風月庵だより

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『ぼくは恐竜探検家』を読んで

2020-04-25 19:51:13 | Weblog

4月25日(金)晴れ風強し【『ぼくは恐竜探検家』を読んで】

残念ながらまた檀家さんのお一人がお亡くなりになりました。肺がんによる肺炎ということですが、さすがにこの時期、肺炎、と聞いただけで緊張するものがあります。いずれにしても従来のように、ご自宅に枕経に伺ったり等の通常のようには勤められません。施主家のほうでも先にお骨になさりたいという要望があるので、斎場で荼毘のご供養はして、それから骨葬の形をとることにしました。

寺の住職である限り、檀家さんのご葬儀をつとめるのは使命であると思っています。また、病気の治療にかなりの出費があり大変というので、お布施はいくらでもよいです、というくらいのことは言わせていただいています。

どんな形でも、お亡くなりになった方をお見送りするご葬儀は、ご遺族の為というより、亡き人の為に大切であると私は考えています。異論をお持ちの方もいるでしょうが、特に霊界とのお付き合いをした経験のある私としては、いい加減にすることはできないのです。

生前のお顔を浮かべながら、彼を見送る引導法語も書き終えましたので、題にご紹介の『ぼくは恐竜探検家』(講談社 2018年)を読み終えました。ステゴサウルスやデイノケイルスやティラノサウルス等さまざまな恐竜が出てきて、非常に面白いです。筆者である小林快次(よしつぐ)博士が、化石の採掘に没頭した中学時代から、いかにして恐竜学者となったかというその経歴も実に興味深く拝読しました。

北海道にも白亜紀の地層があり、ハドロサウルス類のむかわ竜の全骨格の採掘にも小林さんがかかわっています。

私がなぜ白亜紀の恐竜時代に興味があるかということは、前に書かせていただきましたが、恐竜そのものよりも、恐竜がいたような地球に、今、人間という生物が存在していることの「不思議」に興味があるのです。

恐竜が地球上にあらわれたのは、およそ2億3000万年前だそうです。絶滅したのが6600万年前、つまり1億7000万年にわたり恐竜は地球上に存在していたのだそうです。人間があらわれたのは、20万年前と別の書で読んだ記憶がありますが、この書によりますと、「数百万年とされる人類の歴史」とありますので、この辺の数字はちょっとどうなのか分かりませんが、いずれにしましても恐竜の歴史から見れば、非常に短いものです。また、メキシコ湾に落下した巨大隕石により多くの恐竜は絶滅していきますが、一部の恐竜は鳥になって存在しているのだそうです。

(恐竜ではありませんが。ちょっとお邪魔します。)

ある学者によりますと、35億万年前に初めて地球上に生命が生まれて以来、現代までに5回の大量絶滅があったそうです。そのうち一番新しいのが、6600万年前に地球上の75%の生物が滅び、恐竜もその一部だそうです。

次の記載に、実に現在の世界を予見していることが書かれていて、これをどうしても皆さんにご紹介したいと思い、記事を書いているのです。

恐竜が滅んだよりも早いスピードで、いままさに生物が滅んでいるのだそうです。6回目の大量絶滅の原因は、自然現象ではなく「いま絶滅をもたらしている”犯人”は人間そのものだ。

環境破壊や温暖化を指摘されていますが、今、まさに”犯人”である人間が自然のキクガシラコウモリの持つコロナウイルスに人の手を加えたことによって、異常な感染力と、生命体に対しての破壊力を持った新型コロナウイルスCovit-19による伝染病が、世界中に蔓延していて、これが絶滅とまではいかないかもしれませんが、かなりの人口減少をもたらすことでしょう。(人工か否かの議論はあるでしょうが、もし自然のものならば、とっくの昔にこの伝染病はじわじわと生息の地方から流行っていたはずだと私は思います。)

人類絶滅のスピードをゆるめることは可能のはずであり、「恐竜がどのように生きて、どのように滅んだかを知ることには意味がある」とお書きです。

いつこの感染が終息するか、予測は難しいですが、短くとも2年はかかると思いますし、このウイルスは一掃されるわけではないでしょう。

ご訪問の皆様、くれぐれもお気をつけてお暮しくださいますよう。

(住職もかなり感染のリスクがあります。葬儀屋さんもリスクがあります。やはり十分に気をつけなくてはなりません。)

