風月庵だより

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本師二十三回忌

2018-12-21 18:35:43 | Weblog

12月21日(金)晴れ【本師23回忌】

本日は本師余語翠巖老師の二十三回忌なので、大雄山にお墓参りに行ってきました。老師の娘さんと二人で行ってきました。お墓に着きましたら、兄弟弟子の一人と老師の信者さんたちもお墓参りに見えていました。後からまたもう一人の兄弟弟子の人も来ました。本師にお抹茶を点ててお供えしました。

それから道了様をお祀りしている最乗寺の御真殿にお参りして、日ごろのお礼を申し上げてきました。

「天に与(くみ)した」という本師のお声が、御遷化後に心に届いてから、私は悲しくて泣くことはやめました。懐かしく涙することはありますが。

いつも天とともにある安心があります。それにしましてもあっという間の22年でした。本師の御遷化後、私の人生の展開もいろいろでしたが、いつも守られてきた、という思いがあります。この世の者は、尽力して生きる。あの世の助けを一杯に受けながら。私はいつも「天に使われている」と思っています。地上の一隅で生かされています。

死んで終わりではないことを、しっかりと知らなくてはなりません。特に僧侶は。そうでないと、自殺すれば苦しみから逃れられると思って、自殺してしまう子供たちを救うことができませんね。

本師に導かれて、お蔭様で少しではありますが、道が見えてきました。もう少し頑張りたいと思っています。命の終わりまで、人間としての命を燃やし尽くしましょう、お互いに。

(しかし、話は違いますが、宇宙戦争まで繰り広げようかという次元の低い人間たちによって、この地球がいつまで人間の住める状態を保てるか危ぶんでいます。)

(大雄山最乗寺 道了様の御真殿を石段から見上げる)

 #余語翠巖老師

#大雄山

#最乗寺

#道了様

#自殺防止

 


落ち葉

2018-12-11 12:50:44 | Weblog

12月11日(火)曇り【落ち葉】

やはり寒くなりました。母は夜中に「寒い、寒い」と叫んでいます。布団も十分、電気毛布もあり、エアコンもつけているのですが、自分で布団をはがして叫んでいるのです。しかし、家にいる場合は、施設にいるときよりは、トイレの頻度はかなり少ない方でしょう。施設のほうで、睡眠薬を使いましょうか、と言われるのですが、睡眠薬を使うと認知になってしまうような心配があります。知人の奥さんが軽い睡眠薬を常用していて、認知症がひどくなってしまったケースを知っていますので、できれば使わない方法で夜中のトイレの頻度が少なくなればよいと思います。

それで、羽毛布団ではなく重い布団にしてみたり、靴下をはいて寝るようにしてみています。昼間はなるべく起きているようにしたり、と、試しています。年をとって大変なのは、トイレ問題ですね。

お寺の銀杏もやっと黄色に色づいてきて、落ち葉が大変になりました。暑いときは草に追われ、寒くなると落ち葉を追いかけ、ちょうど楽な季節は短いですね。もうすぐお正月です。今日は、お寺の元旦祈祷のお知らせをやっと送ることができました。

一年のサイクルと、人間の老いていくサイクルと、丁度良い季節は少ないですから、楽しむときは楽しんで、頑張れるときは頑張りましょう。青春時代を回顧する暇はまだありません。

(つつじの木の上にビニールをかけて、落ち葉除けをしています。グッドアイデアでしょう?)