毎年１２月初旬、函館で開催されている「函館港イルミナシオン映画祭」。
平成７年に第１回が開催された市民参加の映画イベントで、以前から興味は持っていたのだけど、今年は、一昨年の第１９回においてシナリオ大賞を受賞している作品が上映されるとのことで、前売り券を買って行って来た。
それが、この作品。
先日の記事で触れたが、函館（箱舘）は、日本で最も早くコーヒーが普及した街の一つ。
と言っても、そのことと直接関係のあるストーリーではなく、函館の街に古くから佇む西洋風アパートを舞台にした、そこを、仕事場兼住居として間借りしている男女四人の物語。
ストーリーの方は、こちらをご覧いただければとして、そんな登場人物たちを結びつけるものとして、珈琲が欠かせないものとなっているのがポイントです。
この写真は、上映後に行われた、スタッフとキャストによる舞台上挨拶の風景。
今回は映画祭の一環としての上映だったけど、来年、正式に劇場公開が予定されているそうなので、それに向けた宣伝として、撮影と拡散（つまり、こうしてブログやSNS等で公開すること）が、許可を通り越して奨励されたことから掲載しています。
主演の黄川田将也氏（特撮ファンには、映画「仮面ライダーTHE FIRST」の本郷猛役でおなじみ）をはじめとする主要キャストが登壇して、撮影中の思い出や函館の印象などを語っていたのだけど、私もこういうイベントは初めてだったので、本編同様とても楽しめた。
中でも、アパートの管理人役の夏樹陽子さんは、何と昨日アメリカから帰国されて、今日東京から函館入りするという凄いスケジュールにも関わらず、こうして舞台に駆けつけ、沢山楽しい話を聞かせていただいたのが印象的でした。
来年、時期はまだわからないけれど、公開予定だそうなので、その時が来たら、またここでお知らせしようと思います。
全国公開されて、これで函館に興味を持ってくれる人が更に増えたら、市民としては嬉しい限りです。
