1月29日(金)曇り、雪が降りそうな天気【あさが来た を観て】
NHKの朝ドラ「あさが来た」を観ました。渋沢栄一の役を、三宅裕司さんが演じていました。
感心した言葉がありました。「お金は扱う人の器の大きさに従って動く」
心がけるべきこととして「人間をつくること、誠実な人材をつくること」
当たり前のことではありますが、この当たり前のことを得心することは別の問題です。お金の扱い方も。他を生かすことに使われなければ意味がないでしょう。ただ資本家を肥やし、会社をもうけさせるだけでは意味がないでしょう。また誠実な人間をつくることは、つくづく大事な事だと思います。その逆に、人間の不誠実な面と応対しなければならない経験をしますと、人間の誠実は、いかに宝物であるか身に沁みてわかります。(不誠実な人間とか、誠実な人間とかいう表現は厳密にいうと間違いでしょう。どの人にも不誠実になる可能性も、誠実になる可能性があるのですから。)
話は違いますが、三宅さんとは、若いころに大江戸新喜劇という劇団で、一度だけ私がプロデゥーサーをさせてもらって、一緒に公演したことがあります。その頃私は無知で誠実でなかったので、あまりよいプロデゥーサーではありませんでした。今ならば、もう少しましなプロデゥーサーを務められるかもしれません。
何事も学びです。もともと誠実な面ばかりの人であれば、学ぶ必要はないでしょう。そうでない人はその点について、自らを反省し、学べばよいのだ、と思います。決して諦めることはありませんが、自らの不誠実が見えなければ、残念ながら、誠実を学ぶことはできませんが。
テレビも時々楽しんでいますが、学ぶべき言葉が散りばめられていますね。以前炬燵のことをなまくら箱といいましたが、テレビも気をつけませんと、なまくら箱になってしまいますが、気を付けて楽しめば魔法の小箱です。
(今日は雪が降りそうで、外猫たちが心配でしたので、見に行きました"3階建の猫小屋"の2階は左に写っているハッピーの寝床になっていたのですが、今日は、3階の子猫のミーちゃんとママが占領しています。ハッピーはどこかと心配しましたら、3階に通じる穴から垂らしておいたタオルの後ろに狭いのを我慢するように寝ていました。ハッピーは後から仲間に入れてもらったので、遠慮することを知っているのでしょうか。猫にも礼儀があると感心してしまいました。もしかしたら、礼儀よりもハッピーの優しさかもしれません。)