蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『よし房・凛@根津』さんの多彩な食材の「天ぷらの盛合せ」

2018-10-21 11:00:00 | 東京23区(文京区)

うちの奥さんと谷根千の散策に出かかた10月中旬の日曜日、昼食を取るために、根津神社近くにある『石臼挽き手打そば・よし房 凛』さんへと向かいました。

混雑することが予想できる人気店のため開店25分前に訪れてみると、既に1組のご夫婦が開店を待っています。そして開店時間の11時丁度に暖簾が掛かり、お店の中へと案内されます。

花番さんの丁寧な案内を受けて2人掛けのテーブル席に着き、早速メニューを眺めてみると、昼時ということもあってか手の込んだ料理は用意されていないようでしたが、日曜日のお昼に夫婦2人でいただく蕎麦前の料理としては十分な内容で、どうしようか?と考え「板わさ」と「天ぷらの盛合せ」をいただくことにします。


ビールをグッといただき、ホッと一息ついたところで運ばれてきた厚切りの「板わさ」は、厚みを感じることのできる歯応えがとても嬉しいです。


蒲鉾をいただきながら開店後10分で満席となった店内の様子を改めて伺ってみると、年配のご夫婦や若い女の子2人組など、訪れているお客さんの年齢層も偏っておらず、老若男女様々な方から人気を集めていることが伺えます。

店内の様子を伺ったりメニューを眺めたりしている途中で瓶ビールが残り少なくなったので、静岡県の地酒「吟醸・磯自慢」をお願いしましたが、天婦羅に時間を要しているようで、その「吟醸・磯自慢」も無くなってしまったため、更に福島県の地酒「飛露喜」をお願いします。

そして、「飛露喜」が運ばれてきた際、花番さんから「メニューには書いていませんが・・・」と、佐賀県の地酒「鍋島」や三重県の地酒「而今」等が紹介されます。


ようやく運ばれてきた「天ぷらの盛合せ」は、谷中生姜やズッキーニ、栗やキス等々多彩で、中でも葡萄の天婦羅は始めていただく食材でしたが何も言うことの無い素晴らしい天婦羅で、高い満足感を感じることのできた「天ぷらの盛合せ」でした。

なお、天婦羅をいただいている途中で「飛露喜」が無くなったので、メニューには書いていないと紹介していただいた佐賀県の地酒「鍋島」をお願いしましたが、期待を裏切らない、天婦羅の満足感を更に高めてくれる美味しい日本酒でした。


さて、見事な天婦羅をいただいたところで既に満足感と満腹感を感じていましたが、蕎麦はいただきたいことから最後に「せいろ」をいただき、今日の蕎麦前と蕎麦を〆ました。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『石臼挽き手打そば・よし房 凛』さんは、花番さんの落ち着いた大人の接客も好印象で、お酒の品揃えも料理も素晴らしく、谷根千の散策途中に夫婦で美味しい蕎麦前と蕎麦をいただくには最適なお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした。



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