうです。「それじゃそうしましょう」と従ったそうです。それから喘息の発作も起きず、94歳まで長生きなさいました。頭山さんは89歳、尾崎さんも95歳、お二人とも早くから天風先生のところで、食べ物の養生を学び、天風先生の言うとおりにしたので、長生きなさった、と紹介されています。(277~279頁)

とにかく肉食でできた元気は一時的で、疲労の方が甚だしい。断然するな、と言いたいけれどなかなかできないことだから、若いうちは、動物性のものを3,植物性のものを7、齢をとるにしたがって、だんだん植物性の比率を大きくしていけばどうか、と、妥協して教えてくれています。(40歳までは5対5、40以後60歳までは7対3、70以後80歳までは8対2、80歳を越えたら10対ゼロにしたほうがよい。やむを得なかったら9対1。と別の本では述べています。)

私のことで恐縮ですが、私は22歳から以後、動物性はかなり少なくなり、いつのまにか肉は全く食べなくなりました。最近一度ご馳走に手を付けた後、翌日吐き気と眩暈に苦しみまして、どうも動物性の食べ物に対して消化酵素がなくなっているのではと思いました。働き続けていますが、全く病気しらずで、病院のお世話になったことはありません。母は103歳であの世に帰りましたが、私と同じ食事ですので、病気らしい病気はしなかったです。

多くの方は、動物性のものが最もよいと思い込んでいるからいけない、と天風先生は仰っています。天風先生はフランスにいた時、サラ・ベルナールというオペラの女優さんと同じ宿で生活したそうですが、この方も肉類は全然食べない、サンドイッチも野菜のサンドイッチを食べていたそうです。どうして肉を食べないのかと聞きましたら、「私は肉類は人間の食べるものじゃないと思っているからたべません。」「多くの人はプトマイントキシンを知らないから」と答えたそうです。プトマインというのは、生命のなくなった死骸の中にできる毒のことだそうです。

今日はこれまでにしておきますが、本当に皆様、あまりに癌でお亡くなりになる人が多すぎます。ご自分の命の参考に、この記事をなさってくださいませ。動物性のお料理が無いと食べた気がしない、という人もいるでしょうが、植物性の料理もいろいろとあります。動物性をお食べになりたければ、勿論ご自由ですが、ほどほどになさってみてはいかがでしょうか。

因みに私の薬石は:玄米、タケノコの天ぷら(久々の天ぷらです)、大根おろし、味噌汁(お豆腐、ネギ、わかめ、六年味噌)、菜っ葉の胡麻あえ。手製の大根の味噌漬け2切れ。


当たり前ということ 46分の悲劇

2023-04-05 11:01:52 | Weblog

4月5日(水)晴れ【当たり前ということ 46分の悲劇】

やっと、税理士さんに渡す書類ができました。引き続き檀家さんたちにお送りするお知らせの発送作業があります。天風先生の記事の続きを書きたいのですが、もうしばらくお待ちください。

さて、ちょっと簡単な記事を一つ。私のブログの中から、アクセスされた記事、というコーナーがgooのブログではありまして、「46分の悲劇」という記事を、どなたかがお読みくださっていることが分かりました。さて、何だったのかしら、と思い、自分でも読み返しましたら、東日本大震災の発生が46分、神戸の地震も46分、アメリカの同時多発テロも46分、日にちと時間こそ違え、同じ46分に、私は、不思議な思いがしたようで、書いています。

さて、そこに「当たり前」な日々の有り難しのことを書きました。それで月曜日に『従容録』「第57則厳陽一物」という則を、丁度学んだのですが、頌偈の評唱の中に次のような文言がありました。「莫将無事為無事、往々事従無事生」(無事を将(も)って無事となす莫(なか)れ、往々にして、事、無事従(よ)り生ず」と。

何事も無い、ああ、よし、無事、無事、と思っていますが、無事の中から、有事は生じるのだということ。

今日一日、天災も戦争も日本に起こらないようですが、明日はわかりません。今日一日無事でありますよう。

お花見やタケノコ掘りをお楽しみくださいませ。