美しい国

「日本は美しい」５３％(産経新聞) - goo ニュース


「美しい国・日本」。総理が登場するこのCMは、羽田空港の搭乗待合ロビーでよく流れているので、
私は、このフレーズを聞くと、どうしても羽田空港を思い浮かべてしまう。
（他に、宮里藍さんの出演している、ブリジストンタイヤのCMもよく流れていて、バックに流れている「♪どこまでもいこう～」のメロディーも、同様に羽田空港を思い起こさせてくれる）

それはさておき、「美しい国」に関する世論調査なんてのが行われていたんですね。
ニュースを読んで、５３％という数字には、それほど強い関心は示さなかったけど、
読んで興味深かったのが、「重要と思う美しい国の姿」の設問に対する答え。
色々と答えが挙げられているようだけど、物事を余り深く考えない性格の私は、
単純にこう思ってしまった。
「文化、伝統、自然、歴史を大切にする」とか、
「世界に信頼され、尊敬されるリーダーシップのある国」なんてのも確かに理想かもしれないけど、
まずは、みんなが仲良く、平和に暮らすことができれば、それだけで十分美しい国だと言えるんじゃないかと。

このブログでも何度か触れてきたけれど、最近は、親子間の傷つけ合いだとか、
ほんの些細なことが殺人事件に発展するなど、思わず目を覆いたくなるような凄惨な事件が多い日本。
少なくとも、「美しい国」という呼称には程遠いのは言うまでもないわけで、
そういうことから考えると、みんなが仲良く、互いに助け合いながら平和に暮らすという、
極めて当たり前のことこそが大事なのだと私は思うのだが、
残念ながら、必ずしもそうはなっていないと感じるのが最近の日本。
本当に「美しい国」を作るために、まずは、互いに互いを認め合い、仲良く暮らしていける社会を作る。
これは、決して綺麗ごとなんかじゃなく、高い理想でもないと私は思うんだけど、
どうなんだろう・・・？