蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『青海波@古都・鎌倉』さんの地蛸で作った「蛸の柔らか煮」

2018-09-17 11:30:00 | 神奈川県(鎌倉市)

真夏の様な暑さが続く9月中旬、うちの奥さんと共に鎌倉の中心部から離れた所にあるお寺を巡り、その途中、昼食を取るために竹寺と呼ばれている報国寺から徒歩7分程度のところにある、緑に囲まれた静かな佇まいの『蕎麦・酒 青海波』(せいかいは)さんに立ち寄ってみました。


お店は11時半開店ですが、休日ということもあり混雑すると予想して開店20分前に到着するようお店に向かってみると、さすがに先客の姿は無く、直ぐ後に訪れた年配のご夫婦と共に開店を待っていると「暑いので、店内でお待ちください」と、開店15分前に店内に案内されます。

店内は、畳の上に2人掛けと4人掛けのテーブルがゆったりと配置された和室で、古都鎌倉らしい静けさが感じられます。


汗を拭いながら開店時間を待ち、開店と同時にとりあえず生ビールをお願いしてから、追って「蛸の柔らか煮」、「生しらすの沖漬け」、「出し巻玉子」をお願いします。


まずいただいた、地元佐島産の蛸をレア状に仕上げた「蛸の柔らか煮」は、柔らかくクニュっとした食感も好印象で、ほんのり感じる柚の風味が爽やかでなかなか美味しいです。

また、「蛸の柔らか煮」と一緒に運ばれてきた、同じく地元佐島産の生しらすで作った「生しらすの沖漬け」は、どんな味わいなんだろうか?と興味津々でしたが、沖漬けらしい日本酒がほしくなる味わいでした。


店内を見渡してみると、お客さんは年配の方ばかりで、それぞれの楽しみ方で思い思いの時間を過ごしていますが、うるさいと感じることも無く、静けさが保たれていてとても心地良いです。

そして、玉子焼を作っていることが分かるカシャカシャカシャと卵を溶く音が聞こえ、暫くして有精卵「さがみっこ」を使用して作ったという「出し巻玉子」が目の前に置かれます。

いただいた「出し巻玉子」は、甘さ控えめながらも出汁が効いていて、甘い玉子焼が好みの者にとっても「旨い!」と感じるとても美味しい玉子焼でした。


心地良い空間の中でいただく充実した蕎麦前に満足度も高く、もう少し蕎麦前を楽しませていただこうと思い、「合鴨ロース煮」と「焼き味噌」を福井県の地酒「純米無ろ過生原酒・花垣」と一緒にお願いします。


追加でいただた青森県産のバルバリー種で作った「合鴨ロース煮」は、溶けてしまいそうなほど柔らかい食感が美味しく、ワインがほしくなってしまいます。


京都の白味噌に、葱、クルミ、そばの実を混ぜているという「焼き味噌」は、「純米無ろ過生原酒・花垣」との相性も良く、美味しい日本酒を更に美味しくしてくれました。


まだまだ蕎麦前を楽しんでいたいと思ってしまう心地良さが感じられるお蕎麦屋さんではありますが、このあとの予定もあることから、最後に長野県の地酒「旨口純米原酒・ひやおろし 神渡」(みわたり)をいただくこととし、併せて「天ぷらせいろ」をお願いします。


先に運ばれてきた天婦羅を肴にいただいた「旨口純米原酒・ひやおろし 神渡」は、スッキリした辛口で美味しいです。

また、いただいた天婦羅は脂っこさを感じることの無いサラッとした天婦羅で、中でも海老のプリプリ感がなかなか好印象です。なお、魚を素材とした天婦羅が中にあり、素材が何か聞いたところ、「その日によって使用する魚は異なりますが、今日は鰹です」とのこと。

