西区琴似の「北5条手稲通(旧国道5号)」から分岐する小さな道。
昨日の「水上通」とは反対方向になります。
これまたごく普通の住宅街を通る道ですが、
「川添通」という表記が現れました。
この通りの名称なのでしょう。
ここで、地下鉄東西線琴似~発寒南間の「二十四軒手稲通」と合流します。
この辺りは、私がこの地域に住むようになった30年前とほとんど変わっていません。
写真左の銭湯、一度行ってみたいと思っていながら行ってないんですよねえ・・・。
ということで、ここで通りの名前の解説。
この道は「琴似発寒川」から近いので、通りの名前にある「川」とは、琴似発寒川のことだとずっと思い続けていたのですが、実はそれだけではないようでして、昨日の「水上通」の記事で触れた、水上通の脇を流れていたという小さな川が、北5条手稲通とぶつかった所で東に折れ、繁華街である琴似本通(地下鉄琴似駅とJR琴似駅とを結び、北区麻生方面へ通じる幹線道路)に沿うように流れていたとのことで、この二つの川に挟まれた通りであることから、「川添通」という名前が付いたのだそうです。
(「川添通」の位置はこちら。東側の「276」と表記されているのが「琴似本通」。)
残念ながら、その小さな川は、琴似の住宅街としての発展により全く痕跡は残っていないそうなのですが、古地図と照合してみて、せめて場所の特定だけでもしてみたいなあと思います。
前にも書いたけど、札幌の古地図を掲載した町歩き愛好家向けの本、発売されないかなあ・・・。
この「セイコーマート」は、昔友人がバイトしていて、私も、当時から現在までよく利用しているのですが・・・って、話題はそれではなくて。
もしかして、電柱にも名前がと思ったけど、ここは「水上通」と違って、きちんとした通りの名前として定着していることから、それはありませんでした。
でも、こうやって電柱に着目し、おやっと思うのを見つけたら、由来について調べてみるというのは面白いと思います。