風月庵だより

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猫の親子

2014-01-03 15:35:16 | Weblog

1月3日(金)曇り【猫の親子】

猫が二匹去年の8月23日にやってきました。一匹はガリガリです。もう一匹は太っています。親子か、兄弟かと思いました。早速ルナの餌をあげました。毎日2匹はやってきました。優しい顔はメスのようです。太っている方はいかにもオスの顔ですが、温和な感じです。

それから20日くらい経った時、大事件が起きました。なんと5匹の子猫が、夕方の境内にやってきたのです。始めに来ていた二匹は親だったのです。と、もっと書きたいのですが、実は今私はめげています。可愛い2匹を里子に出してしまい、泣いています。9月11日、5匹の子猫が現れてから、私はなんとかこの子たちを育てようと奮闘し、不妊手術もしなくてはと必死になり、猫の親子のために奮闘の4か月間でした。

昨年の11月12月は、私の人生でもこれほど忙しいことはないだろうというような仕事が満載の日々でしたので、子猫たちと十分に遊んであげられなかったのですが、子猫たちは元気に育ってくれました。でも里子に出して、人間に可愛がられた方が幸せだろうと思い、里親の方を探していただくように頼みました。でもなかなか里親さんが見つかりませんでしたし、やはり連れ帰ろうと決心し、母にも宣言していた矢先に里親さんが見つかってしまい、すでに連れて行ってしまった、というのでその方が幸せだろうかと思ってしまったのです。

とても信頼のおける里親さんでしたので、諦めようと思うのですが、猫はこれほどに私の心に入り込んでいたのですね。それも一番なついていたタローとモカちゃんでした。二匹のために諦めなくてはなりません。情がうつった子猫ちゃんを里子に出す切なさというものを、経験してみて初めて知りました。

猫二匹里子に出して泣いており

タローとモカちゃんを、他の兄弟や、大好きなママ猫やパパ猫、遊び慣れた境内に連れ帰ってあげたかった。どんなにか喜んだであろうか。それが一番悔やまれる。すぐに里親さんに謝って連れ帰らなかったことを悔やんでも悔やみきれない。