風月庵だより

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瑩山禅師と曹洞宗

2024-10-29 22:12:52 | Weblog

10月29日(火)曇り後雨【瑩山禅師と曹洞宗】

今日は、曹洞宗総合研究センター主催の学術大会があり、芝公園に久しぶりに出かけました。

私はこのところ、瑩山禅師について個人的に学んでいますので、公開研究会で「瑩山禅師と衆生済度ー布教教化の未来を構想するー」とした基調講演と発表を聞きたいと思い、出かけてきました。

道元禅師については、多くの老師のご提唱や、大学でも先生方の講義を拝聴したり研究会に出たことはありますが、瑩山禅師については、殆ど講義などを拝聴したことがありませんでした。

今、『伝光録』や『洞谷記』など瑩山禅師の著述に取り組んでいますが、やはり研究なさっている人達の発表を聞く機会があるということは、大変有難いチャンスです。

いろいろと書きたいのですが、特に印象に残った発表を書いておきます。

「瑩山禅師が曹洞宗に果たした功績」として、駒澤大学講師の横山龍顯先生の発表は、瑩山禅師によって曹洞宗が日本中に教線を広げていく基盤を築かれたことがよくわかりました。

「曹洞宗」という宗派意識の確立 

それまで、達磨宗や臨済宗で学んだ僧たちが混在していて、まとまりがなかったのを、曹洞宗と称するようになさったのは、瑩山禅師であるということ。『伝光録』の中で頻繁に曹洞宗を表す「洞宗・洞山の一宗」などの語を用いている、ことを発表していました。(曹洞の曹は何を意味するか質問すればよかったです。洞山の弟子の曹山の説もありますが、六祖恵能が曹渓慧能とも言われますので、こちらでしょう。)

ちょうど昨日、總持寺から出されている「総持寺の瑩山さま」という雑誌のなかで、

後醍醐天皇からの「能登諸嶽山総持寺は、直に曹渓の正脈を続ぎ、専ら洞上の玄風を振う。特に日域無双の禅苑たるにより、曹洞出世の道場に補せられる。よろしく南禅第一の上刹に相並び、(略)」という勅定によって従来無名であった宗団を曹洞宗と称することになりました。

というような一文があり、気になっていましたので、そのことがはっきりしまして、よかったです。

*伊藤良久先生の「雙林寺開山月江正文ゆかりの寺院についてー群馬県天台宗寺院の碑文からー」という研究発表も、群馬県の珊瑚寺にある碑文の研究等、面白い発見ともいえる発表でした。研究は文献のなかだけではなく、足でするのは関連する場所を訪れてこその発見がある醍醐味があります。

醍醐味だけではなく、かつてこの世で活動なさった僧侶の方々、忘れ去られている方々を、あらためて顕彰させていただくロマンがあります。

(自分も器之為璠禅師の研究で山口を訪れたり、了然尼の研究で鳥取まで足をのばして研究したことを今思い出しました。器之為璠禅師に関しては出版していただけましたし、了然尼に関しては、名古屋尼僧堂から「城林」誌としてまとめていただけました。自己宣伝で恐縮ですが、すっかり忘れていたことを思い出しました。)

 

 

 


昨日の奇跡

2024-10-28 13:40:24 | Weblog

10月28日(月)曇【昨日の奇跡】

帰りの駅の改札で、当然のように、バッグを置いて自動改札を通ろうとしました。あら、反応しません。

そんなはずはないので、バッグの中の物を全部だして、あるはずのスマホの入ったパスケースを探しました。

ありません!

落としてしまった???