初めて食べる鰹の天婦羅でしたが、感じていた満足感を更に高めてくれる美味しい天婦羅でした。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『蕎麦・酒 青海波』さんは、料理も蕎麦も美味しく、加えて親しみ易い人当たりの優しい花番さんが作る柔らかな雰囲気も心地良く、海が見えるなど風光明媚な眺めこそありませんが、古都鎌倉の静けさを感じながら、休日の一時を夫婦でのんびり過ごすことのできるお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした。


『直@横浜・上大岡』さんのしょっぱさが美味の「自家製スルメ塩辛」

2018-09-16 18:10:00 | 横浜市(南区)

通勤途上に新しいお蕎麦屋さんが開店していたことに今更ながら気付いたことから、一人で夕食を取ることになった日曜日の夕方、開店時間に合わせて訪れてみることにしました。

訪れたのは、京浜急行電鉄・上大岡駅から徒歩7~8分程の所にある『手打そば・直』(なお)さんで、開店時間の18時を少し過ぎた時間に訪れてみると先客の姿は無く、ご主人がカウンター席でパソコンに向かっています。

そして、案内されたカウンター席に座ってメニューを開いてみると、一品料理のページにも数々の料理が並んでいますが、店内に「本日の酒の肴」というボードが置かれており、様々な料理がぎっしりと並んでいます。


「本日の酒の肴」は品数も多く迷う品揃えであったことから、とりあえず瓶ビールをお願いし、その後、メニューとボードの両方を眺めながら何をいただこうかあれこれじっくり悩み、「笹かまワサビ漬け挟み」と「鮭ハラス」をお願いすることにします。


まずいただいた「笹かまワサビ漬け挟み」は、笹蒲鉾に大葉とワサビ漬けを挟んだという、一見簡単そうに見えてしまう料理ではありましたが、大葉とワサビ漬けの味わいが絶妙に絡み合っていて、とても美味しいです。


「本日の酒の肴」から選んだ「鮭ハラス」は、焼き具合も良く、しょっぱさも適当で、初めから日本酒すれば良かったかな?という思いを強く感じた一品でした。


落ち着いた雰囲気の店内でBGMのラジオ放送(?)に耳を傾けながら、「ラジオのBGMも悪くないな」なんて思っていると、年配のご夫婦と女性2人組のお客さんが来店しましたが、接客と調理をご主人一人で行っていることもあってか、焼き物は時間が掛かると説明しています。

ということで、追加のお酒と料理をお願いできる状況ではありませんが、ビールが無くなってしまったことからタイミングを見計らい、富山県の地酒「純米吟醸・羽根屋」と「自家製スルメ塩辛」をお願いします。


時間がかかるかと思いましたが、それほど待つこともなく目の前に置かれた「純米吟醸・羽根屋」は、辛さと旨味のバランスも良く、なかなか美味しい日本酒でした。

また、「自家製スルメ塩辛」は、徐々にしょっぱさが強まる塩辛で、強めのしょっぱさと、生々しい食感(?)がとても美味しいです。


その後も、料理を作ったり、お酒を出したり、蕎麦を準備したりとご主人の多忙な状況は続いていましたが、もう少し料理とお酒をいただいてから蕎麦をいただこうと思い、「小イワシ生姜煮」と山形県の地酒「純米吟醸・中汲み 有加藤」(ありかとう)を追加してしばらくゆったりした時間を過ごさせていただきます。


丁度、料理とお酒が無くなりそうになったところでご主人の忙しさも一段落したようなので、このタイミングを逃してはならないと思い、迷うことなく「せいろ」をお願いします。

いただいた「せいろ」は強過ぎることの無いコシの強さも適当で、蕎麦汁を付けずにいただいても美味しいです。また、蕎麦汁も出汁の旨味がしっかり感じられ、とても美味しいです。

