北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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麦とホップ

2023-07-22 16:16:45 | 札幌

 

以前も一度紹介したことがあるのですが、札幌市東区苗穂エリアにある「サッポロビール博物館」。

先日、創成川イーストエリアの町ブラツアーに参加した際、久しぶりに寄ってみました。

 

 

ビールのミュージアム - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

私は、ビールはもとよりアルコール全般が苦手(強いてあげればサワー系は少々)なのですが、せっかく近くまで行く機会があったので、この機会にと思って、関連施設に立ち寄...

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北海道開拓のシンボルである「五稜星」が、会社のシンボルマークとしても用いられています。

 

 

敷地の一角に、何やら植物栽培のスペースがあります。

 

 

 

ビールの原料である「ホップ」が栽培されていました。

ちょうど今時期が球花をつけ始める時期で、来月が収穫時期だそうです。

 

 

「中央区北3条西3丁目」というと、札幌駅前通に面した、正に札幌の中心部。

ここが一面のホップ園だったというのが、今から思うと想像できない感じがしますね。

 

 

ホップの他に、もう一つ栽培されているものが。

 

 

 

 

 

そう、ビールと言えばの「大麦」ですね。

「二条大麦」「六条大麦」って、京都の地名から来た名前かと思っていたくらい、農作物には疎い私ですが、そうではなく、上から見たときの穂の列数(二条大麦は二列、六条大麦は六列)なんだそうで、二条大麦は、「ビール麦」と呼ばれているだけあって、元々がビール醸造を目的に国内で導入された品種なんだそうです。

 

 

小さな農園の一角には、歴史を感じさせる作業用機械が。

 

 

 

昭和44年(1969年)に導入されたという、歴史あるトラクター。

上富良野町で展示されているものを借りて、この場で展示しているそうです。

 

 

博物館の表にある樽の列。

最上段を左側から読んでしまいそうになりますが、それだと、全くもって何のこっちゃって感じです。

何と読むのでしょうか?

 

 

正解はこちら。

右上から縦に読んでいくんですね。

明治9年(1876年)9月の「開拓使麦酒醸造所」の開業に当たり、庭先に積まれていたという樽に書かれていたのが、この「麦とホップを製す連者(れば)ビイルとゆふ酒になる」という言葉。

今に至る、「サッポロビール」ひいては北海道のビール文化の原点と言ってもよい言葉です。

 

 

 

町ブラツアーのとき、参加者に無料配布された豆菓子。

私は飲みませんが、この時期だと、麦茶やウーロン茶にも合います。


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2 コメント

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Unknown (sue2006)
2023-07-23 08:47:25
こんにちは~
樽の文字、左じゃなければ、
右から?と読んでみたものの、
🤨さらに意味不明、
縦に読むとは、面白いです(笑)
ポップも大麦も元気に育っていて、
良いですね〜♪
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Unknown (ナナマガラー)
2023-07-23 16:47:08
スー様

ですよね。
普通に読んだら、頭の中に「?」が付きまくりですよね。
これもまた面白いということで、観光客の間では話題になっているようですよ。

札幌はビールの本場ということで、この博物館も、外国からの観光客も訪れる人気スポットになっています。
飲まない私が言うのもなんですが、オススメスポットとして挙げられると思っています。
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