今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

しばし鳩と白鳥とたわむれる。

2018年06月26日 | Weblog
昨日は暑かったですね。

関西でも気温はぐんぐんと上がり、昼間にはスマホの気温が33度を示していました。

そんな高温の中、どうしても買いたいものがあり、京都の東急ハンズまで行ってしまいました。

梅田のハンズに行けば良かったのでしょうが、あっちはいつでも人が多すぎて、精算するまで20分くらい待たされるのがザラ。

京都のほうなら人もそんなに多くないだろうと思って行ってきたのです。

まず、四条について驚いた。

いつもなら中国人で溢れかえっているアーケードの通りにそこまで中国人がいない。

韓国人もそんなにいない。

月曜日で平日というのもあったのかもしれませんが、やはり地震の影響で外国人観光客がだいぶ京都旅行をキャンセルしたからではないか、と思います。

おかげでだいぶ歩きやすかったし、静かでしたけど・・・(^_^)


で、そんなこんなでハンズへ到着し、買い物をしたあと、ちょっと観光でもしようかと思い、あのへんから歩いていけるところはないか、と調べて出てきたのが「六角堂」。

オフィスビルが立ち並ぶ通りから入ってすぐのところにあり、どでかい池坊会館ビルがあるその真横に六角形の不思議なお寺と小さな人工池があるのです。

なぜこのお寺がこんなにも有名かというと。

天王寺を建立しようと良い木材を探しに出た聖徳太子が、途中にあったこの場所で沐浴をしたから。

そして、その場所が生花の発祥の地だから。

詳しくはウィキペディアかなんかで調べてください。


六角堂はねえ~。特に目立ったものは無いんですが、なんだか興味をそそられるものがあって私は気に入りました。

例えばお堂の裏の池の白鳥。

つがいの白鳥と生まれたばかりの子ども白鳥が3羽ですいすい泳いでいて、非常に近くで見ることが出来ます。

ただ、あの暑い日に日差しがガンガン来てかわいそう・・・とは思いましたけど・・・。

そして、お土産物屋さんがあったり、お茶コーナーで六角形を模した「へそ石餅」とお抹茶がいただけたり、素焼きの鳩の鳩みくじがあったり、御朱印の種類が4種類くらいあったりとちょっとした発見がそこかしこにあるのです。

お堂も中を覗いてよく見てみると、金色の仏像がずらずら~っと並んでいたりして。

ま、聖徳太子が水浴びした場所ってだけで、「スゲー!」と思うんですけどね。(だって。飛鳥時代だよ、あんた。)

京都の歴史はスケールが違う、とほんといつも驚かされます。


六角堂の近くには二条城やお金持ちになれる!?かもしれない金ピカの御金神社(https://www.sankei.com/photo/photojournal/news/171008/jnl1710080002-n1.html)もあります。

時間に余裕があれば、一度足を運んでみるのも面白いです。

ちなみにあのへんには、The和風って感じの変わったセブンイレブン(http://bau-graphics.com/kyoto/seveneleven/)もありますし、歴史のあるビルに入ったDEAN & DELUCA(http://www.deandeluca.co.jp/contents/detail.php?product_id=3119)もあり、それらを見てみるだけでも楽しいですよ~。


「聖徳太子が沐浴をした池であるぞよ~」

「そしてその池には今、白鳥の親子が住んでいるぞよ~」

「小鳥の願掛け人形なぞもあるぞよ~」

鳩さん「いや~、暑いなあ~。こんな日は『角』にたまった水を飲むのが最高だよな~。」

月曜のことについて

2018年06月22日 | Weblog
なんとなく余震も少なくなってきたので、ご報告もかねて先日の地震当時のことでも書こうか、と思いました。

が、未だライフラインが完全に復旧していないところもあり、不便を強いられている方々がいることを思ったらちょっとやりきれない気持ちになるのでやめときます。


我が家は震源地にほど近い場所にあり、かなりの揺れを感じましたが、幸いなことに大きな被害はなく、ただ、お皿や壁掛け時計が落ちてきて割れたり壊れたりした程度で済みました。

心配してすぐに電話やメッセージ、メールを送ってくれた友人たち、親類、知人にはとても勇気づけられました。

本当にありがとうございました。


しかし、まだまだちょっとした余震は続いており、不意にガタガタっと揺れることもあります。

友人などのアドバイスをうけ、すぐに避難グッズなども買い込み、準備と心構えだけはしっかりしているつもりです。

早期のライフライン復旧と、余震がおさまることを心から願うばかりです。





発車メロディ

2018年06月13日 | Weblog
昨日、スマホのアプリ「スマートニュース」にこんな記事がのっていたのを見た人いませんか?

”「その新世界ちゃうわ!」 大阪環状線・新今宮駅発着メロディに突っ込み続々”
http://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/261361.html?p=all

「JR西日本の大阪環状線では各駅ごとに違う発車メロディがある」

昨日の記事をみて初めて知りました。(なんせ関西に来てまだ4ヶ月なもんで)

言われてみれば、たしかに~!と思い出したのはよく使う京橋駅や桜ノ宮駅のメロディ。

そういやあ「ゆかいな牧場」やら「さくらんぼ」が流れてますな。

しかし、なんで京橋でこのメロディなのか、と思ってJR西日本のサイトを見ると、こう書いてありました。(http://www.jr-odekake.net/railroad/osakaloop_kaizou/melody/)

”「ゆかいな牧場」で知られるこの曲は、もしかしたら大阪の方には「大阪うまいもんの歌」と呼んだ方が通りがいいかもしれません。安くてうまいお店が立ち並ぶ京橋周辺の賑やかな雰囲気をイメージして、この曲を選びました。”

おおお~い!ちょっと待て!

