風月庵だより

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今日の奇跡 

2024-09-23 20:35:07 | Weblog

9月23日(月)晴れ後曇り後雨【今日の奇跡】

今日はお一人の檀家さんを、お見送りさせていただきました。

その方の引導法語をつくるにあたって、ご遺族の娘さんに、お母さまの人生や性格などをお聞きしました。しかし、意外とお子さんたちは親御さんの人生について、あまり知らないということをいつも経験しています。

広島の高校を卒業したと思います、たしか桜のつく商業高校だと思うのですが、とお聞きしたので、インターネットで調べてみましたが、該当する高校名がありませんでした。

さて、最後にお別れでお棺に御花入れをするときになりました。

弟さんが、一枚の写真をお棺の中に入れてくれました。それは、故人が高校時代の写真です。数えれば70年前の女子高生で、セーラー服を着ている写真です。

その時、葬儀社のスタッフの女性が、「私の先輩です、この方は」と驚きの声をあげました。

「この制服は桜水商業高校の制服です。」

この方も広島のご出身化と思いましたが、東京だそうです。たしか広島の高校と、娘さんは言っていましたが?

この方も言葉を聞いて、高校の途中から東京に転校した、と、言われていたことを娘さんも思い出し、故人の弟さんも、そうです、と言われたのです。

故人の出身高校が、お棺の蓋を閉じる寸前にわかったという、今日の偶然の不思議ともいえるお話を披露させていただきました。(個人のお名前は書きませんので、プライバシー問題には抵触しないと思いますので披露させていただきました。なお、この高校は今は合併して都立杉並総合高校となっているようです。)

(猫の親娘です。)


色即是空を考える

2024-09-21 15:09:04 | Weblog

9月21日(土)曇り【色即是空を考える】

今日は、少し曇りがちで多少暑さをしのげる感じがします。朝もお彼岸でお参りの方が多かったです。法事の方々も楽な感じでよかったです。

さて、この頃つくづく『般若心経』は素晴らしいと思っています。『般若心経』に関する本は、数えたら40冊近くありました。ほとんど読んでいますが、頭で読んでいました。と思います。心底読んでいなかった。

色はすべての形ある物質や現象、この体も色で、これは理解しやすいです。

空の理解が、というよりも説明が難しすぎる。サンスクリット語で(シューンヤ サンスクリット語のスペリングの表記ができないので失礼)は、「恒常的な実体がない」と説明されます。

どうもピンとこない、しかし、空を縁起と訳されたら、よくわかりました。

もっとくだいていえば、例えば、人間の体も食べ物や諸々の縁でできている、「色」であるこの体は、「空」なくして存在しえない。

こんな風に理解したら、私は色即是空を納得したというだけのことです。当たり前のことで恐縮ですが、ちょっと一筆。

(中秋の名月でした。この写真を見て、友人は、龍のしっぽがお月様をかこっているようだ、と言っていました。)

(これは二人の天人がお月様の周りを踊っているような感じとも見えました。やはりお月様と雲の競演は素敵です。)


なぜウクライナとロシアの戦争は切りがつかないのか

2024-09-17 10:57:37 | Weblog

9月17日(火)晴れ【なぜウクライナとロシアの戦争は切りがつかないのか】

なぜ戦争が収まらないのか。停戦協定をそろそろ結んでは良いのではないか。誰しもそれを望んでいるのではないか。プーチンが悪いのか、ウクライナのゼレンスキーが諦めが悪いのか。それを知りたいものと思わない人はいないだろう。

それを知りたいと思い、インターネットの中に次のような世界経済ジャーナリストである人のYouTubeを見つけましたので、紹介しておきます。戦争が始まったころ、オーストリア人の友人が「ゼレンスキーはユ〇〇人よ」といった言葉を思い出しました。

そんな簡単なことではなかったですね。

伊藤貫さんのYouTubeを一応ご紹介しておきます。

 

 

 


ご無沙汰しています

2024-09-16 11:54:19 | Weblog

9月16日(月)曇り【ご無沙汰しています】

このところ、仕事が詰まっていまして、記事のアップが全くできず、ご訪問の方には申し訳ありません。

昨日は青い空に白い雲の美しい空でした。このところ秋の空が続いていました。しかし、暑かったです。

本日は昨夜来の雨と、曇り空で、ようやく、涼しいと言える日です。

やらねばならない仕事をつとめつつ、バテていたという状態です。皆様はいかがですか。

先週の月、火と、富山に行って参りました。たまたま止まったホテルが、どうも中国の方の経営になっているようで、従業員の方方も中国の人でした。北海道は、随分中国人の経営になってしまっていると聞いていますが、富山の奥の方まで、そうなのかと驚きました。

