北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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アンパン道路

2016-05-07 16:21:09 | 札幌



札幌市営地下鉄東豊線の月寒中央駅1番出入口から外へ出ると、こんな形の街路灯が目に入ります。





「アンパン道路」?
これは興味深いですねえ・・・、一体どんな道路なんでしょう?
沿道にアンパン製造工場やアンパン専門のパン屋さんが並んでいて、デンジブルー=青梅大五郎が常連客になっていて・・・?





歩いてみると、ごく普通の住宅街です。





直線はここまで。ここを、右に曲がって行きます。





歩き始めて初めて案内表示板がありました。

「アンパン道路」とは、札幌と室蘭を結ぶ一般国道36号沿いの、豊平区月寒中央通7丁目から、同453号の同区平岸小学校前までの区間を結ぶ全長2600メートルの道路のこと。
ルート及び工事の経緯はこちらを参照していただければとして、幾つか調べた中で、私が興味深いと思ったのは、工事に携わった兵隊たちに、間食としてのアンパンを振舞った人物のこと。
それは、仙台出身の「大沼甚三郎」なる人物だそうなんだけど、字面を見る限り、「青梅大五郎」と似ている・・・?いや、似てないか・・・。(大変失礼)

それはそうと、その振舞ったアンパンというのは、パン屋さんやコンビニで売られているような普通のアンパンではなく、大沼甚三郎が自分で想像して作ったという完全オリジナルなんだそうで、餅や饅頭のような形状になっていて、それが、「月寒あんぱん」というご当地名物として、現在に至る人気商品となっているんだそうです。





道中には、こんな碑も建てられています。





少し上り坂になってきました。
沿道にはサクラが多数植樹されています。





上り坂は続くよどこまでも・・・、一体どこまで続くのでしょう。





ここで一度、大きな道路にぶつかります。
「羊ケ丘通り」という幹線道路です。





ですが、羊ケ丘通りとは、交差するだけで、左右どちらかに曲がることはありません。
ガソリンスタンドとマンションの間の小さな道を進んで行きます。





また別の幹線道路にぶつかります。
ここから、この「白石藻岩通」という道路を右折して行きます。





道中にあるこのビルは、北海道にあるテレビ朝日系の放送局、「北海道放送」、通称「HTB」のビルです。





HTBのマスコットキャラクター、「onちゃん」。
ゆるキャラブームが起こるよりはるか前の1998年に、北海道発の人気番組「水曜どうでしょう」で一躍全国区となり、現在も根強い人気を保っています。





進んでいくと、地下鉄南北線の南平岸駅があります。
この区間は高架になっていて、前に一度レポしていました。





南平岸駅を過ぎ、今度はここを左折します。








進んでいくと、またまた幹線道路へ。
そろそろ終点かな?








はい、この平岸小学校がゴール地点です。
片道2,600メートル、歩き慣れているとはいえ、いざ意識して歩いてみると、結構長かったです。





最後にぶつかるこの道路は、札幌と伊達を結ぶ一般国道453号でした。





終点から振り返ってみて一枚。





最後に、一気に月寒側に戻って一枚。
ここは、月寒中央駅側にある、「月寒あんぱん」のお店です。





ここで買った「月寒あんぱん」。
前に紹介した時、「次はこしあんを」と書いていたので、今回はこしあんを買いました。
このお店だけでなく、市内のあちこちで購入できるので、札幌へお越しの際は、ぜひ探して食べてみて下さい。
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