そのため、蕎麦のみでいただいたり蕎麦汁を付けていただいたりと、食べ方を変えながら楽しく蕎麦をいただきましたが、どちらの食べ方であっても美味しく、満足感の感じられる蕎麦でした。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『手打そば・直』さんは、明るく清潔感の漂う落ち着いた雰囲気のお蕎麦屋さんで、ご主人も一見話しかけ難そうに見えますが実は親しみ易いご主人で、仕事帰りに一人で訪れたいお蕎麦屋さんというよりも、土曜日の夜にでも夫婦で訪れ、美味しいお酒と蕎麦をいただきながらゆったりと大人の時間を過ごしたいお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした。


『古拙@湯島』さんのサッパリ美味しい「そばの芽のサラダ巻」

2018-09-11 17:15:00 | 東京23区(文京区)

東京都心での仕事が予定より早く終わったため、少し足を延ばして、東京・湯島にある『手打ち十割そば・古拙』さんの暖簾を潜ってみることにしました。

お店に到着したのが17時を少し過ぎたばかりのまだ早い時間ということもあってか、先客は、4人掛けのテーブル席を中心に50人近くのお客さんが席に着けるのではないかと思われる広々としたフロアに男女1組のみと閑散としています。

そして、親しみ易さの感じられる愛想の良い花番さんに「お好きな席へどうぞ」と案内されましたが、1人で訪れているということもあり、この後仕事を終えたビジネスマンが続々と来店するかもしれないので、遠慮して2人掛けテーブル席に着いて早速メニューを広げます。


メニューを眺めてみると、そばを素材とした一品料理がいくつか並んでいたので、時間がかからず出てきそうな「季節のお浸し」と一緒に「そばの芽のサラダ巻」をお願いします。


まずいただいた「季節のお浸し」はほうれん草のお浸しでしたが、お通しの茄子と併せて軽くつまみたい時に最適な料理で、なかなか気分の良い蕎麦前のスタートとなりました。


どんな料理なんだろうか?と楽しみにしていた「そばの芽のサラダ巻」は、トマトの味が少々強いようにも感じられましたが、サラダを包んでいる柔らかい生地(蕎麦なのかな?)がとても美味しく、また、包まれているサラダのシャキっとしたサッパリ感もなかなか良い感じです。

更に、一緒にいただいた佐賀県の地酒「純米酒・鍋島」(メニューは純米酒となっていますが、特別純米酒のようです)との相性も良く、期待に応えてくれたとても美味しい料理でした。


「純米酒・鍋島」をいただきながらしばしのんびりとした一時を過ごさせてもらいますが、18時近くになってもお客さんは増えず、4人掛けのテーブル席を使用させてもらっても何ら問題は無かったようです。

さて、いただいた料理がいずれも軽目の料理であったことから、ボリューム感の感じられる腹に溜まる料理をいただこうと思い、お気に入りの地酒でもある青森県の地酒「純米吟醸・陸奥八仙」と一緒に「だし巻玉子」を追加でお願いします。


そんなに素早く作れるのだろうか?と思うほど時間がかからず運ばれてきた「だし巻玉子」は、ジワリと出汁が滲み出ているほんのり甘い玉子焼で、日本酒の肴にもなるなかなか美味しい「だし巻玉子」でした。


玉子焼をいただき空腹が満たされたところで、極細といっても過言では無い、まるでそう麺でもすすっているかのような細麺の蕎麦をいただき、今日の蕎麦前と蕎麦を〆ました。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『手打ち十割そば・古拙』さんは、広々としたフロアにゆったりと配置されているテーブル席でのんびりした一時を過ごすことのできるお蕎麦屋さんでした。

また、訪れた時のBGMはビートルズで、一見似合わないかな?とも思いましたが、和洋折衷を感じさせる料理とお店の雰囲気にマッチしたBGMで、のんびりした一時を過ごしながらも明るい雰囲気を感じることのできるお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした。


『はたり@銀座・新富町』さんの磨宝卵で作った「出し巻玉子焼」

2018-09-07 18:15:00 | 東京23区(中央区)