日本は不況時代を迎えています。経営不振のホテルがおおく熱海なども中国人経営になっているようです。

リーマンショックを支えたのも、日本だったということや、アメリカに、おそらくごくわずかのアメリカ人に利権を握られていて、日本人が汗水たらして働き、払っている高い税金を、アメリカに吸い取られている、言うままになっている政府、政治家の恐ろしさ。

今でも忘れられないのは、中川昭一さんの酩酊会見ですが、両脇に日本人が控えていたにもかかわらず、その会見にストップを入れなかったこと。この二人は財務省と日銀の人だそうですね。彼らにはめられたのでしょうか。日本の独立を声に出していた中川代議士は、アメリカにとって邪魔な人間だったのでしょう。

ところで、ワクチンを打った後に、めまいや耳鳴りを経験している方はいませんか。檀家さんで、てんかんと診断されましたが、お亡くなりになってしまった方がいます。私の友人も最近ひどいめまいが起きるようになり、メニエール病と言われています。ワクチンの副反応かもしれませんので、皆さん、お気を付けください。


敗戦国の自覚2

2024-08-27 18:10:19 | Weblog

8月27日(火)雨【敗戦国の自覚2】

台風接近の不穏な天気です。しかし、こちらは朝は青空がみえました。今は雨です。

このところ仕事が多く、パソコンを開くと眠気のほうがひどく、記事を書ききれませんでした。

敗戦国日本、とは。不穏なタイトルですが、この頃そのように自覚することが実に多いです。

福島の原発も、アメリカで売れなかった炉を、日本が買わされ、さらにその工事は、アメリカが請け負って工事をしたとのこと。ハリケーンや台風の影響の多いアメリカの施工なので、電気系統は地下に配備されたことによって、原発事故の後始末も、うまくまわらなかった、と関係者の方が今になって公表なさっていますね。

過ぎたことは言うな、という意見もありますが、間もなく消えていく人間としては、日本の将来を少なからず気にかけています。

かつてベトナム戦争で、枯葉剤として使われた除草剤(例ラウンドアップ)を許可しているのは、日本だけのようです。ヨーロッパ諸国では奇形の心配のある除草剤として輸入禁止になっている除草剤です。

近所の農家の人が、これは政府が認めている除草剤だから、住職、心配することはないよ、と言っていた言葉を思い出します。

農薬だらけの小麦や、遺伝子組み換えの農産物(大豆やトウモロコシ等)を否応なく買わされ、日本自国の農産物の生産は益々縮小せざるを得ない状況が生み出されている現況。最近、小麦でも(国内生産)という怪しい表現、(国内産)ではない。

パンや小麦製品を食べれば食べるほど体が蝕まれていく状況。(これはまた別な話ですが、世界の中で、日本は癌患者の割合が多いのです。)

種子法や種苗法というのも、日本古来の種や苗を簡単には販売できないのだそうですね。

郵便局もアメリカ資本に入り込まれ、随分吸い上げられているようです。あのアヒルちゃんもその象徴でしょう。

なぜイタリアやドイツは戦後の地位協定は破棄されているのに、日本だけがいまだ強く残っているのでしょうか。思うに、日本人はお人よしだし、働き者で吸い上げるだけのうまみがあるからでしょう。

今、若者たちは、低賃金で結婚に踏み切れない人が多いと聞きます。結婚しないのは、それだけではないでしょうが、本当に政治家にきちんと目を開いてみてほしい。暗殺されない程度の抵抗をすべきです。

若者たちの眼を、強烈なダンスとか、歌とか、甘い世界に引きずり込むのだけではなく、堅実な生き方の素晴らしさを伝えていくことが、大人たちの役割ではないでしょうか。間もなく命を終えていく者たちの、勤めではないでしょうか。

しかし、アメリカではなく、中国やロシアでしたら、今頃日本人は奴隷扱いでしたでしょうから、まだよい方かもしれません。いずれにしても、そんな中、こんな中での平和ですが、この今の日本の平和の状況を有難く生きています。(しかし、いつ中国に日本の領土を奪われるかはわかりませんよ。)


