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風月庵だより

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ご無沙汰していました

2025-05-26 13:58:22 | Weblog

5月26日(月)曇【ご無沙汰していました】

皆さまお元気ですか。

私は、お寺の施食会(旧施餓鬼供養)で忙しく、さらにその後も尼僧団の用事で京都日帰りやら、翌日はご葬儀、さらに通常のご法事と、忙しくしていました。

あまり忙しく、実は目を回すほどでした。

危ないところで、輪禍にも会うところでした。

お蔭様で、何事もなく、全く守られたとしか考えようがありません。

私にもまだやらねばならないことがある、ということと思いますので、日々に尽力したいと思います。

なかなか読書の時間がとれませんでしたので、京都日帰りの車中で実に素晴らしい本を読ませてもらいました。

『天命の暗号』(出口光著、あさ出版2018年7月出版)

「心」と「魂」は両方とも目に見えない人間の「精神」の領域である。似ているようにも思えるが、それぞ     れの機能は異なる。心とは人間の感情や理性を司り揺れ動く領域、魂とは人間の一貫性あるものが存在する領域を意味している。

 

 天命を仕事や経営、そして人間関係にいかすためには、この「心」と「魂」をはっきりと区別することが大切である。

明治維新の功労者、西郷隆盛は「人を相手にせず、天を相手にすべし」という言葉を残した。これは「敬天愛人」の言葉と共に知られている。

「自分の誠が足りないことを常に反省すべし」

 

欠点と思っていた相手の特徴はその人固有の「個の花」であり、尊重すべきものだったのだ。

 

私たちは人生を心に翻弄される構造の中で生きてきた。しかし、それは、私たちの心が魂とのかかわり方を進化させるプロセスであったとみることができる。さまざまな経験から心が鍛えられ、次第に心と魂の想いが一致し、すべての人間の中にある霊性、「崇高な想い」から生きることができるようになる。

「人にはそれぞれの天命があり、それを実行するように、特定の世界観で世の中を見るように動かされている」

 



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