北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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カムバックサーモン

2016-05-06 21:03:16 | 日々のもろもろ
防寒用の分厚いコートを着た。

いつって?

今日の午後。

どこでって?

職場。

いやですね、5月に入り、毎年恒例のクールビズがスタートしたのはいいのだけど、曇りで陽当たりがない中で暖房が禁止されると、1階にある事務室は、逆に寒いのなんのって。
今日は午前中外に出ていたのだけど、帰ってきて事務室に入ると、外の方がずっと暖かいと思える状態。
ま、別にいいんですけどね。コーヒーとか、暖かい物を飲みながら仕事してればさほど気にもならないですから。

って、およそ春とは思えないことを書いちゃったので、少しは季節感のある話題を。


サケの稚魚1万9千匹を放流 札幌で親子ら体験(北海道新聞)


「大戦隊ゴーグルファイブ」第21話「恐怖!魚が化石に」という、6月末に放送された回で、ゴーグルレッド=赤間健一が、サケの稚魚を川に放流している少年に「今頃放流するのか?」声をかけているシーンがあるのだけど、そのとおり、普通サケの稚魚の放流というと、毎年春の風物詩といってもよい。(地域により違いはあるが、札幌だと3月から5月上旬の間くらい)

私も、小学生の頃、同級生達と放流を体験したことがあるので、毎年このニュースが流れると、その時のことを思い出す。
沢山の稚魚が放流されても、生まれた川に戻ってくる率は、多い所でも5%程度でしかないそうだけど、子供達が自然界や生物界に関心を持ち、生命の何たるかを実地で学ぶ機会というのが少なくなっている中、これからも、専門家に任せるのではなく、こうして子供達が自ら放流体験をするというイベントは、絶やさずに続けていってほしいと思う。
それこそ私の少年時代だけど、「カムバックサーモン」という言葉が流行し、さる焼酎のCMソングのフレーズに使われたり(書いててすごく懐かしくなったので、YouTubeで見ちゃった)、またまた特撮の話だけど、「宇宙刑事シャリバン」のサブタイトルで使われたりもしたものだが、これも、その意味する所を子供達に語り継いでいけば、きっといい勉強になると思います。

そういや、あの時、私や同級生が放流した稚魚は、その後どうなったんだろう?三十年以上前の話だけど、一匹でも無事に帰ってきてくれていたことを祈りたいです。
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