風月庵だより

猫関連の記事、老老介護の記事、仏教の学び等の記事

重曹でシンクのお掃除

2007-04-29 21:46:34 | Weblog
4月29日(日)晴れ【重曹でシンクのお掃除】

一日中机の前で仕事をしていると、飽きてきてしまいます。まして今日のように空は青空、世の中は連休、というのに、どうしても早く仕上げねばならない仕事がありますが、なかなか終わらないので、半分泣きながら取り組んでいます。でも飽きてきます。眠くもなります。

そんなときは、重曹を取り出して、台所のシンク磨きに限ります。重曹-炭酸水素ナトリウム、これは野菜を色よく茹でたいときや、オムレツにも一振り、お饅頭の皮をつくるときにもちょっと入れたりできる食品添加物です。

それをシンク磨きに使うと、ピカピカになります。排水口に黒くついてしまった黴でさえきれいに落ちてしまいます。食べても大丈夫な重曹ですから、川に流れても海に入っても、害にはならないでしょう。それに反して中性洗剤は、川や海、そしてそこに住む生物に、かなり悪影響を与えるのではないでしょうか。

重曹にはそれはありません。その上中性洗剤よりもはるかにきれいになります。ピカピカになります。皆さん、お掃除には是非重曹を活用しましょう。お風呂磨きにも使っていますが、きれいになります。お茶碗磨きにも重曹を使うと、きれいに茶渋や汚れが落ちるのをご存じですか。

重曹は薬やさんに置いてあります。お値段も安いです。

もうお使いの人も多いとは思いましたが、ちょっとお知らせを書きました。今日もゆっくりとログを書ける余裕がありませんので、お掃除情報にて失礼します。今週は連休週間、休める人も休めない人も、お気をつけてお過ごし下さい。

(「風月庵だより」は、今のところ基本的に土曜日と日曜日に管理していますので、宜しくお願いいたします。)

雨と乳母車

2007-04-28 21:45:09 | Weblog

4月28日(土)晴れのち雷雨【雨と乳母車】

或る日の仕事帰りの道で。
乳母車とそれを押す若いママに出会った。ママの服装と時間帯を考えると、ママはお仕事の帰りに、乳母車の中の坊やを保育園に迎えに行って、家路に向かうところではなかろうか。

雨の中、ママは傘を乳母車に一生懸命にかざしている。自分が濡れることには少しもかまわないで。ママは車の往来をよけながら、片手で乳母車を押し、もう一方の手で傘を差しかけ、坊やになにか声をかけながら、少し前屈みになって、急いで歩いている。

母親というものはこうして自分のことはかまわずに、子ども大事に育てるのだ、とその姿に私は心打たれた。

同じ方向のようで、バスでも一緒だった。ママは坊やを抱きしめてなにか話している。昼間会えなかった分を、取り戻すかのように、抱きしめているように見受けられた。坊やもとても嬉しそうにママにしがみついている。

今日から連休が始まる。きっとあの親子も、この休みはとても楽しく過ごすのではないかしら、などとふと窓の外に降りしきる雨を見ながら、思い出した或る日の光景だった。

皆さんは連休はどうなさいますか。私は2、3日、田舎にお墓参りに出かけます。
風月庵だよりも、もう少し仏典や禅語録についてのログを書きたいのですが、頼まれた仕事がまだ出来上がらないので、時間がとれずにすみません。どうぞ連休お出かけの方はお気をつけてお出かけ下さい。

福知山線の事故から二年

2007-04-25 23:00:19 | Weblog
4月25日(水)小雨のち上がる【福知山線の事故から二年】

福知山線の脱線事故の大惨事から二年がたった。事故に巻き込まれて命をおとされた一〇七名の方々の三回忌にあたる。ご遺族にとっては、大事な家族を失った悲しみをあらたになさったことだろう。

