北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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個性的な外観の建物

2019-02-16 15:55:51 | 釧路&釧根地方



釧路を代表する観光スポットとしておなじみの「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」。
釧路出身の建築家・毛綱毅曠(もづなきこう)氏によるものですが、釧路市内及び周辺には、他にも、同氏が手がけた、個性的な外観の建築物が多数存在します。
その中から、これまで紹介しておらず、観光スポットにもなっていない建物をご紹介。





釧路駅前のメインストリート、北大通にあるこのビルは、NTTドコモ釧路支店のビル。
平成10年(1998年)に建てられた、銀色にして流線型の外壁が特徴的な建物で、釧路市都市景観賞も受賞しています。
平成10年建築ということは、以前私が住んでいたとき(平成14年4月~平成17年3月)にも当然あったということですが、ドコモユーザーではないこともあり(当時はau)、全く気にも留めていませんでした。
(所在地はこちら。)








釧路川のリバーサイド、幣舞橋を渡って花時計側にある「釧路センチュリーキャッスルホテル」。
昭和62年(1987年)に建てられた、釧路川を挟んでMOOと対を成すような形で建つシティホテルで、中世の古城を思わせるような外観が印象的です。
こちらもまた、釧路市都市景観賞を受賞しています。
(所在地はこちら。)





春採湖側の高台にあるこの建物は、釧路市立幣舞中学校の校舎。
昭和61年(1986年)に建てられた、当時は東中学校と呼ばれていた学校で、上部の大きなアーチが特徴。
校舎内も、大階段室(玄関ホール)の吹き抜けや半ドーム、曲がりくねった廊下など見どころが多いそうで、申し出れば見学も可能とのことです。
(所在地はこちら。)





毛綱毅曠氏の母校にして、釧路根室地域ではNO.1の進学校である、釧路湖陵高校の校舎。
平成2年(1990年)の建築です。
平成2年といえば、同校が、「第10回高校生クイズ」の北海道代表として全国大会に進出した年だよなあ・・・と、私などは真っ先に思ってしまいました。
残念ながら同校は全国大会1回戦で敗退でしたが、もう1校の北海道代表・札幌西高校が、見事北海道勢初の全国制覇を成し遂げたのが、未だに印象的です。





同校の敷地内にある、同窓会館の建物。
平成9年(1997年)の建築で、ノアの箱舟をイメージしてデザインされています。
(所在地はこちら。)





最後は、「ふくしま医院」という個人病院の建物。
平成12年(2000年)に建てられた、釧路市内では最後の毛綱氏による建築物です。
院長室が卵形になっていたりとか、階段がガラス張りになっているなどの特徴があるとのことなので、もしも、先月インフルに罹ったときのように日曜祝日に急な体調不良に見舞われ、そのときの当番病院がこちらであったならば、実際に見て確認しようと思います。そういうことはないに越したことはないですが。
(所在地はこちら。)


釧路市内及び周辺には、他にも毛綱氏による建築物が幾つか現存します。
中には観光スポットや公的なスポットもあるので、その辺は、また追って紹介します。
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