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風月庵だより

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風月庵オババだより-NOはNOと言おう

2009-07-06 21:14:33 | Weblog
7月6日(月)曇り後雨、また雨止む【風月庵オババだより-NOはNOと言おう】(ルナちゃん、雨に歌えば)

NOと言いたいけれども、言いづらい経験はどなたにもあると思います。それでついYESと言ってしまった経験もあるかもしれません。しかし、できる限りNOの時はNOを、YESの時はYESを。当たり前ですけれど、そう言えるようにお互いに心掛けたいものです。

NOと言いたいのにYESと言ってしまったけれど、やはりNOという時:相手をその気にさせてしまって、後からNOと言うのは大変ですから、やはりはじめから勇気を持ってNOというのが望ましいですね。NOと言わなくてはならないとしたら、はじめYESといいましたけれど、やはりNOなのです、と率直に言ったほうが、あいては傷つかないのではないでしょうか。

はじめ、たしかにYESであったがNOに状況が変わった時:そんなときはあっさりと率直に「状況が変わりましたからNOになってしまい、すみません」と言えば一件落着です。それでも分かろうとしない相手の時だけ、親切に説明する責任はあるかもしれません。でも、オババは厚かましいようにみえても、分かりは早いです。

ひょっとしたら、今の若い人たちはNOと言ってはよくないとでも教育されているのでしょうか。

若者たちに言いたい。人を傷つけまいと思って、かえって相手を傷つけることがあります。NOはNO、YESはYESとしたほうが、がっかりさせることはあっても、傷つけることは少ないでしょう。信頼は、NOはNOと、YESはYESと、率直に、お互いに言うところから生まれるのではないでしょうか。

でも、まあ、なんですね、全てがYES、NOでない場合もありますね。風船さんという方のコメントを読んでこの文を付け加えました。あいまいがよい場合もありますね。ファジーの部分にこそ真実があり、というようなことを、近松門左衛門は言いませんでしたか、たしか。……「虚実皮膜の間にあり」は近松の芸術観でしたね。突如、40数年前に習ったことが浮かんできました。ちょっと話はそれましたが。