北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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プレイバック2018~その2~

2018-12-27 18:52:11 | 日々のもろもろ
4月に13年ぶりに釧路市民となり、公私共に様々な変化があったけれど、これは変わらずにやって行こうと思ったこと、それは、函館ですっかり趣味となり、最近では将来に繋げていきたいとも思えるようになったこと。


⑥ 釧路市内での町歩き


前回住んでいた三年間も、有名なスポットには何度か足を運んでいたと思うのだけど、それはあくまで、そのスポットに興味を持って行ったということで、町に興味を持ち、町についてもっと知りたいという思いは持っていなかったと思う。

釧路に来てからの町歩きの中心は、幣舞橋よりも南にある、米町や南大通を中心とする「橋南地区」。
このエリアは、お寺や神社をはじめ、釧路の歴史上重要な位置を占めるスポットが集中していて、函館でいえば西部地区に相当する地区と言えると思うのだけど、西部地区との違いとしては、観光地として有名なスポットがそれほど多くあるわけではないということがあると思う。
例えば、石川啄木の歌碑や、啄木ゆかりの「港文館」、釧路地方の開拓に当たった功労者・四代目佐野孫右衛門を称える「佐野碑園」、それに高台にある「米町公園」などは観光パンフレットにも載っているけれど、それだけなら半日もあれば回れてしまうので、あまり知られていないスポットにも注目して、そこから釧路という町について学習していければということをまず考えた。








そんな私が町歩きの参考資料として活用しているのが、この三冊。
この三冊や、図書館にある郷土資料をもとに市内を歩くことで、有名なスポットを巡るだけが町歩きではなく、有名なスポットではないけれど、町そのものに興味を持つことで、そこから色々なことを知ることができるという、函館時代とはまた違った町歩きの楽しさを知ることができたということは、自分にとって大きな収穫だったと思います。
この9ヶ月間で結構な箇所を回ってきたけれど、まだまだ興味ある場所は沢山あるので、来年も引き続き、町歩きを楽しんでいきますよ。


⑦ ブラックアウト


今更説明は不要かと思いますが、9月6日に発生した大地震に伴う大規模停電。
私の住んでいる地域は、ほぼ丸一日で復旧したけれど、電気がない状態で一夜を明かすということが、こんなにも心細く、辛いものであるかということを思い知らされました。
幸い私の住まいは、ガスや水道は無事だったけれど、この地震の後、これらのライフラインも不通になってしまったらと考え、カセットガスコンロにカセットガスストーブ、備蓄用の飲料水や食品、それに、真冬にこのような事態が発生したことを想定したカイロなど、色々と買い揃えました。
使う機会がありませんようにと願っているけれど、釧路を含む道東地方は、今後大規模地震が発生する確率がかなり高いらしいので、万一を想定した備えと心構えは、今後もしっかりとしていきたいと思っています。

釧路市内では、停電や、電気復旧後もしばらくは、スーパーやコンビニに食品がなかなか揃わず、不便を強いられたというぐらいしか影響がなかったけれど、私の地元である札幌では、一部の地域で液状化現象が発生し、建物が陥没、倒壊するということがありました。
実は、私の家のお墓が、液状化現象が発生した地域にある霊園にあり、そこでは、地震の揺れにより墓石の倒壊が相次いだのだけど、幸い私の家のお墓は無事とのことで、一安心でした。

今年の北海道は地震のほかに、豪雨や台風の上陸などもあり、特に10月上旬にやってきた台風25号では、プライベートの予定を一つキャンセルするという残念な影響を受けてしまいました。
来年は、このような自然災害のない、穏やかな一年であってほしいです。
コメント
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