敗戦国の自覚

2024-08-24 22:03:28 | Weblog

8月24日(土)台風の雨と雷【敗戦国の自覚】

本日でこの教区のお盆の施食会は全て終わりました。今年の夏は、暑すぎました。去年も暑かったですが。

さあ、来年はいかがでしょうか。本州は亜熱帯化していますね。私が住職をしているお寺は、3年前からお施食会は5月に変更させていただきました。熱中症で具合が悪くなった人がいましたので、思い切って変更させてもらってよかったです。

(20日の満月です。)

なかなかまん丸に写せませんが、幻想的なお月さまでした。

敗戦国日本の自覚を書きたかったですが、友人の相談で、長電話をしていましたので、気力がなくなってしまいました。二匹の猫がパソコンの前と横で寝ています。私も今夜は日記をつけたら寝させていただきましょう。

おやすみなさい。

 

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灼熱の中

2024-08-10 14:06:56 | Weblog

8月10日(土)晴れ【灼熱の中】

8月6日と8月9日は、日本にとっては忘れられない日です。4000度という灼熱の中で、焼かれてしまった人々や一切の動物・植物に掌を合わします。

今年は広島では、イスラエルの大使が参列したことで、会場の外では、イスラエルの参列に対して反対する市民の人たちのデモが行われました。

長崎では、イスラエルを招待しなかったことで、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、カナダ、イタリアの日本を除くG7の国々の大使も参列しませんでした。でもデモはなかったでしょう。

本当に是非は分かりません。私は個人的には、イスラエルに対して、反対です。小学校の先生になることが夢だった少女は両眼を失明しました。命を落とした子供も数知れず。勿論子供だけではありませんが。ハマスを根こそぎにしたくても、イスラエルの暴挙を経験した子供たちが成長して、ハマスのようになることは想像に難くありません。

裕福なユダヤの人々(武器商人や、製薬会社や、金融投資を操る人々のバックアップのある民族)と、ほとんど貧しいパレスチナの人々と、この戦いは、地球が人類が住めない状態になるまで、永遠に繰り返されることでしょう。

敗戦国日本も、表面は平和に見えます。裏のことはわかりません。日米地位協定がある限り、影で操られています。しかし、アメリカの駐留がまったくなくなった時、中国、北朝鮮に襲われることは目に見えています。

今でも静かに中国には、じわじわと侵略されています。

表面、平和な日本で、今日一日の平安に感謝して一日を終わります。

お盆の棚経を、依頼のあるお家だけまわりますが、暑いので大変です。でも各お家の先祖供養をしっかりとさせてもらえるのは、この時が一番と思いますので、頑張ります。しかし、暑いですね。わずか40度以下にうだっている現代の私です。

皆様、お気をつけてお暮しくださいませ。


突然の大雨 梅の天日干し

2024-07-31 20:48:30 | Weblog

7月31日(水)晴れ、曇り、大雨、雷、【突然の大雨 梅の天日干し】

梅を干しているので、空の様子が気になっていたのですが、丁度、ピンポーンと来訪者。

応対しているうちに、雨、大変!挨拶もそこそこにベランダに直行して、すぐに中に取り込みました。しかし、梅酢の中には、雨が落ちているのが見えていました。

私は夜干しをする勇気はありません。

今年は、ほんの少しだけ漬けました。お寺の境内の梅の木から、たくさんの梅がとれましたが、私自身は少しだけ漬けました。

ウイルスに抵抗するにも、梅干しが強い味方ですね。今年の梅は色があまりよくありません。紫蘇をケチりました。自家製紫蘇を使おうと思いましたが、やめたことによります。理由は、秘密です。


抗がん剤は毒薬

2024-07-29 12:03:46 | Weblog

7月29日(月)晴れ【抗がん剤は毒薬】

今月は、あまりに仏事が多く、ようやく今日は一日、自由な日です。ようやく梅干しの天日干しをしました。

さて、日本人の死因として、上位の癌ですが、抗がん剤によって、かえってダメになってはいないでしょうか。あまりにそのように考えられ、お亡くなりになる檀家さんが多いのです、そう考えざるをえません。

実は今日も先ほど、癌の手術をしました、という檀家さんが、入院していたのでご無沙汰していましたので、と言われて、顔を出してくれました。まだ抗がん剤は使わなくてよい段階と言われたというので、それはよかったですね、と言ったところです。

