市電「五稜郭公園前」電停や、「丸井今井函館店」などがあり、函館を代表する繁華街の中枢とも言える交差点の上空写真。
赤丸で囲んだのは、自動車通行量の多さゆえの不便解消と、交差点に近い施設同士を結ぶことを目的としている地下通路の出入口です。
17年前、函館に初めて引っ越してきたときは、ここから近い所にあるアパートに住んでいたので、この地下歩道もよく利用していましたが、最近は利用する機会も減っていました。
いつからあるのかは定かではありませんが、「ニコニコゲート」という名前が付いています。
交差点にある「北洋銀行」の正面玄関前にも、地下歩道への出入口があります。
札幌が地元である私には、地下鉄への出入口のように思えてしまいます。
大きな交差点の地下だけあって、地下道も広く長く整備されています。
そこには、このような写真展示があります。
歩きながら、地域の歴史に触れるということができるというわけですね。
次の出入口。ここにはどんな名前が?
「ゆめの虹ゲート」と言います。
こちらの出入口は「スマイルゲート」。
由来を調べてみたいですね。
いいですね~こういう古い写真。
この時代にタイムトリップしてみたいと思ってしまいます。
「ハイカラ號」に「530系」。
今年もぜひ乗りたいです。
1963年のポスター。
北方面から撮影されていますが、五稜郭跡周辺の道路の形が今と少し違っています。
この交差点には、丸井今井の他に、「シエスタハコダテ」という商業施設があり、この地下道から店内に直結する出入口があります。
これも、札幌の地下街を思い浮かべてしまいます。
ほほう、「ペリーさんの通り道」ですか。
「ペリーさん」とは、言うに及ばず、かのペリー提督のことですが、こういう名前の施設があるのを見ると、本当にその由来を調べてみたくなりました。
何か資料があると思うので、調べることができたら紹介します。
丸井今井の地下1階にも、地下通路と直結する出入口があります。
函館における丸井今井の歴史を紹介する展示がありました。
現在、「まちセン」こと「函館市地域交流まちづくりセンター」として使われている、1923年(大正12年)に作られた店舗の建物。
まちセンは、西部地区のガイドで出発地点として利用することが多いので、この画像はプリントアウトしてお客様に見せるようにしています。
現在地へ移転してからの写真も掲示されています。
最後に紹介する出入口の名前は「ふれあいゲート」。
最盛期に比べると、この界隈を訪れる人の数もぐっと減っていますが、訪れる人たちが触れ合い、楽しい時間を過ごしてほしいという思いが込められているのでしょうかね。