 


『維摩経』から三拝を学ぶ

2020-04-21 12:11:54 | Weblog

4月21日(火)晴れ【『維摩経』から三拝を学ぶ】

『維摩経』は、大乗仏教の初期の経典として代表的なものです。在家の居士である、維摩(ヴィマラキールティー)のもとに、文殊菩薩がお見舞いに行き、維摩から種々の教えを受けます。舎利弗(しゃりほつ)や須菩提(しゅぼだい)や大迦葉(だいかしょう)等仏弟子たちにお見舞いに行くように釈尊はおっしゃるのですが、皆、それぞれ維摩に以前やり込められていて、誰も行く、という者がいませんでしたが、ついに文殊菩薩は釈尊の命を受けて、お見舞いに出かけるのです。

そういうことなら、自分たちも、維摩と文殊が語りあうならば、きっと卓越した法を聴くことが出来るに違いない、と、8千人の菩薩、5百人の声聞、そのほか多くの神々も、文殊菩薩に従ってお見舞いにやって来た、という話です。

「入不二法門品」で説かれる「不二の法門」の教えは『維摩経』のなかで大変に有名な教えです。維摩が「二元対立を超えた不二の法門に入ることはどのようなことか」と質問をしますと、31人の菩薩がそれぞれの見解を述べます。

例えば喜見菩薩は、「色と空と二元的に対立しますが、色こそが、まさに空の本性なのです。色が消滅することで、空の本性があるのではありません。云々」/善意菩薩は、「輪廻と涅槃ということ、これが二元的に対立するものです。」輪廻の本性を見れば、輪廻することもなく、完全に涅槃することも有りません。云々。/現見菩薩は「尽きることと尽きないこと、これが二元的に対立することです。尽きることとは、究極まで尽きること、それはもはや尽きることは無い、云々」

等々、二元的に対立するものと、その対立がなくなることを説き、不二の法門を具体的に解き明かしていきます。そうして、ついに文殊菩薩が維摩居士に「それでは、不二の法門に入るあなたの教説をお説きください」とお聞きしましたところ、維摩居士は沈黙して何も語らなかった、というのです。これが「維摩の一黙、雷の如し」と言われる有名な一シーンです。しかし、維摩居士の一黙だけが重要なのではなく、それぞれの菩薩が、二元対立を超えたところを説いている、それがあっての一黙です。さんざん語った後の言語の持つ限界です。

さて、私が、この本を読みまして、実は三拝の仕方を学んだところを紹介したいと思います。

ちょっとお休み。ツツジがきれいに咲いています。毎年このこんもりとしたツツジを楽しんでいます。

「菩薩行品」の中に「世尊の両足を頭におしいただくことによって敬意を表した」という一文があります。僧侶の方々の三拝の方法を見ていますと、手の先を丸めるようなしぐさをなさる方もいますし、頭をコツコツと三回打つ方もいますし、実にいろいろです。師匠からの伝承で、家風という表現もありますから、どの方法は間違っている、ということはありませんが、私は、維摩居士がなさったような方法を受け継ぎたいと思っています。これを書きたいために長々と失礼いたしました。

さて、私が読ませていただいた『維摩経』は植木雅俊先生の訳・解説の角川文庫本です。長い間サンスクリット語で書かれた『維摩経』はないとされていましたが、近年ポタラ宮殿から発見されまして(1999年7月)、そのサンスクリット版全訳です。

〇新型コロナウイルス情報

フランスのウイルス学者リュック・モンタニエ博士は17日(現地時間)、ある番組で「新型コロナウイルスは人為的に作られた可能性が高い」と主張した。モンタニエ博士は2008年にエイズウイルス(HIV)を発見した功績でノーベル生理学・医学賞を共同受賞した学者だ。博士は「新型コロナウイルスは全般的にコウモリから出たと見られる特徴を持っているが、これをもとにして人為的実験を通してHIVのシーケンス(sequence・配列)を入れたものと見られる」「それに伴ってウイルスにかなりの変化が生じた」と述べた。

