
西部地区の「函館聖ヨハネ教会」の裏手に、赤い鳥居のある建物があります。
まだここは行っていなかったな・・・よし、行ってみましょう。

「妙福寺」ですか・・・。
鳥居があるから「○○神社」かと思ってました。お寺だったんですね・・・。



本殿の側にも、こうして大小の鳥居が立ち並んでいます。
すみません、宗教には全くもって疎いので、「鳥居」=「神社」だと勝手に思い込んでました。

この「妙福寺」は、日蓮宗の最上(さいじょう)稲荷教という教派の施設です。
「最上稲荷教」とは、岡山市にある「妙教寺」というお寺を本山とする教派で、「伏見稲荷」「豊川稲荷」と並ぶ日本三大稲荷の一つとされています。
元来は、報恩大師が752年に孝謙天皇の病気平癒の勅命を受けて、吉備山中の八畳岩で修法し、最上位経王大菩薩を感得し、天皇は全快したことに始まるとされる教派で、明治維新の際、岡山県で唯一廃仏毀釈(神仏習合を廃して神仏分離を押し進める動き)の対象とならず、日蓮宗系「神仏習合」の祭祀形態が許されたとされています。
1951年の宗教法人法の施行に伴い、1954年7月に、宗教法人・最上稲荷教として日蓮宗から独立、包括法人が組織されましたが、2009年7月24日に、傘下の寺院とともに日蓮宗に復帰しました。
その傘下の寺院の一つが、この「妙福寺」ということです。

最初の写真と反対側の「チャチャ登り」の方から一枚。
大変勉強になりました。興味深いスポットだと思います。
場所はこちらです。