釧路市内の「釧路製作所」さんの敷地内に保存されている、経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されている「8722号」という車両。
明治44年(1911年)、イギリス・ドイツ・アメリカの三国から輸入された蒸気機関車の一形式で、「北海道拓殖鉄道」を経て、昭和32年(1957年)に釧路市内と旧阿寒町にあった雄別炭鉱を結ぶ「雄別鉄道」に譲渡され、廃線まで活躍し続けた後、関連会社であった「釧路製作所」さんに引き取られ、昭和55年(1980年)より現在地に保存されています。
その「8722号」が、この時期、御覧の通りライトアップされています。
平成27年(2015年)から、地域交流の一環として行われている恒例行事ですが、昨年はこのようなことが行われていることを知らなかったので、行ってみました。
例年、2月末まで実施されているようです。
ここは、「雄別鉄道」の「新釧路」駅があった場所から近いので、ホームにあった駅名表示板が「8722号」と一緒に保存されています。
(「釧路製作所」はこちら。)