博士は発表の中で、新型コロナウイルスSARS-CoV-2の中にエイズウイルス(HIV)が含まれている、と語った。モンタニエ博士とタッグを組んでいる数学者ジャン・クロード・ペレズ氏によると、「これは時計職人が行うような精密なもので、自然に存在することはあり得ない」としている。武漢のウイルスセンターはもともとダニ媒介ウイルスの研究から始まり、長くコロナウイルスの一種であるSRASやエボラウイルスの研究をしている。(実はこの研究所はフランス政府と中国政府の共同事業として誕生した施設でもあった)(Design Stories パリ最新情報)

*この説とモンタニエ博士に対しての批判

今井佐緒里
欧州/EU研究者・文筆家・編集者
4/22(水) 9:00 
武漢の研究所は、2000年初頭からコロナウイルスには専門である(筆者注:人に感染するコロナウイルスは、今の新型が7つめ)。
 「根拠がない」「ノーベル賞受賞者という立場を利用している」など、モンタニエ氏に対する批判はいつも同じである。そして、それらの言葉以上に、モンタニエ氏の発言には、何か科学に携わる者を逆なでする要素があるように見える。 

*何が是か非か分かりませんね。


『ヒトはこうして増えてきた』を読んで

2020-04-18 11:44:41 | Weblog

4月18日(土)大雨【ヒトはこうして増えてきた』を読んで】

今日はこちらは大雨です。大雨が予想されましたので、法事は明日の午後に変更させてもらいました。まだ法事を受けているのか、と言われそうですが、家族だけ、本堂の窓は開け放し、間を開けて坐る、という条件で、すでに申し込まれている家の法事は勤めています。来月からはそれもとりやめにするかもしれません。施主家の方でも、そのような申し入れをしてくれている家もあります。

当寺のある市ではかなりの感染者数です。一人の人が施設にもたらせた感染でそこからかなり増えています。

(少々青葉を楽しんでください。気に入って植えた紅葉です。)

さて、一か月くらいかけて大塚柳太郎著『ヒトはこうして増えてきた』(新潮選書)を読み終えました。(あちこちに置いておいて、何冊も同時進行で読んでいます。)私の興味は46億年前に地球が出来てから、恐竜がいた時代や、何回も氷河期を経て、人間が出現したことです。人間が出現したのは、わずか20万年前にすぎないのですね。しかし、どうしてニンゲンーヒトという生物がこの世に出現したのか、不思議です。現実的な考えの私も、命が終わるころになって、ヒトは、「神」と言い、「仏」と言い、「大宇宙」と言う、なにか不思議なるエネルギーが人を作ったのではないかと、思うようになりました。

さて、本書の内容ですが、260頁に及ぶこの書の中に、アフリカで誕生したヒトがだんだんに増えていった過程が多くの資料をもとに、裏付けをもって書かれています。

アフリカからどのように世界中にヒトが移住していったか、ということも書かれています。このことに興味のある方は、この書を紐解いてください。

人口の推移についてですが、約一万年前は、地球の人口はわずか500万人だったそうです。農耕や文明によって、5500年前には1000万人、産業革命後の265年前にはなんと7億2000万人になったのだそうです。(そのころ日本は江戸時代9代将軍の頃になりますが、産業革命の影響は受けていませんから、日本の人口はそれほど爆発的には増えていないでしょう。)

やはり生存を維持する農耕の技術革新などで、人口支持率が高くなることは人口増加の一番の要因となるようです。

この書が発行された2015年には、世界の人口は72億人だそうです。しかし、日本は人口が減少していますし、世界中で人口増加率は減少しています。

この書の中で、興味を引かれたのは、11世紀から13世紀にかけて、人口が増加していたヨーロッパにおいて、14世紀急に減少したのは「黒死病(ペスト)」のパンデミックです。

 

ペストの流行は、1347年のシチリア島で始まり、翌年アルプスを越えヨーロッパに広がり、14世紀中に少なくとも3回の大流行があり、ヨーロッパ人口の約3分の1が死亡したのだそうです。