しかし、この事故に関して、会社側の対応はあまり釈然としたものではないようで、遺族の方々はそのことでも苦しんでいるそうである。

工学院大学の畑村洋太郎教授は「失敗学」という観点から、この事故について検討されていた。なぜこの事故が起きたのか。僅か1分20秒の遅れを取り戻そうと思うあまり、高見運転手はスピードをあげてしまったのか。このような大惨事を引き起こしてしまうほどの無理な運転をなぜしたのだろうか。

効率的であることと、経済性を優先させた会社の経営方針に、一つはあるだろう。利便性を追求するあまり、同時に裏側にある危険性を無視した会社の姿勢にも原因は求められるだろう。

この頃、私が通勤に利用している小田急線などは、毎日のように5分、10分の遅れを起こしている。代々木上原で千代田線と接続しているのであるが、今朝も3分の遅れのために、目の前の千代田線の扉は、こちらの電車がホームに入っているというのに、非情にもピタリと閉じて、走り去っていってしまった。このような目には何回も遭っている。

福知山線の事故の後、頻繁に起きているように感じているが、5分、10分の遅れに少しも動じなくなったということは、福知山線の事故が教訓となっているのかもしれない。少しぐらい遅れても、事故を起こすよりはましであろう、という考えになっているのではなかろうか。その方が乗客としてはたしかに有り難い。

それにしても福知山線の事故のとき、対向車輌や後続車輌が間近に迫っていたのを停めたのは、誰か。もし事故の知らせが入らなければ、二重、三重の大々惨事が引き起こされたであろう。

その惨事を未然に防いでくれた功労者は通りがかりの主婦であったという。畑村教授の話から、それを私は初めて知って驚いた。通りがかりの主婦が、踏切の非常ベルを押さなければ、どのような更なる惨事になっていたか、想像を絶することである。

このようなとき、当然機能しなくてはならないマニゥアルがあるだろうに、会社の人間がそれをできなかったということは、「組織運営の失敗」と畑村教授は言われていた。

これら一つ一つの失敗を検証し、次に失敗を繰り返さないようにすることが、この会社にも、また他の運輸会社にも課せられた大事な問題と言えるだろう。それをいつまでも責任転嫁し、過失を少しでも隠蔽しようというような姿勢では、事故に遭われた方々は浮かばれないであろう。

お亡くなりになられた方々のご冥福を祈らずにはおれない。高見運転手の冥福も祈ります。

吉永小百合さんの原爆詩朗読会

2007-04-22 23:37:32 | Weblog
4月22日(日)曇り【吉永小百合さんの原爆詩朗読会】

吉永小百合さんの原爆詩の朗読会が6月24日(日)、東京のオペラシティコンサートホール・タケミツメモリアルで開かれます。吉永さんの朗読会は五年振りなので、このせっかくの機会を逃さないように、当ブログの読者の皆様にお知らせしたいと思いました。

実は私の友人が吉永さんのプロダクションにいまして、チラシを送ってくれました。毎日新聞にこの記事が掲載されたそうですので、すでにご存じの方もいらっしゃるでしょうが、チラシからの詳細をご案内させていただきます。

タイトルは〈第2回チャリティコンサート・朗読会 「第二楽章ヒロシマ・ナガサキ・沖縄」~平和への願いをこめて~〉です。

構成の[第1部]は、原爆詩朗読〈・序・ヒロシマの空・生ましめんかな・帰り来ぬ夏の思い・慟哭/他〉音楽は作曲家でピアニストの大島ミチルさんが担当。


[第2部]は野坂昭如さん作の戦争童話、「ウミガメと少年」を朗読。音楽は石垣島出身の大島保克さん歌は夏川りみさん

日時:6月24日(日)14:00開場  14:30開演
会場:東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル(京王線「初台駅」と直結しています)
出演者:吉永小百合/ 大島ミチル/ 夏川りみ/ 大島保克 /武川雅寛/ 吉川忠英 /ひばり児童合唱団  司会:斉藤ともこ

チケット料金:S:¥8,000 A:¥6,000 B:¥3,000
チケットのご予約東京オペラシティチケットセンター TEL03-5353-9999

主催:第二楽章を語り継ぐ会  協力:ビクターエンタテインメント(株)

