蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『一休@横浜・能見台』さんの「だし巻玉子」

2012-08-25 23:52:13 | 横浜市(金沢区)

先日訪れた『そば香房・遊味』さんと同じ京浜急行電鉄・能見台駅近くにある『そばきり・一休』さんで季節の変わり蕎麦「しょうが切り蕎麦」をいただきました。

今日は少々重めの二日酔いだったことから、お酒は飲まずに蕎麦だけをいただくつもりでしたが、メニューを見ると「焼き海苔」、「板わさ」、「鴨焼き」、「だし巻玉子」といったお蕎麦屋さんの定番料理が並んでいます。

やはりメニューを見ると食べたくなるもので、その中から、あれば必ずいただくことにしている「だし巻玉子」をノンアルコールでいただくことにしました。ちなみに日本酒は、「生貯蔵・王紋」、「特別純米・大山」、「吟醸本生・銀盤」、「京山水」というラインナップでした。

と、あまり深く考えず「しょうが切り蕎麦」と「だし巻玉子」を同時に注文してしまったため、「だし巻玉子」が蕎麦より後に来るという状況になってしまい、蕎麦前にならず少々失敗です。

ということで、今日は「だし巻玉子」をつまみながら「しょうが切り蕎麦」をいただくことになりました。
 

せいろ2段で運ばれてきた「しょうが切り蕎麦」は、見た目は普通の蕎麦とさほど変わらず、蕎麦汁を付けると生姜の味はあまり感じられませんが、蕎麦に鼻を近づけると生姜の香りが感じられるまずまずの蕎麦です。
 

一方、うちの奥さんは「一休そば三昧」という、3種類(とろろ、山菜、天ぷら)の蕎麦を楽しむことができる蕎麦をいただきましたが、こちらは「しょうが切り蕎麦」とは異なりやや太めの麺で、全体的に硬目の蕎麦でした。

ごちそうさまでした。
 

『遊味@横浜・能見台』さんの「焼き味噌」でくつろぐ

2012-08-19 23:49:35 | 横浜市(金沢区)

夏休み最後の日曜日、京浜急行電鉄・能見台駅近くの『そば香房・遊味』さんで蕎麦をいただきました。

お店に到着したのはお昼時を過ぎた13:00頃で、「混雑しているかな?。」と思いましたが、待つこと無くお店の奥にある4人掛けのテーブル席に着くことが出来ました。

お店は内も外も手入れが行き届いている、綺麗でこじんまりとした気持ちの良いお店で、定番の「焼き味噌」や「板わさ」のほか、自家製の「わらび餅」などもあり、美味しそうな料理を色々いただくことが出来そうです。

まずは「おろしそば」をいただくことに決め、その前に蕎麦前をいただこうと思い一品料理のメニューを眺めます。
最初に目が止まったのは「そばがきの揚げ出し風」という料理で、「どうしようかな?。」と少々迷いましたが、今日はオーソドックスに「焼き味噌」をいただくことにしました。
そしてお酒は、「一白水成」(秋田)、「乾坤一」(宮城)という飲んだことの無い日本酒もありましたが、迷うことも無く好きな日本酒の一つでもある福島県の地酒「純米生もと・大七」をいただくことにしました。

蕎麦前でいただいた「焼き味噌」は、味噌を焼いた独特の香ばしい香りだけでも十分美味しく、コク旨の「大七」がついつい進んでします。


そして、ちょうどお酒が無くなる頃にタイミング良く運ばれて来た「おろしそば」は、二八の「ざる蕎麦」にすりおろした辛味大根がドン!と付いています。この辛味大根、涙が出てきそうな「ツン!」とくる辛さでしたが、癖になるとても美味しい辛味大根でした。


また、うちの奥さんは昼のみ12食限定の「わらび餅」と「天ぷら」が付いた「ざるそば小膳」をいただきましたが、抹茶塩でいただく野菜の天ぷらが美味しく、満足のいく昼食になったようです。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『そば香房・遊味』さんの蕎麦は国産の上質なそば粉を100%使用した二八蕎麦とのことで、スルスルッと抵抗感無く喉をなめらかに通り過ぎて行く美味しい細麺の蕎麦でした。また、蕎麦汁はカツオ出汁(?)の効いたやや甘辛の蕎麦汁で、蕎麦との相性も良く、蕎麦を美味しく食べさせてくれる控えめな蕎麦汁でした。

