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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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再現された踏切

2020-11-05 21:02:03 | 釧路&釧根地方

 

久しぶりの「橋南地区」の散歩。

最近できたばかりのスポットに行ってみました。

昨年廃止された「臨港鉄道」こと「太平洋石炭販売輸送(株)」の石炭運搬列車の踏切があった場所に、地元の有志が、市民からの寄付を募り、この程踏切を再現したものです。

 

 

これが、鉄道があった頃の踏切。

この光景が、人気漫画「スラムダンク」に登場する、江ノ島電鉄の踏切に似ているということで話題になっていました。

一昨年この踏切のことを話題にしたときに、私もそのことを書いていたのだけど、実は私は「スラムダンク」は一度も見たことがなく、その江ノ島電鉄の踏切というのは、五年前の「ブラタモリ」鎌倉編が収録された番組の本で知りました。

そんな私でさえ似ていると思ったのですから、「スラムダンク」のことをよく知っている人が同じように思うのも当然ということなのかもしれませんね。

 

 

踏切の再現に当たり、有志が設置した看板です。

 

 

 

 

線路の跡地。

ここは今後どう活用されていくのかな・・・。

 

 

 

この中にあるのは、「釧路コールマイン」から寄贈された石炭だそうです。

 

 

鉄道は廃止されてしまいましたが、今回踏切が再現されたことで、その存在が後世に語り継がれていくとよいなと思います。

 

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小さな神社

2020-10-22 19:45:17 | 釧路&釧根地方

 

 

釧路の中心部、「釧路プリンスホテル」の裏に佇む小さな建物。

通勤経路なので、朝も夜も何気なく前を通っていたけれど、調べて見ると、「桧森神社」という、独立した神社だそうです。

ただ、由緒などは、検索でも、図書館にある本でも調べられませんでした。

どういう歴史があるのか、興味深いところです。

 

 

今週前半まで残業続きだったけれど、今は束の間、早く帰れています。

その理由は、先へ進みたくても、やむにやまれぬ理由で進めない案件があるから。

動き出せるのは来週半ばの見通しなので、それまでは、早く帰って英気を養うこととします。

別に好きで残業しているわけではないので(当たり前か)。

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友好のリンゴ

2020-10-20 21:38:01 | 釧路&釧根地方

 

幣舞橋の側にある「EGG」の1階にて。

 

 

 

赤くて丸々としたリンゴが実を付けています。

これは、釧路市と姉妹都市提携を結んでいる、秋田県湯沢市から贈られたリンゴの木で、寒さに強く甘みがある「宮美ふじ」と呼ばれる品種です。

湯沢市からは、姉妹都市提携40周年であった平成15年(2003年)にサクランボの苗木2本が贈られていましたが、東日本大震災の津波による塩害で枯渇してしまったことから、平成28年(2016年)の3月にリンゴの苗木が贈られ、それが、今こうして実を付けているということです。

当面は収穫はしないとのことなので、「EGG」や、隣接する「フィッシャーマンズワーフMOO」を訪れる観光客にも話題を呼びそうですね。

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糸魚沢駅

2020-10-19 21:56:15 | 釧路&釧根地方

 

小さな山小屋のような建物。

JR花咲線の「糸魚沢(いといざわ)」駅です。

 

 

 

ローカル線で小さな集落とはいえ、この本数は寂しいですね。

 

 

新潟県に「糸魚川」という市がありますが、別に関係はないようで、アイヌ語の「チライ・カリ・ペッ」(イトウの通う川)、あるいは「チライ・カラ・ペッ」(イトウを捕る川)の意訳に由来するとされています。

「イトウ」とは、「幻の魚」と呼ばれるサケ科の淡水魚で、黒船で知られる、かのマシュー・ペリーが、イギリスの生物学界にその存在を報告したことから、「perryi」と命名したというエピソードもあります。

以前紹介した、標津町の「サーモン科学館」でも見ることができますが、厚岸近辺にも生育域があったんですね。

 

 

 

単線だけの寂しい駅ですが、国道沿いということもあって、「秘境駅」には分類されないのかな。

これにて、JR花咲線の駅は、終点の根室駅を除いて紹介を終えました。最後に残った根室駅は・・・、そうですね、雪が降る前に花咲線に乗ってこようと思っているので、そのときに。

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茶内エリア散策

2020-10-15 19:22:27 | 釧路&釧根地方

浜中町茶内エリアの続き。

JR花咲線茶内駅へ着いたのは14時10分頃でしたが、釧路方面と根室方面の両方の普通列車が到着するまで30分ほどあったので、その間の時間潰しとして、駅前をちょこっとブラブラしてみました。

 

 

このサイロは何かな?

 

 

釧根地域、とりわけ浜中町を含む太平洋岸は、夏の間も気温がそれほど上がらないことから畑作は殆ど行われていないのが実情で、酪農が基幹産業となっていますが、開拓当初は、酪農ではなく畑作が主体だったんですね。

馬鈴薯に蕎麦に豆類ですか。それは知らなかったです。

ルパン、次元、峰不二子の三人もなかなか似合ってますね。

 

 

 

これは・・・、何かを祀っているのかな・・・?

 

 

 

うわあ・・・、そんなことがあったんですね。

 

 

 

 

何とも痛ましい話ですが、こうして慰霊施設が設置され、歴史が語り継がれていくというのは大変重要なことだと思います。

現在でも茶内エリアは、町内でも大きな集落ですが、当時は劇場があるほどの賑わいだったんですね。当時の写真があったらぜひ見てみたいです。

 

 

 

 

少し離れた所に、古い時代の鉄道車両が保存されています。

 

 

 

道路の開発が遅れていた北海道では、戦前から「殖民軌道」と呼ばれる、開拓のための軌道が国により敷設され、戦後は運営が自治体に委託され、「簡易軌道」として運行されていましたが、とりわけ釧根地域は、地盤が脆弱であったことから、釧路市、鶴居村、浜中町、別海町、標茶町に軌道網が張り巡らされていました。

昭和30年代に入り道路改良が進むと、簡易軌道は次々と廃止され、昭和47年(1972年)、茶内駅を起点としていた浜中町営軌道を最後に、全て姿を消す形となりました。

釧路市立博物館の監修で、そんな簡易軌道の歴史を纏めた書籍も発行されています。

 

 

これは、当時からあるものですかね・・・。

 

 

 

お、これはもしかして・・・。

 

 

 

そうです。先日紹介した霧多布エリアにある「ルパン三世通り」に続き、茶内エリアに、石川五ェ門の店が、茶内エリアに誕生したのです。

残るは銭形警部ですが、検索してみても、銭形警部の店は出てきません。設置計画はあるのかな・・・。

 

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