このチャリティコンサート・朗読会の収益金は、ヒロシマ平和記念資料館・ピースウィング長崎・ひめゆり平和祈念資料館・対馬丸記念館等に寄付されるそうです。

この機会に吉永小百合さんの朗読をお聴きになりたい方は、切符が売り切れないうちにお早めに、オペラシティチケットセンターにお申し込み下さい。

6月23日は沖縄慰霊の日ですが、その翌日にこの会は開かれます。吉永さんは山田洋次監督の映画「母べえ」の撮影に5月まで入っていて、日程的に6月の朗読会の開催は大変なのではと思いました。しかし「沖縄のことも東京でぜひ伝えたい」という吉永さんの思いが、沖縄慰霊の日に合わせて、大変であっても6月24日を選ばれたのではなかろうかと、私は思いました。

核廃絶を訴え続けていた長崎の伊藤一長市長さんが、先日凶弾に倒れてしまいました。この地球上には、核兵器の問題、銃の規制の問題、平和を脅かす問題が山積しています。平和を願う思いを、吉永さんの朗読会に足を運ぶことで、私たちの願いも表したいと思います。

そして吉永さんも願うように、苦しんで亡くなっていった方々の思いに耳を傾け、鎭魂の祈りと、悲劇を繰り返さない願いを届けたいと思います。

皆さん、平和への静かなる熱い願いを語り続ける、吉永小百合さんのチャリティコンサート・朗読会に参加致しましょう。

*沖縄は第二次世界大戦中、日本で唯一住民を巻き込んだ地上戦が展開された。沖縄戦での犠牲者は日米の軍人と住民合わせて二十三万人余りにもなった。その沖縄戦の終わった日とされるのが、当時の沖縄守備軍(第32軍)の最高司令官だった牛島満中将が自決した日、一九四五年六月二十三日。

高校生との道での語らい

2007-04-21 23:26:01 | Weblog
4月21日(土)晴れ【高校生との道での語らい】

今日は高校の同期会があり、新宿に出かけてきた。還暦になった記念の会である。歳をとるほどに若い時の友人達と会うことは面白くなる。今日はその話を書くよりも、新宿の道で出会った高校生たちとのちょっとしたふれあいを、一言書いておきたい。

私が歩いていく前を6、7人の高校生が横一列に歩いていた。その中の一人が私に気づいて道を空けてくれた。「ありがとう」と挨拶をすると、人なつこそうに「どこに行くんですか」と聞いてきた。「高校の同期会にいくの」還暦記念の集まりなのよ、と付け加えた。

「どこの高校ですか」と尋ねられたので、出身校の名を言い、彼らの高校も尋ね返した。「X大付嘱のY高校です」と一人が答えてくれた。「有名な高校ね」と私が言ったら、X大ですから、と卑下するように言うので、「よい大学よ。誇りを持ってよ」と私は言った。大学のランク付けの愚かしさに、彼等が毒されることはあまりに惜しい。「自分たちの大学を、よい大学にするのは、君たち自身なのよ」と私は言った。

「あの聞いていいですか」横断歩道を渡りながら、一人が言った。何?とその声の子の方に顔を向けると、「いつお坊さんになったんですか」との質問。「35歳よ」と答えると、「25年間やってるんですか。結構長いですね」などとコメントをつけてくれた。

こうして気楽に話しかけてくれる高校生は、割合に少ないかもしれない。こんな風に話す縁は一度かもしれない。別れ際に何か言いたいのが、お節介おばさんの私であるから、思いついた言葉を言った。それはよい人生とは、についての一言メッセージ。

高校生達は、復唱してくれた。そして「有り難う」と言ってくれた。なんと言ったかは内緒です。照れますので。彼等達へのメッセージとさせてください。しかし、年長者が若者たちに何かメッセージを残して、消えていけたらいいな、と私は思っている。