今回訪れた『そば香房・遊味』さんは地元のお蕎麦屋さんでありながら今回が初訪問でした。
そしてもっと早く訪れれば良かったと、嬉しい後悔をさせてくれた、美味しいお蕎麦屋でした。

ごちそうさまでした。


『三日月庵@豊洲』さんの幻の純米大吟醸「亀の翁」

2012-08-16 23:55:00 | 東京23区(江東区)

「ららぽーと豊洲」を訪れたうちの奥さんが持ち帰ってきたフロアガイドを眺めていたところ、『そば酒房・三日月庵』というお蕎麦屋さんの店舗案内に目が止まりました。

目が止まったのは店舗案内に付いていた写真で、天せいろと日本酒が写っています。
写真は小さく、そこに写っている日本酒のラベルに書かれている文字までは読むことが出来ませんが、間違いなく、「夏子の酒」のモデルとなった新潟県・久須美酒造さんの純米大吟醸「亀の翁」です。

もしかして、この店に行けば蕎麦前に「亀の翁」をいただくことが出来るのかな?。
ならば行かない訳にはいかないです。

ということで、純米大吟醸「亀の翁」を求めて行って来ました、豊洲まで。



お店は「ららぽーと豊洲」の中にある様々なお客さんが訪れるお店ということもあり、念のため「昼からお酒飲んでも大丈夫ですか?。」と店員さんに確認したところ、笑顔で「全然大丈夫ですよ。」との回答だったことから、早速お酒のメニューを確認します。しかし、お目当ての「亀の翁」が見当たりません。

お店の入り口にも一升瓶が飾ってあるのでとりあえず女性の店員さんに聞いてみたところ、
「すみません、あれは飾りなんです。」という一言が・・・。
「ここに来たら飲めると思って来たんですよね・・・。」
「すみません、すみません、本当にすみません。」(汗、汗、汗・・・)

まぁ、無い物は無いので仕方ないですね。

結局、清酒「清泉」と辛味大根蕎麦をいただきましたが、どんな歯ごたえで、どんな味だったっけかな?。

目の前の蕎麦に集中できませんでした。


『寿徳庵@横浜・金沢文庫』さんでいただく「あなご天」

2012-08-04 23:54:00 | 横浜市(金沢区)

二十四節気に合わせて24種類の「季節の変わり蕎麦」をいただくことのできる、横浜市金沢区にある『石臼挽生粉打蕎麦・寿徳庵』さん。

最初に訪れた時は「八海山ビール」と「檸檬切り蕎麦」のみをいただいてお店を出ましたが、蕎麦前のメニューには好きな「黒龍」をはじめ、「越乃 景虎 純米酒」、「八海山」、「久保田」といった美味しそうな日本酒の名前が並んでいて、これが夜だったら「右から順番にお願いします!。」と注文したくなる品揃えです。



更に「おつまみ」の欄を見てみると、「そばみそ」や「鴨つくね」などと並んで「鴨ぬき」や「天ぬき」といった「飲んでる時に腹に溜まるものは食わね~!。」という江戸っ子気質を表した一品料理が並んでいます。

そんな、そそるメニューを見ながら「いつの日か!。」と思うものの、時間が無かったり、昼食後に予定が入っていたりと、蕎麦は食べることが出来るもののなかなかのんびり蕎麦前を楽しむことが出来ません。



そして8月最初の土曜日、ようやく蕎麦前を楽しむ機会が訪れました。

まずいただいたのは「あなご天ぷら」。
茄子の天ぷらが添えられていて、食べ応えのあるボリューム感がとても良い感じです。



次に「蕎麦がき」。
思っていた以上に量が多く、少々驚いてしまった「蕎麦がき」には、「そば汁」、「辛味大根」、「ポン酢」、「きな粉」という4種類のつけ汁が付いて、福井の地酒「黒龍」と一緒に4種類の味で美味しくいただきました。



ここ『寿徳庵』さんを訪れる時は、多くの場合「季節の変わり蕎麦」をいただきますが、今日は初めて「十割蕎麦」をいただいてみました。
「十割蕎麦」は普通の蕎麦汁ではなく「辛味大根」の汁が付いていて、ジワッと汗が出そうな辛さでしたが、クセになる辛さで蕎麦を美味しくいただくことが出来ました。

ごちそうさまでした。