忘れないこと

昨日の夜や今朝のニュースで、昨日の午後３時頃の江差の映像が流れていた。
物凄い暴風雪で、それこそ視界が全く遮られているといっても過言ではないものがあった。

しかし、何だって、もうすぐ春だってのに、二週続けてこんな荒天に見舞われますかね。
こんな天候が続くと、本当に春は来るのだろうかと思ってしまう。

でも、今日は、そんな風にネガティブな気持ちになっていてはいけない日なのだろうと思う。
早いもので、「あの日」から今日で二年。
幸い、私は、自分、家族、住宅、職場いずれも何事もなかったけれど、函館も朝市が津波に見舞われるなど、大きな被害が出ていたこともあってか、多くの方々に、心配する声を寄せていただいた。
そのことは本当に有難く、その時の感謝の気持ちは決して忘れてはいけないと思っているけれど、そういう気持ちに立って考えてみると、沢山の大切な命が一瞬に奪われたということが、ずっしりと重く感じられる。

今日はうちの職場でも、朝から半旗を掲げ、午後２時４６分には、全員で黙とうを捧げた。
一分間という短い時間だけど、今日は本当に様々な思いが頭を過ぎった気がする。

まだまだ復興への道のりは長いようだけど、私達に出来ることとしては、まずやっぱり、「あの日」を決して忘れないこと。
簡単なようで難しいことなのかもしれないけど、少なくとも私は、その気持ちは持ち続けていきたいです。