北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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職業選択の意味

2007-07-20 23:17:04 | 日々のもろもろ
今の仕事を選んだ理由ランキング - goo ランキング


先日、違う部署なんだけど、若い職員がまた1人辞めて行った我が職場。
辞めるに至った経緯は色々なんだろうけど、この仕事をどのように捉えていたのかなあと思うとねえ・・・。

私もですね、実はよく聞かれます。「何で公務員になったの?」って。
今思うと、子供の頃から社会科が好きで、
夏休みや冬休みの自由研究には、絵や工作ではなく、社会の色々な仕組み、
例えば札幌の地理や、バス・地下鉄などの交通網、あるいは公共施設のことなんかを調べてレポートにしていたので、
その頃から、もっと社会について知ってみたいという気持ちがあったのだろうと思う。
実際、大学に入学し、さあ就職をどうするって考えた時も、子供の頃のそういう気持ちがあったせいか、
正直公務員しか頭になかったのもまた事実だし。

そんなこんなで公務員になってから早12年目。
色々なことがあったけれど、今の仕事は、地域の振興や整備にも深く関わる仕事だけに、
子供の頃興味を持っていたことの延長線上にあると言ってもよいので、
今の仕事に就いたことについては、勿論後悔なんてしていないし、きっちり勤め上げたいとも思っている。

ただね、最近思うのは、学生の頃の思いとして、
子供の頃の興味の延長線上として公務員という希望があったものの、
公務員という職業を選ぶということが、自分にとってどういう意味があるのかということを、余りよく考えていなかったような気がするということ。
もっとも、考えていたところで結論は変わらなかったとは思うんだけど、
考えて行動するのと考えないでただ突っ走るだけなのでは全然違うと思うし。
だから、偉そうなことを言うかもしれないけれど、これから社会に出て頑張るという人には、
あの職業に就きたいという目標があるにしても、それを目指すことが、自分にとってどういう意味があるのかということを考えて欲しいなと思う。
そこまで考えた末の選択であれば、多少壁にぶつかる思いをしても、何とか耐えていけるのかなと思うし。

とまあ長々と書いてしまったけれど、最後に1つ。
公務員という職業それ自体は子供の頃からの憧れだったけれど、
今の職場(国○交○省)を選んだ理由は、実を言うと、
ランキングでも第20位に入っている、「そこしか採用されなかったから」。
だって、公務員試験全部で7つ受けた内1つしか受からなかったものですから、ハイ。
コメント (2)
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