抗がん剤の多くは、毒薬だとまで言われているお医者さんもいます。劇薬とさえ言っています。

今、2人に一人が癌になると言われています。そのうちの3人に一人がお亡くなりになるということです。

抗がん剤は体重1キログラムに対して、20ミリグラムから30ミリグラム摂取するだけで、毒薬効果がでて死に至らしめる、のだそうです。

体重に応じた量を常にみないといけないでしょう。癌になりますとかなり痩せますので、その体重に見合った量が、もし抗がん剤を使うとしたら大切な配慮でしょう。

檀家さんで、大腸がんの手術をした後、間質性肺炎になってしまいまして、という人がいます。

ある抗がん剤の副作用を知りましたら、その中に間質性肺炎、がありました。その方はそれが抗がん剤による副作用だとはご存じないでしょう。

脳梗塞や心筋梗塞、急性腎障害などなど重大な病を引き起こす副作用があるようです。正常な細胞も壊されてしまう、ということはよく聞いていますが、副作用が怖いのですね。
なぜそのような毒薬に近い薬を治療に使うのでしょうか。

最近お亡くなりの檀家さんも、ドクターに「もう使える抗がん剤はありません」と言われた、と言っていましたが、いろいろな抗がん剤を使われて、かえって体が悲鳴を上げてしまったのではないでしょうか。

手術する前の方が、お元気でしたし、結果論になってしまいますが、お亡くなりになってしまうよりは、手術しないで、食事療法とか、自然療法とか、代替治療の数々を試してみた方が、この体を維持できたのではないかと、思ってしまいます。

ご訪問の皆様、誰にでも癌になる可能性はあります。勿論私にもあるでしょう。もしどこかの細胞が癌になったとしても、私は、食事療法などの自然療法を迷わずにするつもりです。

私は50年以上このことを学んできていますので、ゆるぎないものがありますが、皆さんの中には、不安もあるでしょう。ならないように心がけてくださることが一番です。このブログにも、癌にならないように気を付けていただきたいことを7月14日の「人は死なない」という記事にも書いています。ほかにも時々書いています。

皆さん、老衰で、この世の命の幕を閉じましょう。老衰で死のう会、のメンバーになりましょう。

今日も暑いですがお大事に。

 


抗がん剤と表情の変化について

2024-07-24 20:21:26 | Weblog

7月24日(水)朝のうち晴れ、一時大雨と雷、後雨あがる【抗がん剤と表情の変化について】

今日は、ご葬儀でした。あまりに癌でお亡くなりになる人が、日本は多いようです。いかにしたら癌にかからないか、何回かこのブログでも対策について書かせてもらっていますので、今日は抗がん剤使用の後の顔の表情について、私見を述べさせていただきたい。

先ず、抗がん剤は、癌細胞だけではなく、正常細胞も攻撃されてしまう、ということは、皆さんよくご存じだと思います。

それで抗がん剤治療は受けずに放射線治療だけ受けているという方も、檀家さんの中にはいます。

抗がん剤治療を受けた後、顔の表情が癌特有の精気を奪われた表情に変わってしまった方は、私の経験では、まことに残念ながら、先があまり無い方がほとんどでした。

自分は癌なんです、抗ガン治療も受けました、という方で、言われなければ、全くわからない方もいます。このような方の場合は、その人に使用された抗がん剤が、その人の体質に合っている、と言えるのでは、と思います。先日も、今プールからの帰りです、という方が、抗ガン治療はもうしていませんが、手術を受けて抗がん剤治療ももう受け終わりました、と言っていました。

抗がん剤治療をはじめて、表情が変わってしまったら、その抗がん剤は、その人には不適ということで、すぐにやめた方がよいのではないでしょうか。

抗がん剤も、いろいろとあるようです。よく医師の方と連携して、表情が変化しない抗がん剤を使ってもらうように、したらよいのではないでしょうか。

癌に罹ってしまった方達、どうぞ慎重に抗がん剤とおつきあいくださいますよう。

抗がん剤は正常細胞もやられてしまうことも念頭に入れておいてください。

どのみちダメならば、どうぞ、なにか代替治療を試みてください。多くの方々は、いわゆる西洋医学を信じていますから、いくら私が玄米菜食がよいと言っても聞く耳を持たないでしょうが、聞く耳をお持ちください。この体は食物で動いています。食べ物こそ、体を支え、一方、癌細胞も作ってしまうのです。

皆さん、老衰で、この世から消えていきましょう。