そのころから比べますと、医療は進歩しているでしょう。しかし、そのころよりも世界はグローバル化していますから、狭い地域だけにとどまらず、今、「Covid-19」は世界中に流行してしまっています。この終息は、1,2年かと希望的に見ていますが、ペストにしても3回も流行があった、ということは、このウイルスも一度終息しても、ウイルスが完全になくならない限り、また思いがけない感染爆発をみるかもしれません。人類の滅亡、とまではいかないでしょうが、かなり多くの犠牲者が出てしまうのではないでしょうか。(しかし、いろいろな原因により、世界では毎日15万人が死亡しているそうですね。)

さて、ペスト菌の起源ですが、これも中国南部である、ということを研究した論文があるそうです。アイルランドの細菌学者の論文に詳細が書かれているそうです。当時はシルクロード経由でヨーロッパ・中東にもたらされたであろう、ということです。(本書175頁)

とにかくこの書も大変面白い書でした。

この度の「Covid-19」も中国武漢が起源のウイルスです。中国には、このような人体に害を及ぼす菌やウイルスを持つ生物が生息している傾向がある、ということになりましょう。それはどのようなことに拠るのかは分かりませんが、政治よりも経済よりも人命を重んじる世界の連帯が必要です。これこそ一帯一路でなくてはならないでしょう。

長い記事になってしまい失礼いたしました。

大塚柳太郎(1945年~)東京大学理学部生物学科卒。理学博士。


某国の世界侵略

2020-04-13 06:47:31 | Weblog

4月13日(月)雨【某国の世界侵略】

新型コロナウイルスが、まことに由々しき状態を呈してきている。曹洞宗の某寺のご住職もお亡くなりになり、ご家族も感染して入院なさっている。ご葬儀も法事も今までのようには、全くできない状態になりました。

武漢中心病院で昨年の暮れから、すでに危険なウイルスであることを発信していた李医師も感染してお亡くなりになりました。同じくこのウイルスの危険性を医師仲間に発信していた艾芬(アイフェン)医師も失踪させられています。つまり中国当局によって消されているのです。

私の全くの私見を次に書かせていただきます。数日前の朝、これは中国による世界侵略ではないか、という考えが浮かびました。今までは武漢の疾病予防センターから迂闊にも漏洩してしまったことがこれほどになってしまったのではないかと思っていました。

しかし、初めから意図していたかどうかはわかりませんが、今後、経済の大破綻をきたす各国の状況は目に見えています。そこに中国資本がどっと入り込むでしょう。すでに日本においては、北海道の土地はかなり買い占められています。東京もすでに買われている店や土地もあるでしょうが、破産した会社や土地やビル等の買い占めが起き、合法的に多くの不動産が中国人の支配下にはいるでしょう。この度の打撃で破産する観光地の旅館やホテルもその可能性があります。

山梨県の或る温泉地は旅館やホテルに多くの中国資本が入っているそうです。今に日本のことを、中国共産党から「レジャー アイランド」と呼ばれないようにしなくてはなりません。

さらに武力でも入り込んでくることは可能です。かつて遣隋使、遣唐使を派遣していた日本は、中国から見るとかつては属国でした。日本のチベット化をはかるでしょう。このような怖ろしいことをひらめく私の発想に自身も驚きますが、太平の夢は醒まさなくてはなりません。マスク2枚などと言っている政治家は亡国の徒に等しい。

このような発想が浮かんでから、目にした記事に、元自衛隊の幹部であり、現在拓殖大学客員教授、日本経済大学大学院特任教授、岐阜女子大学客員教授を務める矢野義昭氏の掲載記事に、中国が防弾チョッキを140万着発注した、という記事もありました(これは官報に掲載されているそうです。受注先はまさか日本ということでしょうか)。戦争準備を着々としている中国共産党なのだということを見抜かなくてはなりません。

また高須先生が、各国が中国を「救世主」と言っていることをマッチポンプだと怒っていましたが、これが中国の狙いです。もしかしたらすでにこの新型コロナウイルスに対しての抗ウイルス剤は開発されているかもしれません。毒物研究と同時にそれを治す薬の開発も進めるのが常套でしょうから。