東京都心での仕事を終え、時計を見ると間も無く18時。

週末金曜日ということもあり、出遅れてしまったかな?という時間ではありましたが、銀座界隈のお蕎麦屋さんで蕎麦前と蕎麦をいただいてから帰宅しようと思い、東京メトロ・有楽町線新富町駅から徒歩数分のところにある『蕎麦和食・はたり』さんに立ち寄ってみることにしました。

お店は地下にあり、外から見えるのは地下へおりていく入口のみという、その、ビルの谷間にひっそりと浮かび上がる、まるで隠れ家へと向かうような入口の何とも言えない静まり返った佇まいに緊張感が高まります。

そして、暖簾を潜り階段を下りて店内に入り、案内された小さなカウンター席に着いて早速メニューを開いてみると、定番料理が並んだ「一品料理」と「おすすめ」に加えて手書きの「本日のおすすめ」まであり、充実した品揃えです。


その充実した品揃えに、ビールはパスして初めから日本酒をいただこうかな?と感じたので、秋の限定酒、青森県の地酒「特別純米ひやおろし・陸奥 八仙」をまずお願いし、その後、改めて何をいただこうかあれこれ悩んだ結果、「蛸とワカメの酢の物」と「香梅水晶」と「出し巻玉子焼」をお願いすることにします。


ちなみに、玉子焼には「出し巻玉子焼」と「江戸前玉子焼」とがあり、それぞれ普通サイズと小サイズが用意されていて、好みに応じて味わいの異なる玉子焼をいただくことができるようです。


おずずめメニューから選んだ、京都・千鳥酢を使用した「蛸とワカメの酢の物」は、酸っぱさを感じることも無く、旨味すら感じられる穏やかな味わいで美味しいです。


続いて本日のおすすめメニューからいただいた「香梅水晶」は、コリコリとした硬めの歯応えですが、サッパリ感が感じられまずまずです。

また、チェイサーと共に運ばれてきた「特別純米ひやおろし・陸奥 八仙」は、華やかでありながら落ち着いた深みのある旨味が美味しく、満足感が感じられます。


「黄身の甘さが美味しい魔法の卵」と言われている磨宝卵(まほうらん)を使用した「出し巻玉子焼(小)」は、甘さの抑えられたアッサリした味わいではありましたが、出汁の旨味がしっかり感じられ、美味しい、美味しいと一気にいただいてしまいました。


美味しい料理をあれこれいただきましたが、もう少し料理とお酒をいただこうと思い、愛媛県の地酒「無濾過純米・槽搾り 石鎚」と一緒に「鴨焼き(バルバリー種)」をお願いします。

いただいた「鴨焼き(バルバリー種)」は、思ったよりも硬めの食感ではありましたが、「肉を食べている」ということが感じられる、美味しく肉々しい「鴨焼き」でした。


19時を過ぎ、店内は仕事を終えた老若男女で賑やかとなり、また空腹も満たされたことから〆の「もりそば」をいただきましたが、やや辛口の蕎麦汁がなかなか美味しく、喉越しの良い蕎麦にタップリ付けて美味しくいただきました。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『蕎麦和食・はたり』さんは、ビジネス街の地下にある、仕事を終えたビジネスマンが三々五々集まり思い思いの一時を過ごすことのできる、ゆったりした大人の空間という印象のお蕎麦屋さんでした。

そして、静かに憩いの一時を過ごしながら仕事の疲れを洗い流すことのできるお蕎麦屋さんというよりは、明るく楽しい雰囲気の中、明日に向けて元気になれるお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした。


『松原庵@鎌倉・由比ガ浜』さんの「イカ刺しのわた添え」

2018-09-03 13:35:00 | 神奈川県(鎌倉市)

平日にしかできない所用をあれこれこなすために休暇を取得した9月最初の月曜日。

せっかくの休暇なのに雨が降ったり止んだりの生憎の天気となってしまいましたが、天気の悪い平日ということで、日頃混雑の激しい鎌倉もさすがに観光客は少ないだろうと予想し、昼食を取るために鎌倉のお蕎麦屋さんへと向かってみました。

