3月11日(土)晴れ【お別れの会】
東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
昨日は、「東城百合子先生と五来純先生のお別れの会」が成城ホールで開催されました。東城先生は令和2年2月22日、五来先生は、あなたと健康社の代表取締役でしたので、五来社長というほうがふさわしいかもしれませんが、令和4年3月2日にご逝去されました。コロナ禍でもあり、昨年五来社長のお別れはできませんでしたので、東城先生の三回忌と合わせまして、お別れの会を開催していただくことができ、私も末席の弟子ですが、参列させていただくことができました。
思い返せば、東城先生には、お料理教室のたびに、いつもお叱りを受ける席に座りまして、案の定いつも叱っていただきました。勿論私ばかりではなく、多くの受講生が先生に「あんた、こんなこともわからないの」「お天道さま、わかりますか」などなど、本当に生徒たちを導いてくださりたい先生の愛の鞭を頂きました。
この日は、友人の晋山式がありましたので、参列はできないかと思っていましたが、両班の配役が今日に変更されていましたので、お別れの会に出させていただくことができました。天の配剤かとさえ思いました。式典で米澤佐枝子先生の弔辞は胸を打たれました。米澤先生こそ、東城先生に誰よりも一番叱っていただいた方かもしれません。果報者といってよいでしょう。果報者の米澤先生は、ガンのために一年の命と、お医者さんに言われたのですが、手術は受けず、東城先生のもとで、自然療法、お手当、玄米食など、そしてなにより東城先生の愛の鞭の御蔭で、一年の命と言われてより40年、お元気にお料理教室の先生として、ご活躍です。
*先日、手術や西洋的な療法を受けずにガンが治るなどということを言っているのは、おかしいという論調の投稿がインターネット上にありました。おそらくお医者さんの投稿かもしれません。ガンと診断された人たちが、手術や西洋的な療法を受けずに、元気に生きている事例が本当に多くあることをご存じないのでしょう。
東城先生の御蔭で、本当に多くの人達が、体の病だけではなく、心の病も善導によって、直していただいたのです。そして「はたらく」ということ、「傍を楽にする」という働きがいかに大事か、お教えいただきました。
さらに不思議なほどまもなくご逝去された五来社長とともに、先生は、天でお働きくださっているのだと思います。あらためまして、東城先生、五来社長、有難うございました。
参列させていただけて、誠に有難いことでした。
*成城学園から帰りまして、すぐに晩の梵鐘をつきました。西の空に沈んでゆく太陽とその光背が素晴らしく上に伸びていました。カメラを取りに戻りましたら、もう御日様は沈んでしまい、皆様にその素晴らしさをお見せできないのが残念でした。ご覧になった方もいたのではないでしょうか。
お二人の花祭壇を写真に撮らせていただきましたが、公開は控えさせていただきますが、花に囲まれた中で、お二人のお写真は、微笑まれていました。