JR逗子駅近くの『手打ち蕎麦や・凛桜(りおう)』さんで昼食を取りました。
お店は分り易い所にありますが、複数のお洒落なお店が同居しているビルの1Fにあり、ガラス張りのお店でテラス席などもあることから一見カフェのように見え、「本当にここが蕎麦屋?。」と思ってしまう店構えです。
扉を開けて中に入ると明るい店内は女性客が多く、やはりどことなくカフェの雰囲気です。
お店に到着したのが13時少し前の昼食時ということもあってテーブル席は全て埋まっていて、うちの奥さんと2人で誰もいない6名程度が座れるカウンター席に着きます。
なんとなく落ち着かない、ワインならまだしも昼から日本酒(蕎麦前)を楽しみ難い雰囲気の中、「ばくらい」(ホヤとコノワタの塩辛)ってお昼から食べれるんですか?。と確認してから、「ばくらい」と「出汁巻き」をお願いします。
そしてお酒ですが、そんな雰囲気でもないことから今日はやめとこうか?。大人しくビールにしようか?。と迷いましたが、メニューを見ると「大七」、「一ノ蔵」、「南部美人」、「出羽桜」、「浦霞」といった東北の銘酒を中心に美味しそうな日本酒が並んでいて、「飲んで、飲んで!。」と訴えていたので桜花吟醸「出羽桜」をいただくことにしました。
まずは好みの分かれる「ばくらい」。うちの奥さんはNGとのことですが、日本酒がついつい進んでしまいそうな、冬の寒い日に熱燗でいただきたい一品です。
次に焦げ目も無く綺麗に焼かれている「出汁巻き」。ちょっと薄味かな?という印象ですが、上品な味わいです。
そして最後にいただいた肝心の蕎麦(せいろ)ですが、カツオ出汁の効いた馴染み易い蕎麦汁で、喉越しの良い蕎麦との相性も良く、蕎麦を美味しくいただくことが出来ました。
また、うちの奥さんは温かい「京鴨南ばん」をいただきましたが、こちらも美味しい蕎麦だったとのことです。
今日はテーブル席が満席だったことからカウンター席で料理とお酒をいただくことになり、最初は「ちょっと残念、でもまぁいいか。」と思っていましたが、結果的にはテーブル席ではなくカウンター席で良かったと思っています。
だって、ランチメニューでお洒落に食事を取っている方々に混ざって、お昼から「ばくらい」をつまみながら日本酒をいただくって、ちょっと落ち着かないです。
ごちそうさまでした。