訪れたのは、名前こそ知っていたものの敷居が高いかな?という勝手な印象から何となく遠慮していた由比ガ浜にある『鎌倉・松原庵』さんで、少々緊張感を感じながらお店の扉を開けて玄関に立っていると、しばらくして物静かな女性の花番さんが現れます。

そして、案内された座敷席に着いて早速メニューを開いてみると、美味しそうな数々の一品料理が多数並んでいたため、とりあえずエーデルピルス(ビール)をお願いいしてから再度料理のメニューをじっくり眺め、「すくい豆腐」と「イカ刺しのわた添え」をまずお願いします。


小雨がパラつく生憎の天気とは言え、まだまだ暑い陽気であることから、最初の料理「すくい豆腐」が運ばれてきた時点で既にビールが空になってしまったことから、地元神奈川県の地酒が充実している日本酒の中から「純米吟醸・相模灘」をお願いします。


いただいた「すくい豆腐」は、おとなしい味わいとしっかりした食感の豆腐で、添えられていた塩や醤油を付けてみたり、薬味の茗荷と一緒にいただいてみたり、何もつけずにそのままでいただいてみたりとあれこれ食べ方を変えてながらいただいてみましたが、軽く醤油を付けていただくのが一番美味しいように思います。

なお、「すくい豆腐」と一緒にいただいたお気に入りの「純米吟醸・相模灘」は、何も言うことの無い美味しさで、思わず「旨い!」と唸りたくなってしまう美味しさです。


続いていただいた「イカ刺しのわた添え」ですが、まずワタを一口いただいてみると・・・。

おっ、お~!!!、これは美味しいです。

イカ刺しが美味しいのはもちろんですが、ワタの美味しさも素晴らしく、絶品です。
また、辛味の強い爽やかな山葵も美味しく、山葵だけでも酒の肴になりそうです。


「イカ刺しのわた添え」をいただいている途中で「純米吟醸・相模灘」が空となり、「何か、お飲物用意しますか?」と声を掛けられたため、同じく地元神奈川県の地酒「特別本醸造・天青 風露」をいただきましたが、これもまた美味しく心地良い時間が流れていきます。


さて、料理が無くなったので蕎麦をいただこうかと思いましたが、気分も良く、店内もそれほど混雑することなく落ち着いているようなので、もう少し蕎麦前を楽しませていただこうと思い、「旬野菜の天ぷら」をお願いします。


天婦羅が運ばれて来たところでお酒をどうするか花番さんに声を掛けられたので、お酒はもういいかな?と思いつつも、いただいたことの無い神奈川県の地酒「特別純米・松みどり」をついついお願いしてしまいます。

もしかして鎌倉野菜かな?なんて思いながら運ばれてくることを待っていた「旬野菜の天ぷら」は、見た目も綺麗な、素材の美味しさを生かした天婦羅で、脂っこさを感じることのないアッサリした味わいに上品さが感じられます。


また、初めていただく「特別純米・松みどり」は、旨味のある辛口な味わいが心地良く、なかなか美味しい地元神奈川県の地酒でした。


美味しい地元神奈川県の地酒をいただき、満足したところで「せいろ」をお願いします。

いただいた蕎麦は、蕎麦の風味が感じられ美味しいです。また、蕎麦汁は雑味の感じられないクリアな辛さで、これもまた美味しいです。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた鎌倉・由比ガ浜にある『鎌倉・松原庵』さんは、敷居が高いのかな?と勝手に思い込んでしまい訪れることを敬遠していましたが、いざ訪れてみると、肩肘張ることなく、美味しい地酒と料理をいただきながらのんびりした一時を静かに過ごすことのできる、ぜひ夫婦2人で訪れたいお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした。