北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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劇場跡~駅裏&南大通~

2020-03-23 19:21:15 | 釧路&釧根地方

 

釧路駅の北口、鶴居村や弟子屈町へ通じる道道53号という幹線道路。

 

 

その道道沿いに、気になる建物が。

 

 

「ハロンズ釧路」というのは、帯広市で開催されている「ばんえい競馬」の場外馬券売場なのですが、その下にある「釧路日劇」という看板に注目しました。

昨日の記事で、かつて末広界隈にあった劇場の跡地について紹介しましたが、劇場があったのは末広界隈だけではなく、釧路駅北口にも存在していたのです。

「日劇」とは、「釧路東宝日本劇場」のことで、劇場のあった建物が、現在このような用途で使用されているのです。

 

 

古い地図によると、「日本劇場」の隣には「帝国劇場」という劇場があったとあります。

ということは、右側の駐車場のあたりということなのですかね。

 

 

その道道53号と接続する、通称「三十間道路」こと「柳町公園大通」。

 

 

二つの幹線道路が交わるところに、大きなホテルが建っています。

 

 

「釧路ラスティングホテル」というホテルで、ここを通る度に、いずれ釧路を離れた後、また遊びに来る機会があったら泊まってみたいと思っていますが、そういうことではなくて・・・、

 

 

古い地図によると、ちょうどこの駐車場の辺りに「パール座」という劇場があったそうです。

「パール座」で検索してみると、東京の高田馬場にあった、「名画座」と呼ばれた劇場がヒットしました。

「名画座」というと、「三本立て」という関連ワードを聞いたことがありますが、釧路も同じようなものだったのでしょうかね。

(以上の場所はこちら

 

 

劇場とは関係ありませんが、ホテルの横には、古き良き時代の飲み屋街と思われる小路が残っていました。

今でも営業している店はあるのでしょうか。

 

 

場所は変わって、こちらは、幣舞橋を渡った「南大通」。

 

 

「ぎょれん」こと、「北海道漁業協同組合連合会」の建物ですが、古い地図によると、この辺りには、「グランドシネマ」という劇場があったそうです。

名前のとおり、地図を見ると、結構大きな建物だったようですが、上映作品も多かったのでしょうかね。

(場所はこちら

 

 

少し進んだところにある、北海道のコンビニ「セイコーマート」。

 

 

その隣には、「南映劇場」という劇場があったそうです。

「南映」という名前は初めて聞きましたが、どのような作品が上映されていたのかな。

図書館で読んだ本に載っていた写真には、時代劇と思われる作品の看板が出ていました。

(この場所はこちら

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