今日は天気が良かったので、函館ベイエリアへサイクリングに出かけた。
風もなく、自転車には絶好の陽気だったが、そんなさ中に、ちょっと気になる建造物を見つけた。
何かと思って近づいてみると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9a/3c7084860b0a8bbf7949373001f1224a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d2/c7c4bce5b3eb49a492867c36bbbe5941.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/49/84244e64743daa0d709c3c2afdca1429.jpg)
ほほうなるほど、かつては「蝦夷地」と呼ばれて未開の地とされていた、北海道への上陸第一歩の記念碑らしい。
目立たない場所にあるけれど、興味深い物ではあるので、色々と経緯を調べてみました。
1854年、日米和親条約に伴って開港された、現在の函館こと箱館。
やがて明治維新後、北海道の玄関口として認められ、開拓使達が、その第一歩を印したのが、現在この碑のある付近とされている。
一番上の写真を見ると、台座の上にある白い物は、何やら動物のようにも見えるが、実はこれ、どうやら「クマ」らしい。
そして、「北海道第一歩の地」のプレートを取り付けているのは、船の「イカリ」を模った物らしい。
函館が北海道の玄関として認められて以降、明治12年(1879年)年に三菱会社が青函航路を譲り受け、明治41年(1908年)には、国有鉄道の航路として国鉄青函連絡船が誕生するなど、函館は海運と共に発展していった。
当初は貿易が中心であった港も、その後旅客用の航路も整備され、明治43年(1910)年には、現在の函館駅の近くに「若松ふ頭」なる拠点が新設されてからは、利用者は連絡船へ直接乗り降りできるようになったが、その後も、貿易のみならず北洋漁業の拠点としても重要な位置を占めるなど、今日の函館の礎を築いたのが、現在の函館ベイエリアなのである。
やがて、開拓第一歩から100年の記念にあたる昭和43年(1968年)に、先人達の足跡をしのび、北海道の発展を期する意味で、この碑は建立され、現在に至っている。
なるほどね。
日米和親条約で開港され、加えて本州に一番近いだけあって、様々な歴史的背景を持つ町函館。
こういう歴史に因む場所と言うのは、ガイドブックに載っていなくてもまだまだ沢山ありそうですな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/fd/aadeea6e7c130dadbd246c7236a8c130.jpg)
最後に、ベイエリア近辺で撮った写真を1枚。
昨日の「啄木小公園」に続き、今度は白の「ハマナス」を見つけた。
ちょっと光の加減でピンボケ気味になっちゃってるけど、こういう可憐な花を見ると、やっぱり心が落ち着くもの。
明日から仕事を控えた毎週日曜日のこの時間には、もってこいの癒しの材料になるかも。
風もなく、自転車には絶好の陽気だったが、そんなさ中に、ちょっと気になる建造物を見つけた。
何かと思って近づいてみると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9a/3c7084860b0a8bbf7949373001f1224a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d2/c7c4bce5b3eb49a492867c36bbbe5941.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/49/84244e64743daa0d709c3c2afdca1429.jpg)
ほほうなるほど、かつては「蝦夷地」と呼ばれて未開の地とされていた、北海道への上陸第一歩の記念碑らしい。
目立たない場所にあるけれど、興味深い物ではあるので、色々と経緯を調べてみました。
1854年、日米和親条約に伴って開港された、現在の函館こと箱館。
やがて明治維新後、北海道の玄関口として認められ、開拓使達が、その第一歩を印したのが、現在この碑のある付近とされている。
一番上の写真を見ると、台座の上にある白い物は、何やら動物のようにも見えるが、実はこれ、どうやら「クマ」らしい。
そして、「北海道第一歩の地」のプレートを取り付けているのは、船の「イカリ」を模った物らしい。
函館が北海道の玄関として認められて以降、明治12年(1879年)年に三菱会社が青函航路を譲り受け、明治41年(1908年)には、国有鉄道の航路として国鉄青函連絡船が誕生するなど、函館は海運と共に発展していった。
当初は貿易が中心であった港も、その後旅客用の航路も整備され、明治43年(1910)年には、現在の函館駅の近くに「若松ふ頭」なる拠点が新設されてからは、利用者は連絡船へ直接乗り降りできるようになったが、その後も、貿易のみならず北洋漁業の拠点としても重要な位置を占めるなど、今日の函館の礎を築いたのが、現在の函館ベイエリアなのである。
やがて、開拓第一歩から100年の記念にあたる昭和43年(1968年)に、先人達の足跡をしのび、北海道の発展を期する意味で、この碑は建立され、現在に至っている。
なるほどね。
日米和親条約で開港され、加えて本州に一番近いだけあって、様々な歴史的背景を持つ町函館。
こういう歴史に因む場所と言うのは、ガイドブックに載っていなくてもまだまだ沢山ありそうですな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/fd/aadeea6e7c130dadbd246c7236a8c130.jpg)
最後に、ベイエリア近辺で撮った写真を1枚。
昨日の「啄木小公園」に続き、今度は白の「ハマナス」を見つけた。
ちょっと光の加減でピンボケ気味になっちゃってるけど、こういう可憐な花を見ると、やっぱり心が落ち着くもの。
明日から仕事を控えた毎週日曜日のこの時間には、もってこいの癒しの材料になるかも。
『宗谷岬』を聴いていました。
ハマナス揺れる~♪って歌詞なのですが
冷帯でも多く見られる花なのですね
Japanese Roseって別名もあるようです。
ガイドブックには載っていない歴史を
散策する旅もまた楽しいですよね☆
ダ・カーポの「宗谷岬」。懐かしいですね~。
私の子供の頃も、「みんなのうた」でかかっていた記憶がありますよ。
札幌郊外の石狩市にある、北海道を流れる石狩川と日本海の合流地点には、「ハマナスの丘公園」という公園があって、毎年この時期が見ごろになっています。
私も札幌に住んでいた頃に何度か行きましたけど、ハマナス味のソフトクリームなんてのも売っていて、なかなか楽しめる場所です。
函館は歴史のある町なので、これからも色々と散策してみようと思います。
よろしければ、どうぞお付き合いのほどを。