長野県・北信地方のお蕎麦屋さん巡り3日目(4軒目)に訪れたのは、長野県須坂市にある『十割手打ちそば・あがれ家』さん。
お店に到着したのが、開店時間には少々早い時間だったことから、お店の玄関口にいる人懐っこい犬と遊んだり、お店の外観を撮影したりしながら開店を待っていると、11時丁度にお店の扉が開き、同じく開店を待っていた若いご夫婦と一緒にお店に入ります。
店内は、靴を脱いで板の間に上がるスタイルで、板の間のテーブル席だと少々足が疲れるかな?と思いましたが、厨房の目の前にある囲炉裏を囲む席に案内されます。
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席に着いてメニューをパラパラとめくりながら一通り眺めてみると、定番の一品料理に加えて季節限定の料理なども並んでいますが、お酒は北信地方の地酒よりも南信や新潟県の地酒が多いという品揃えで、馴染みのお客さんがよなよな集まる居酒屋さんという雰囲気が感じられます。
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さて、料理も色々用意されていて、岩魚の甘露煮などそそる料理もありましたが、あれこれ悩んだ結果「鴨の薫製」をお願いすることとし、併せて十割のざる蕎麦にそば雑炊とそば団子の付いた「蔵そば」(セット)をお願いしますが「蔵そば」は「できない」とのこと。
なんとなくスッキリしないやり取りではありましたが、理由を確認したところでできない物はできないので、あきらめて「十割天ざる」をいただくことにします。
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料理の注文を終え、ジャズが流れる店内を見渡したりメニューを改めて眺めたりしているうちに、まず抹茶塩(かな?)が添えられた天婦羅が漬物と一緒に目の前に置かれたので、早速海老をいただいてみると、プリっとした食感がとても美味しいです。
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「お待たせしたから」との理由で大盛にしてくれた十割蕎麦は、歯応えも味わいもおとなしく、穏やかな食べ易い蕎麦でした。
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そして最後に「鴨の薫製」をいただき、今年の北信地方のお蕎麦屋さん巡りが終了となりました。
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今回、夏休みを利用して長野県・北信地方のお蕎麦屋さんをいくつか訪れてみましたが、お店の選定に当たっては、長野県の蕎麦のみを使用し、蕎麦打ち工程の全工程を手作業で行っている「信州そば切りの店」を看板に掲げているお店を2軒選んでみました。
その、「信州そば切りの店」でいただいた蕎麦は、個性を前面に押し出しているというよりは、どちらかというと「おとなしい」という印象ではありましたが、いずれの蕎麦も食べ易く美味しい蕎麦ばかりで、納得の長野県・北信地方のお蕎麦屋さん巡りとなりました。
ごちそうさまでした。
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