日本を守らなくてはなりません。日本の片隅で、間もなく消えゆく高齢者の一人である尼僧がこのブログで警鐘を鳴らしています。

皆様、どうか、くれぐれもご自分の行動にはお気をつけください。私もご葬儀や法事でどうしても不特定多数の方と触れなくてなりませんが、慎重を期します。本当に皆様が感染なさらないことを祈っています。感染してたとえ陰性になっても、このウイルスは残ると素人判断ですが思っています。

(タロー君、君は寝ていていいけれど。)

 


メリーシャカムニブッダ 『初期仏教教団の運営理念と実際』

2020-04-12 10:10:36 | Weblog

4月12日(日)雨【メリーシャカムニブッダ 『初期仏教教団の運営理念と実際』】

『原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究』が森章司先生たち中央学術研究所の先生たちの大変なご研究とご尽力と労苦と、計り知れないお力で、一応の完成ということになりました。

『学術研究紀要』を読ませていただこうと思いましたが、膨大な量でしたので、今図書刊行会から出版されている『初期仏教教団の運営理念と実際』を読ませていただいています。

とにかく、お釈迦様は人間としてお生まれになって、道を説いてくださった、ということを肝に銘じたいと思います。私たちも人間として生まれています。

教えがあまりに多岐にわかれてしまい、なにがなんだかわからなくなってしまってはいないか、お釈迦様の意図した道から外れていないか、気をつけなくてはならないでしょう。

久遠実成の仏さまで、お釈迦様は生きつづけていらっしゃるというのは「真実」ですが、三次元世界の話ではありません。

お釈迦様のお説きになった仏法は、生き続けています。私たちの前を照らしてくださる燈として暗い道でも迷わないようにと、照らし続けてくださっています。

どのようにか、それを書かねばなりませんが、これから法事の準備をしなくてはなりませんので、また後程。

法事もご家族だけの参列で、窓も開け放して勤めます。こんな時代を、私たちは、今生きているのです。


*法事を終えまして、机の前にいます。曹洞宗の東京のご住職が新型コロナウイルスに感染して遷化されたということを耳にしました。住職も静かにしていたいですが、法事やご葬儀を断れませんので、辛いところです。少人数といいましても、20名以上の場合もありますし、総ての人が、危機感をもっているとは言い切れません。

このウイルスの感染力は異常ですから、どなたも危機感を持っていただきたいです。

お釈迦様の教えについて、簡単に書くことは難しいので、今、私がなすべきことはなにか、もし、私自身コロナに感染してしまう前にやらなくてはならないことをさせていただきましょう。

久遠実成の仏と言いますが、この表現は『法華経』が成立してからの思想ですから、お釈迦様自身がおっしゃったかどうかはわかりません。久遠の昔に成仏なさった仏様がお釈迦様として、お生まれになった、というとらえ方です。

お釈迦様は紀元前500年頃(生卒年については、数説あります。)インドといいますよりもネパールの南、カピラヴァスツにお生まれになりました。4月8日とするのは、一説です。現在のようになんでも記録される時代ではありませんので、真偽の程はわかりませんが、それでも後世の者が、経典などから、大体を割り出して、父は浄飯王、母は摩耶夫人とわかっています。これだけでもすごいことだと思いませんか。

またその教えが、学びきれないほどの経典に編纂されて、現代に至っていることは、驚くばかりです。しかし、お釈迦様にしてもイエス様にしても、私たち現生人の為の聖人です。わずか2500年の間に出現くださった大導師です。人類がこの地球上に現れたのは、20万年前位からだと言われていますので、記録されていない聖者もおそらくやいらっしゃったかもしれませんし、現代の人間が滅んで、また次世代の新人間の時代になりましたら、どのような聖者が現れるか、わかりません。

私たちに、人間として生きる指針をお示しくださったお釈迦様の教えを少しづつ学んでいきたいと思っています。これだ、と一概にお示しできないことをお許しください。

皆様、コロナにはお気をつけくださり、まだしばらくの地球人類の一員をお楽しみください。

 

 

 

 

 


メリーシャカムニブッダ

2020-04-11 10:36:36 | Weblog

4月11日(土)晴れ【メリーシャカムニブッダ】

4月8日は、お釈迦様のお誕生日でした。栃木の友人がブルーベリーケーキを届けてくださいました。

イエス様のお誕生日は、「メリークリスマス」と皆さんクリスチャンでなくてもお祝いします。一応多くの家族が仏教徒である日本では、「メリーシャカムニブッダ」がよいと、私は数年前から、降誕会の法要をするだけではなく、メリーシャカムニブッダをしています。