今まで一度も落としたことのないバッグの中身です。

しかし、無いのですから、落としたのです。

これは引き返して、行動を思いだして、探さなければなりません。

コンサートに同行してくれた友人の二人も、一緒に探してくださるというので、お言葉に甘えて、来た道を戻りました。

コンサート会場の事務所の方に、落とし物をしたことを伝え、会場内とトイレを見させていただきましたが、ありません。

休憩時間にお庭の散歩しましたので、歩いてみました、と、

ちょっと離れたところに、黄色い何かが見えました。近づいてみました。

ありました。

2時間以上、多くの人が通った場所でしょうが、誰にも気にされず、我がパスケースは待っていてくれました。

これだけの話でした。

素敵な癒しのコンサートの後、よかったでした。終わりよければすべてよし、という言葉を思い出しました。お陰様でした。

 


癒しのコンサート

2024-10-27 22:18:41 | Weblog

10月27日(日)曇【癒しのコンサート】

クラヴィコード(古典鍵盤楽器)

左側に鍵盤があり、右側に金属弦が鍵盤の数だけ張られています。

演奏者の森澤登志子先生は、ピアノを教えている先生ですが、この14世紀に生まれたクラヴィコードにドイツに行ったときに出会い、いつか弾いてみたいと思ったのだそうです。日本に帰ってきてから、一年後にそのチャンスに出会い、以後40年間、日本クラヴィコード研究所で学ばれたそうです。

ライアー(竪琴)

ライアーは、1926年、音楽療法の為に、制作された竪琴です。

演奏者は、高木芙二子先生です。

どちらの楽器も音量は小さいですが、とてもやさしい音色で、本当に癒されました。ライアーの演奏は軽いタッチのように見えましたが、「重労働です」と高木先生は仰いました。

この二つの楽器の演奏会は、非常に珍しいそうで、今日は、稀有な機会に恵まれました。演奏を聴いている間、心がとても癒された感じです。バッハはこのクラヴィコードを好まれたそうです。バッハの「シチリアーノ」という曲を聞いたときと、心が静かに揺さぶられる感じがしました。

久々にとてもゆったりした時を過ごさせてもらいました。

 

 

 


眩暈

2024-10-25 17:14:26 | Weblog

10月25日(金)曇、小雨【眩暈】

人さまから頂いたあるものですが、賞味期限はまだありました。来年まで。しかし、すでに口を開けていましたので、どうかと思いながら、捨てては申し訳ないので、口にしました。

しばらくしましたら、目の上の方に眩暈一歩手前のキラキラが現れました。

眼鏡のせいでもないようです。

こういう時は、表現はばかりますが、吐くに限ります。

すぐに収まりました。

全ての病、ほとんど90%以上は、食べ物によると私は思っています。

眩暈が起きたからと言って、慌てないことだと思います。

とにかく吐いて、それから、梅肉エキスをお湯にといて、飲みましたら、急性の症状は治まります。

こんな時、焦って、薬に頼らないほうがよいです。

老婆心ながら。    当寺の「老衰であの世に帰ろう会」会長より

 

 


『コロナワクチン解毒 17の方法』

2024-10-22 21:39:21 | Weblog

10月22日(火)晴れ【『コロナワクチン解毒 17の方法』】

コロナワクチンの毒を排毒する方法を、改めてご紹介したいのですが、今日も一日忙しく脳が疲れていますのと、やはり本当に何回も打ってしまった方で、このブログにご訪問の方には、是非ご自分で次の本をお読みいただいた方が良いと思います。

『コロナワクチン解毒 17の方法』井上正康著 方丈社

今はこの本はネットで容易に手に入るようです。

(この先生のYouTubeを見た時に、「打ってしまった方は ジョギングはしないように」というような一か所が目に入りました。

6回打ってしまった方で、ジョギング中に公園でお亡くなりになっていた方が身近にいます。本当に残念です。惜しまれます。)

前に書いたかどうか忘れましたが、ワクチンのリスクを軽くする食事の方法をこの本から、紹介しておきたいと思います。

1,お茶に含まれるカテキン

2,ターメリック

3,柑橘類に含まれるノビレチン

4,納豆(夜食べる方が、効果があるそうです。)

5,食物繊維(海藻、根菜類)

