道の駅「摩周温泉」の近くにある、歩行者専用の木橋。
何やら面白い名前が付いていますね。
「なんだろう橋」という名前の橋。
職業柄、そのような名前の橋があること自体は知っていたのだけど、どういう橋なのかは全く知らなかったので、興味を持っていました。
この橋は、平成9年(1997年)に完成した全長55メートルの橋で、※当時は日本で一番長い木橋だったとのこと。
地元の中学生が、遠くから見て、「あれはなんだろう?」と思ったことがきっかけで命名されたのだそうです。
「なんだろう?」と聞くと、「ウルトラマンメビウス」の主題歌を真っ先に思い浮かべてしまいますが(笑)、そういう由来があったんですね。
※かつては、現在で5代目となる、かの幣舞橋が木橋で、全長が約200メートルもあったということがありました。
これは釧路川に架かる橋で、釧路川というと、幣舞橋や久寿里橋などの釧路市街地の印象が強いけど、上流部分の穏やかな流れも、見ていて心落ち着くものがあります。
以前にも触れたことがありますが、「釧路川」という川、ひいては「釧路」という地名の語源ともなっているエピソードが書かれています(諸説あります。)。
「なんだろう橋」を渡った先には、「水郷公園」という公園が整備されています。
この水車は、発電に利用されている現役のもので、水門や照明の一部に、その電力が使用されているそうです。
大きな池があり、ゆっくりと楽しそうなカモの動きを見ることができます。
こういうのを見ているだけでも、心落ち着くものを感じますね。
園内には、野鳥の観察小屋も。
私は本格的なバードウォッチングの経験はないけれど、こういう場所に陣取ってじっくりと観察するというのも、楽しいものなんだろうなあと思います。
(「水郷公園」の場所はこちら。)