本当に一期一会の縁かもしれないが、素直に反応してくれる彼等に会えて嬉しかった。彼等の歳と同じ、高校生時代に出会った、それこそ四十年以上昔に知り合った、友人達との会に向かう道での、ほんのひとときのふれあいの話でした。

*「よい人生」という表現は、善悪の二元に分別するので、禅の立場からは過ちではなかろうか、とご心配下さる人もあるかもしれません。「よい人生」とはの後に続くメセージは、分別をしない世界の話ですのでご安心下さい。分かりづらいよりも、高校生に理解しやすいほうの表現を大事にしました。

お詫び

2007-04-17 21:01:49 | Weblog
4月17日(火)雨【お詫び】

今日は奥山貴宏さんという人の三回忌である。彼は若くして癌のために命を落とされた。この方の著書によって、私は初めてブログという言葉を知った。そのお陰で私もブログをはじめたといえる。

始めるとき、一年だけ書き続けてみよう、と目標を立てた。お陰で目標の一年以上書き続けられた。今日は奥山さんに手向けの香を差しあげた。

しかし、まめなブロガーであった奥山さんに比べ、こちらのほうはようやくパソコンのキーを叩いているような次第で、なかなかログを書けないので、恐縮している。またこのところどうしても頼まれた仕事があり、それを仕上げなくてはならないので、二週間ほど「風月庵だより」は休みますが、ご訪問くださる方にはお許しを。

まめなブロガーであった奥山青年の冥福を祈りつつ。今日、不思議にも山形に旅行に来ているという友人から電話が入った。山形は奥山青年のたしか故郷ではなかろうか。山形からの電話など私にとっては初めてのことだが、たまたま奥山青年の命日である。こういうこともあるものなのだ、あらためて不思議な気がした。

人生はおろそかにはできないものだ。


*米バージニア工科大学で32名もの多くの学生や教授が銃弾に倒れた。また日本でも長崎の伊藤一長市長が銃撃され亡くなられた(18日未明)。言葉が無い。

三つ児の魂百までも

2007-04-08 23:00:23 | Weblog
4月8日(日)晴れ【三つ児の魂百までも】

今日はお釈迦様の生誕の日とされている。あちこちのお寺で、花祭りが催されていることであろう。幼い子供たちは、あまり深い意味は分からなくても、小さなお仏像に甘茶をかけたことは、長じても覚えているのではなかろうか。

さて、今日お伺いしたお家の法事で、感心してしまったことがある。その家の人々と共に法事のお勤めをすませて、法話をさせて貰う前に、皆さんにご挨拶をしたところ、3才になるという坊やが、合掌してご挨拶を返してくれた。他の人々は頭をさげただけであったので、坊やだけが、合掌低頭してくれたことになる。

後で聞いたところ、お寺の付囑の保育園に通っているのだという。私が仏名をお唱えしているときも、一緒に「ナムー(南無)、ナムー(南無)」とお唱えしてくれていたのだという。

深い意味は分からなくても、反射的に仕草で表されるほど、日常生活から身に付いている合掌や南無のお唱えごとは、素晴らしく熏習されていると言えるだろう。坊やの人生にもきっとよい影響があるのではなかろうか、と将来のことまで考えてしまう。しかしまだ分からない将来のことよりも、現に今、坊やには合掌する素直な心がある。そしてその坊やの姿を見て、周りの大人たちがどんなにか清々しい波動を貰ったことだろうか。

仏教に限らず、幼い子どもの手を合わせる姿ほど、美しい姿はないとさえ言えよう。まさに三歳の時の、この姿、百歳までも持ち続けて欲しい。三つ児の魂百までも。

筆子その愛ー天使のピアノ

2007-04-07 23:46:50 | Weblog
4月7日(土)晴れ【筆子その愛-天使のピアノ】

『筆子その愛-天使のピアノ』は現代ぷろだくしょんの製作による映画です。石井筆子さんという障害児教育に命を捧げた方の物語です。筆子さんは幕末時代長崎大村藩の藩士の娘として生まれました。

