12月29日(木)曇り【平和の願い】
真珠湾攻撃の区切りがやっと、できたという思いを多くの方々も持ったのではないでしょうか。宣戦布告なしの奇襲攻撃は、国際法上恥ずかしい行為で、日本の武士道には恥じる戦法でした。
たまたまこの日が誕生日の私には、この日が特に気になっていましたが、やはりよかった、という思いが強いです。私は自民党も民進党もどちらが国を引っ張っていくのに適しているかわかりませんが、自民党政権でなければ、このことはありえなかったであろうと思いました。
対アメリカとの戦後の一区切りはついた感じがしました。若いころ、何もわからずに「アメリカ帝国主義」という言葉を聞いていましたが、最後まで何が正しいか間違っているか、本当に多くのことはわかりません。
対中国や対韓国については、全くわかりません。日本の戦時中の暴挙は中国と韓国の政情不安定をカモフラージュするために、数百年は利用され続けるのではないかと危惧しています。
今、ラビン首相のお孫さんが書いた『悲しみと希望』(石坂 廬訳)という本を時々読んでいますが、パレスチナ問題は、地球が存在、もしくは人類が滅亡するまで続くのではないかと思ってしまうほどの不毛の問題のようにさえ感じてしまいます。シリアの内戦や、教えを曲解したグループのテロ等々、地球上は争いだらけですが、少しでも解決できる問題は解決し、区切りをつけていかないと、せっかく地球に遊びに来ているのに「もったいないこと」だと痛感します。
しかし、私の母は百歳を越えましたが、一人で介護するのはかなり大変になりました。昨日も足の脛の内出血が、ちょっとどこかにぶつけたようですが、突然やぶけまして血だらけになりました。なかなか血が止まりませんので、病院で処置をしてもらいましたが、高齢になるとよくあることなのだそうです。自分の卑近な問題も、あります。介護している方々の大変さは介護してみないとわかりません。おためごかしの慰めや、長生きでよかったですね、という安直な言葉も安易には言えないということが、自分が経験してみて実感するところです。
世界のことも家庭のことも、簡単に区切りもつきませんね。そのなかで、自分をどうコントロールして生きていくかが課題です。
来年こそ、もう少し余裕のある生き方をしたいと思っています。一年間のご訪問有難うございました。皆様もどうぞよいお年をお迎えくださいますよう。