しかし、何回も打ってしまった方は、くれぐれもご自分でこの本、または先生の他の本をご自分でお読みになり、実行なさってください。癌の方は、進行が早まるそうですから、くれぐれもご注意ください。

たった一度のそれぞれの命ですから、なるべく長く生きて老衰でやむを得ず、終わりになりましょう。つくづく命の終わりはあっ気ないと、痛感せざるを得ません。

皆さん、お元気で。

*『感染を恐れない暮らし方』本間真二郎著 講談社ビーシー

 

 


『プランデミック戦争』を読んで ワクチン突然死

2024-10-18 21:37:37 | Weblog

10月17日(木)晴れ【『プランデミック戦争』を読んで 突然死】

昨日は突然死をしてしまった方のご葬儀でした。私と同じ年の方です。

まだまだこれから、二人の孫さんの為にも生きてほしかったです。孫さんたちのお父さんも突然死でした。

帰ってから読みかけの原口一博さんの『プランデミック戦争 作られたパンデミック 悪性リンパ腫との闘いを超えて』を読みました。

その中に大阪府泉大津市の南出賢一市長との対話の中に次のような会話を見つけました。

ワクチン接種と死亡例

原口 死亡例はいかがですか?

南出 突然死が多いです。超過死亡の数は多くなっています。(中略)接種回数と死亡がどのように関係してくるかというデータをうちの職員が4回目、5回目になってくると完璧に相関していました。接種のあとに死亡の波が来る……。

ワクチンを打ってわかってきたこと

(中略)

南出 ワクチンを繰り返し打つと、IgG4抗体ができて炎症反応を起こさなくなり、ウイルスが入ってきても拒否せず受け入れてしまうことになります。すると、全身を駆け巡って滞留してしまうのです。
副反応の種類も異常な多さで、なかでも、血管障害、心筋炎、心膜炎、月経異常は特に多いです。

このような対談の内容を掲載されていました。当寺の檀家さんの死因がどうも突然死が続いているので、私はワクチンの影響を疑っているのですが、この本の中にも突然死と、ワクチンを繰り返し打った人の副反応について言及されていましたので、やはり複数回の接種の人は、よほど注意する必要があるようです。

しかし、全く問題のない方もいるでしょう。しかし、一昨年の超過死亡は40万人です。どうか他人事と思わずにご注意ください。

それで血液が酸性の人ほど、危ないのではと思いました。お酒の量が多い人や、甘いお菓子が好きでよくお食べになる人や、持病があり薬をよく飲んでいる人は、特に注意なさったほうがよいのではないか、というのは持論です。

当寺の「老衰であの世に帰ろう会」の会長としましては、本当にこのワクチンのことは心配しているのです。

今日も仕事がありすぎて疲れました。対処法については、よく調べて次の記事で、何回も接種してしまった人はどうしたらよいか書きたいと思います。

気を付けて!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


突然死に本当にご注意

2024-10-16 20:20:02 | Weblog

10月16日(水)曇り【突然死に本当にご注意】

ジョギングに出かけて、公園でお亡くなりになっていた、という方の奥様に今日出会いました。

ひょっとしてワクチンを打っていたかしら、と思い、お聞きしました。

「6回打ちました」

とのお返事でした。

心臓が突然止まってしまっていたそうです。

皆さん、本当にワクチンにはご注意下さい。

この記事の前にも、「不審な突然死」について書きましたが、お気を付けください。

ワクチンとの因果関係は証明できませんが、持病のある人も無い人も、心臓が突然止まってしまうということがこの頃の檀家さんの死から、私が感じていることです。

では、ワクチンを打ってしまった方は、どのように気をつけたらよいのでしょうか。

今夜はちょっとやらねばならないことがありますので、また次の機会に書かせていただきます。

一度きりのそれぞれの命です。お気を付けくださいますよう。

 