日本初の女子留学生として津田梅子とともに、19歳でヨーロッパに渡りました。帰国後結婚をしますが、知的障害の娘を抱えて苦難の道を歩きます。日本で初めて知的障害児の施設「滝乃川学園」を創始した石井亮一と再婚し(はじめの方は病死)、共に障害児教育に取り組みました。

筆子さんを演じるのは、常盤貴子さん、夫の亮一さんを演じるのは歌舞伎の市川笑也さん、他に加藤剛さん、小倉一郎さん等であり、ナレーターは市原悦子さんです。後ほど上映場所と上映日を書き添えますので、是非皆さん足をお運び下さい。

実は私はまだ観ていませんが、早くに知っていれば、その日は観に行かれたのに、という方もいるのではないかと思い、上映日と上映場所を今日のログでお知らせします。

現代ぷろだくしょんの映画は、常に現代の私たちに、人生において何が大事かを、問いかけ続けてくれている作品ばかりです。私の記憶に鮮明に残っているのは、『春男の翔んだ空』(昭和53年作品、監督・脚本山田典吾、制作山田火砂子)です。これは永六輔さんが、特殊学級の教師野杉春男を演じました。

また『死線を越えて-賀川豊彦物語』(昭和63年作品、監督山田典吾監督、制作山田火砂子、脚本高田宏治・山田典吾)は、お寺の信徒のご婦人10名程を引きつれて、上野の映画館に観に行きましたので、印象的に覚えています。賀川豊彦さんはスラム街の人々のために生涯を捧げたキリスト者です。「おカネより尊きものは……」と題して製作の火砂子さんが巻頭文をプログラムに書いています。(たまたま本棚を見たら、何年も前のこのパンフレットが出てきたので、驚きました)

「賀川先生は、子供達に字を教え、医者を捜し、貰い子殺しにされる赤ん坊を助け、暴漢や酔っぱらいに、何度も殴られたりの日々の中で、他人が欲しいと言えば「くれるキチガイ」とあだ名される程、自分のものはすべてあげた。貧困ゆえに身も心もボロボロになってしまった人々と共に住み、共に生きて、愛のある生き方を実践し、人間の尊厳の為に戦った。」*貰い子殺し:生まれたての赤ん坊を、養育費付きでもらい、赤ん坊はわざと飢え死にさせる。

人間にとって大事なことは何か、それはキリスト教的に言えば愛の実践でしょう。仏教的に言えば慈悲の実践でしょう。慈悲というと少し偉そうに聞こえるかもしれませんが、決してそうではありません。

賀川先生も筆子さんも献身的に、生涯を他の為に捧げました。全ての人がそのようにはできませんが、私もできませんが、このような方々の生き様を描いた映画を観せて頂き、そこからそれぞれが教えられるものがあると思います。万分の一なりと学びたいと思います。

他の娯楽映画とは異なり、このような映画は製作も大変ですから、是非この映画を観に、皆さん足を運んでくださいませんか

話は異なりますが、知的障害の少年が母親に放置されて餓死していた、という報道を昨日耳にしました。餓死とはなんとも哀れです。社会の問題としても、行政が動けないものでしょうか。明日は都知事選、弱者にも目の向けられる人を、選挙する責任が、それぞれの一票にかかっています。

たまたま渋谷で、中山千夏さんの応援演説を聞きました。知事になる人は勿論のこと、周りで見張ったり、アドバイスできる人が、どのような人々であるかも大事な選択の条件ではなかろうかと、ふと思いました。明日、都知事選の結果はどのようにでるでしょうか。私は、もう今日投票してきました。

