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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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代わりは代わりだけど

2009-12-06 15:03:00 | 特撮作品鑑賞
すうちゃんこと森田涼花さんの魅力、色々沢山あるけれど、京都弁での喋りも、その一つだと私は思う。
もしこれが標準語になったら、魅力が半減しちゃうんじゃないかとさえ思ってしまうくらい、聞いてて癒されているけれど、そう思う反面、これから長いことこの世界で頑張っていくとしたら、時には、京都弁じゃない喋りを要求されることだってあるかもしれないわけで、そういう役柄にも魅力を感じることができたら、これは本物なのかなって思うのも事実。
そういうこともあって、すうちゃんのことは、長い目で応援していこうと思います。

てなわけで・・・、


(今週の侍戦隊シンケンジャー)

番組がスタートして間もない頃、各種雑誌等において、ことはの人物設定には、必ずと言っていいほど、次のような表現が盛り込まれていた。

「病弱な姉の代わりにシンケンジャーになった」

私も、最初にそうした紹介を目にした時は、「なるほどね」というぐらいにしか思わなかったし、それ以降も、ずっと、そういう前提があることを頭に入れながら、ことはのことを応援してきていた。

でも、実はそういうことではなかった。
姉の代わりという、やむを得ない事情があったとしても、今のシンケンイエローは、侍としての宿命を受け入れ、外道衆と戦うことを決意した、花織ことはという女の子自身に他ならないのだということを、ことは自身はもとより、我々見る側も一緒に気付かされるというあたりに、脚本作りの素晴らしさを実感した。

我々の日常生活でも、誰かの代理として行動するという場面は多々あるけれど、形の上では代理であっても、行動した結果として起こった事というのは、いいことであれ悪いことであれ全て自分に跳ね返ってくるのだから、劇中でことはが悟ったように、「代わりだから」というのは、単に甘えているだけということになるのだなということを、私も今後は意識して行動したいと思う。

第六幕の後、久しぶりに登場したことはのお姉さん、花織みつば。
第六幕では、ことはがまだ小さかった頃の回想シーンだったので、今は果たして元気なのだろうかということがちょっと気になってたのだけど、闘病生活を送りながらも、手紙が書けるくらい元気だったということで、その点はちょっと安心。

ところで、源ちゃん(源太)、「シンケンイエローはもしかしたら年上のお姉さまだったかも?」って、それを言っちゃおしまいでしょ。
直後のゴールド寿司のシーンで、ことはが、出された寿司に手をつけないのを見て、「ひょっとして、不味い?」って聞いてたけど、自分が何気なく言った一言が引っかかってるということぐらい、ちっとは想像つかなかったのかなって、無神経とまでは言わないけど、同じ男として、ちょっとどうなのって思っちゃいました。
ま、劇中のキャラクターにそんなこと思っても仕方ないんですけどね。

ラストで、何とか回復し、戦列にも復帰した丈瑠が、「(機嫌が悪かったのは)腹を壊してたから」と言って、流ノ介や源太を「なーんだ」って納得させるシーンがあったけど、あそこで、茉子だけは流ノ介達に同調せず、じっと何かを考えているようだったのが、一瞬のシーンだけど、すごく印象に残った。
どうなるんでしょうね、今後の二人の関係性は。
コメント
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