不審な突然死

2024-10-14 19:03:18 | Weblog

10月14日(月)晴れ【不審な突然死】

このところの檀家さんのお亡くなり方に疑問を持っています。

まことに不審な突然死です。ワクチンによる後遺症ではないかと疑っています。

6回も7回もワクチン注射をしたという、国のススメに従順な国民が実に多い日本です。

海外の人たちは、それに対して、呆れてさえいるということを聞きました。

あのワクチンはワクチンとは名ばかりの、RNAというリボ核酸遺伝子、この度はコロナウイルスの遺伝子を体の中に注入しているのだそうです。体の中でウイルスが増殖している場合もあるそうです。

檀家の少ないお寺ですが、突然死を遂げる人があまりに続いているので、おかしいと思っています。

ワクチンを打ってしまった皆様、くれぐれもお気をつけて、このブログでも、ワクチンの害を排毒する方法も、紹介しましたので、参考になさってください。

世界の国々の弱体化を狙い、倒産した会社やビルやホテルを日本でも随分買われてしまったようです。

人の不幸をエサにして、太っていく一握りの人々や企業がいるのです。気をつけようのないことに近いですが、せめて自分の体には注意と責任をお持ちくださいますよう。

一度の命です。なるべく老衰で、この世の命を閉じれたら嬉しいですね。

タローは生きています。

 

 

 


猫のお留守番

2024-10-13 18:10:11 | Weblog

10月13日(日)晴れ【大本山總持寺随喜】

今日は、大本山總持寺に行って参りました。このところ、大本山永平寺にも先月は随喜しましたし、この時期はなかなか忙しいです。尼僧団から焼香師を勤める尼僧がいますと、随喜させていただくことになります。

しかし、一晩どまりの「おでかけ」となりますと、猫ちゃんたちも何となくそれを察知するようです。永平寺に出かけるときも、また尼僧団の用事で、最近富山まで、一泊ででかけることがありました。

出かける前の晩になりましたら、いつもは別に寝ているルナちゃんがすっと、私のお布団に入ってきますので、驚きます。出かけることを察知しているとしか思えません。

やはり一日でもいないと寂しいのでしょうか。

ルナは17歳ですから、猫としては、おばあちゃんでしょう。

そんなで、今日の總持寺随喜は朝5時出発で、泊まらないで行って来ました。出かけるの?と言いたげなルナちゃんです。

猫でもいますと、一晩以上は留守にすることが難しいです。二日以上の旅行は無理ですね。


袴田さん、無罪確定

2024-10-12 15:05:42 | Weblog

10月12日(土)晴れ【袴田さん、無罪確定】

これだけは当ブログに書いておかなくてはなりません。

無罪確定です。本当に長い時間が真実を真実と認めるまでにかかってしまいました。

お姉さんのご苦労と不屈の精神、弟を信じる気持ちに、ひたすら頭が下がります。

やってもいないことの濡れ衣を長い間てしまいました。理不尽なことが行われたのです。

真犯人を逃してしまいましたね。

しかし、無罪が確定して本当によかったです。

 

「袴田巌さんの無罪確定へ、検察が控訴断念方針 判決覆すの困難と判断]

10/8(火) 15:31配信

1966年に静岡県のみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)を無罪とした再審判決について、検察当局が、控訴を断念する方針を固めたことが関係者への取材でわかった。

【なぜ死刑囚にされたのか】袴田巌さん58年後の無罪検察が控訴する権利(上訴権)を放棄するか、控訴期限の10日を過ぎれば、袴田さんの無罪が確定する。今年9月26日の再審判決は、「自白」の調書や犯行着衣とされた「5点の衣類」など三つの証拠を、捜査機関による「捏造(ねつぞう)」と認定。

一連の司法判断の中で、とりわけ捜査機関に厳しい内容だった。

関係者によると、検察内では、捏造認定に反発があり、控訴も視野に検討していた。だが、再審請求審に続き再審公判でも検察の主張が退けられ、控訴しても無罪を覆すのは困難だと判断したとみられる。