写真のケーキは、ブルーベリーケーキでとても美味しいです。甘いお菓子はほとんど私は食べませんが、このケーキだけはご馳走になります。

皆様もよろしければ、ストレス解消のためにもケーキはいかがですか。

とても美味しいケーキです。

「6月の森農業生産法人 ブルーベリーファーム有限会社
  電話 0283-21-4911
  FAX 0283-24-2828
  メール:info@6gatsunomori.com」

 


明日は降誕会

2020-04-07 12:15:36 | Weblog

4月7日(火)晴れ【明日は降誕会】

明日はお釈迦様がお生まれになった日と制定されています。実際のところはわかりませんが、一年のうち、この日をお釈迦様のお誕生日として、日本の仏教徒は祝い感謝しています。

さて、まことにこの新型コロナウイルスには、世界中の人々が振り回されています。
武漢の研究所からの漏洩について、私は大変信憑性のある情報ととらえていますが、フェイクニュースという人もいます。しかし、冷静に考えてみて、雲南省や浙江省に生息しているキクガシラコウモリがこのコロナウイルスを持っているようですが、それではもうとっくの昔にこの地方の人々は今の新型肺炎に罹患していて、段々に世界中に浸透していたはずです。

キクガシラコウモリのもっているコロナウイルスに、何らかの人的な変更が加えられた毒物であるから、異常なほどの感染力があり、危険なウイルスになっているのではないでしょうか。こんな簡単なことが分からなくてはならないとさえ思います。特に政治家は。

キクガシラコウモリには、この責任はありません。

さて、まことに残念ながら、当寺の今年の先祖供養会である施食会は、檀信徒の皆様の参列中止と決めました。多くの人々が本堂に入って、そのうちのお一人でも、感染者であったならば、大変な数の感染者を出してしまうことになります。このところご葬儀や法事や立て続けにありますので、一番危険なのは、住職かもしれません。不特定多数の方々とお会いしなくてはなりません。皆様もコロナの記事はもうたくさんと思わずに十分にお気をつけください。(とにかく私はテレビは一年以上見ていませんし、しまい込んであります。テレビの見過ぎでコロナ鬱になりませぬよう。)

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アメリカ在住の斎藤 孝さんという医師のコメントを抜き書きしておきます。参考になさってください。

*まず、毒性が極めて強い。このウイルスに対して人間の免疫能力が強く反応し、多臓器にダメージが生じる「サイトカインストーム」が起きます。肺が最初にやられますが、腎臓などにもダメージが出て、ショック状態に陥り、最後は心肺停止で亡くなります。

  そんな毒性の強いウイルスが、鼻水や唾液の中にものすごくたくさん入っている。その数たるや、インフルエンザの何倍もあるといわれている。話すだけで辺りにウイルスがまき散らされます。ましてやくしゃみなんてしたら、ものすごい量の飛沫をまき散らします。それが空気中に3時間程は漂っているという研究結果がある。
日本もこのまま行ったら、人口が大きく減るおそれがあります。私自身、実家が東京なので、今すごく心配です。友だちも、昔の同僚もたくさん東京にいます。彼らが無事でいられるかどうか。

  そして私、すごく疑問に思うのです。どうして日本は「人命が最優先」とならないのか。どうして経済が優先されてしまうのか。衛星放送のニュースを見ると、企業の決算期が終わってから非常事態宣言を出すほうがいいだとか、論点がものすごくずれているように感じます。薬害エイズでも非加熱製剤の危険性が分かっていながら、製薬業界は人命より経済的利益を優先しましたよね。その判断がどれだけ悲惨な結末をもたらしたか。それを思い出せば、日本政府が今下すべき判断は明らかだと思います。

 斎藤 孝(さいとう・たかし)/東京都生まれ。米ニュージャージー州大学病院で感染症指導医。総合商社の米国駐在員を経て、米国医科大学院に進学。卒業後、ニューヨークで内科レジデント、感染症フェローとしてエイズや結核などの感染症患者の治療に従事。20年1月から現職。