*『筆子その愛ー天使のピアノ』上映場所及び上映日程
4/13(金)なかのZERO視聴覚ホール(14:00,16:30,19:00)JR中野駅南口徒歩7分
4/13(金)西国分寺いずみホール(14:00,18:00)JR西国分寺駅前
4/14(土)お茶の水クリスチャンセンター8Fチャペル(14:00,18:00)JRお茶の水駅お茶の水橋口徒歩1分
4/21(土)東村山市立中央公民館(10:30,14:00)西武新宿線東村山駅東口徒歩3分
4/25(水)八王子市芸術文化会館いちょうホール(開場13:30,開映14:00)JR八王子駅                                 北口徒歩10分
4/28(土)立川市女性総合センタ-アイム(10:30,14:00)JR立川駅北口徒歩3分
5/3(木)小平市民文化会館ルネこだいら中ホール(10:30,14:00)西武新宿線小平駅南口                              徒歩3分
5/5(土)ムーブ町屋ムーブホール(9:45,12:15,14:30)町屋駅徒歩1分センターまちや3F
5/11(金)なかの芸能小劇場(14:00)JR中野駅北口徒歩5分
5/19(土)お茶の水クリスチャンセンター8Fチャペル(18:30)JRお茶の水駅お茶                                の水橋口徒歩1分
5/22(火)なかの芸能小劇場(14:00)JR中野駅北口徒歩5分
5/25(金)なかのZERO視聴覚ホール(14:00,18:30)JR中野駅南口徒歩7分
6/1(金)なかのZERO視聴覚ホール(10:00、14:00,18:30)JR中野駅南口徒歩7分
6/15(金)なかの芸能小劇場(14:00)JR中野駅南口徒歩7分
6/16(土)杜のホールはしもと 8階多目的ホール(11:00,14:00)JR橋本駅下車すぐ

*現代ぷろだくしょん:TEL03-3371-3925,FAX03-3364-3218、http://www.gendaipro.com
前売り券:チケットぴあ(Pコード:476-996)、現代ぷろだくしょん(TELまたはFAXにてお尋ね下さい)

能登半島地震について

2007-04-01 22:33:54 | Weblog
4月1日(日)花曇り【能登半島地震について】

今年の桜は咲いたと思う間もなく散る感じが、私はしていますがいかがでしょう。先週、駒込にある六義園に、しだれ桜を観に行ったところ、まだ三分咲きでした。今日、駒沢公園の桜を観に行きましたら、はや黄緑の葉が少しづつ見えていました。

時々に風が吹いてはらはらと散ってさえいました。桜は咲いている姿も美しいですが、はらはらと散りゆく姿にはなんともいえない風情があります。その桜の花びらの中を歩くと、通り過ぎた時の流れが、ひとしお愛おしく感じられるような気がします。

ところで先週の日曜日には能登半島地震が発生し、その後も余震が続いているようです。現地の皆さんにとって、今年は桜見物どころではないことでしょう。

郵便局でも被災地への災害義援金を受け付けています。日本赤十字社などで受け付けていますので、参考までに数カ所の宛先を書いておきます。郵便振替など送金手数料は無料です。

(郵便局が民営化されると、このような災害の折りの無料送金サービスはどのようなことになるのでしょう。気になります。小泉さんはこのような義援金を送られたことがおありでしょうから、きっとご一考してくださっていることとは思いますが。)

郵便振替口座番号
日本赤十字社 石川県支部 00780-1-3(通信欄に「能登半島地震と記載)
石川県災害対策本部    00730-4-7700
能登半島地震輪島市義援金  00770-8-7720
志賀町災害対策本部     00710-2-7740
穴水町災害対策本部     00740-6-7750
社会福祉法人石川県共同募金会 00780-6-320(通信欄に「能登半島地震」と記載)
七尾市災害対策本部     00760-3-7760
中能登町災害対策本部    00760-6-7800
能登町災害対策本部     00700-7-7780

私は全くの貧者の一燈ですが、郵便局ではたとえ些少でも、受け付けてもらえます。しかし日本列島は地震列島ですから、明日は本当に我が身かもしれません。また原子力発電所が被害に遭うようなことになったら、どのような惨事が起きてしまうかわかりません。

今日、私は、御陰様で、桜を愛でることができました。皆さんも今週は名残の桜見物、お楽しみを。

*六義園に行ったのは先々週でした。桜の散るのを早く感じていましたが、実は時の流れを早いと感じる余裕もなく、時は過ぎていました。(4月2日補記)