これがあの有名な「おおさかに~は~ う~まいもんが~ いっぱいあるんやで~♪」ってやつか~。

って全国の人がそう思うと思うなよ。

それは大阪限定だと思うのよ。

現にわたしの頭の中では「ハトムギ 玄米 つきみそう~♪つきみそう~♪(爽健美茶!)」って再生されてたからな。



それでは皆さんに聞いていただきましょう。


どう聞こえた?


ついでに、この各駅のメロディ、録音して集めて編集して動画をアップしてるすごい人もたくさんいるらしい。スゴイ!

YouTubeでアップされているものを載せときます。わたしは個人的に大阪城公園駅のほら貝と鶴橋の焼き肉♪焼き肉♪た~べほうだい~♪が好きです。
大阪環状線発車メロディ 全19駅コレクション


ドヴォルザークもビックリの「新世界より」が新今宮駅のテーマになっている、その茶目っ気あるJR西日本には脱帽です。

ゲゲゲをみてゲゲゲ(驚)!

2018年06月11日 | Weblog
日曜日の朝、テレビのリモコンでポチポチチャンネルを変えてたんですがね。

たまたま映ったあの有名アニメにちょっと驚いてしまいました。

それがあの「ゲゲゲの鬼太郎」。

なんだかすごい感じにパワーアップしちゃって。(http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/



ネコ娘とか、もうプリキュアとかああいう系の女の子に仕上がってるし・・・。

おばちゃんの私には、ハイジのトライのCMを初めてみた時くらいの衝撃でしたわよ。

しかも、小学校低学年以下が見たらおしっこチビッちゃうレベルで恐ろしい内容だし・・・。

ってか、シン・ゴジラのタヌキ版みたいな話やし。

あれはもう、鬼太郎だけでは解決できんと思う。

ウルトラマンでも呼ばんと。(笑)

とか言いながら、ガッツリ30分みてしまいました。



日曜の朝からかなりエッジの効いた子供向けアニメをやっている日本という国に驚きを隠せなかったわたし。

ただ、劇中、ほんの一瞬出てきた一反木綿の「も~どげんすると~~」という博多弁にほっこりさせられたのは言うまでもない。

ちょっぴり不思議な耳の話

2018年06月07日 | Weblog
このごろ気づいて自分でも驚いたことが2つ。

一つは、日本人とうまく会話が出来なくなった、ということと、もう一つは格段に英語の聞き取りが出来るようになったということ。(注)

うまく会話が出来ていないと感じる理由として、自覚症状があるのは、相手の言葉が聞き取りにくい、もしくは聞き取れていてもわたしの反応が遅いことが挙げられます。

これはまあすぐ分かると思いますが、長年の海外生活で日本語に触れる機会が極端に減り、聞き慣れない、特に若者言葉などに耳がついていけないこと、そして諸外国語の引き出しが頭にありすぎて日本語の引き出しから単語を引っ張り出してくるのに時間がかかるということ。

そのため、反応として自分の言葉が出るのにどうしても遅くなる、という状況になる。

これが改善されるには、耳や脳が「日本語Ver」へアップデートされるまで、しばし訓練が必要になるのでしょう。


一方で不思議なのは、なぜかここ1~2年で英語耳が格段にアップしたこと。

確かに10年前、2年ほどイギリスに住んでいましたが、その後、韓国へ移住し、ずっと韓国語漬けの生活だったにもかかわらずです。

しかもイギリスにいた頃は、相手の話す英語がちんぷんかんぷん。

それでも住んでいた地方都市からロンドンへ行くとかなり聞き取りが出来ていたので、「恐らくあの街の人々はなまりがキツイのだ」と思い込んでいました。

それがどうでしょう。

韓国に長年いたら、なぜか英語のリスニング力が上がってしまったという怪奇現象。


「外国語の聞き取りが出来る」ということは単純に、「語彙としての単語を知っている」ことに加え、「音としてそれを区別できる」ということだと私は思っています。

英語の単語力はそれなりに以前からありました。

なので、考えられるのは、「韓国語の音を聞き続けたことによって、結果、聞き取れる音の範囲が広がった」といった理由です。

そこでちょっと調べてみました。

外国語にはそれぞれ周波数がある、というのは最近よく知られていることですが、下の表にあるように、実際、英語と日本語は全くと言っていいほど周波数に違いがあります。(英会話のリスニング教材を売っているサイトなんかでよく目にするアレです。)



この表によると、日本語の周波数は125~1500ヘルツ、アメリカ英語で1000~4000ヘルツ、イギリス英語になると2000~12000ヘルツとなっています。

ということで、これを見ると日本語とイギリス英語は全くと言っていいほど周波数がかぶっていません。

ならばお隣韓国はどうでしょう。

韓国語と日本語の文法はほぼ同じ。

なので、周波数もほぼ同じだろうと私は思っていました。

しかし、よくよく調べてみると実は韓国語のほうが、日本語よりも周波数がやや上を占めていると色々な本に書いてあるではないですか!


(表の説明:一番上からドイツ語、英国式英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、米国式英語、日本語、韓国語の順)

つまり、日本語が125~1500ヘルツを行ったり来たりで話しているのに比べ、韓国語は500~2000ヘルツあたりを行ったり来たりしているということ。

「どうりで韓国人の若い子のおしゃべり聞いてると、耳がキンキンするわけだ~!!!」とわたしはこれを見て一人納得したわけですが、つまり私の場合、普段の日本語に加えて、韓国語の環境に取り囲まれたことで自然と聞き取れる周波数が上に広がったのではないかなあと思うのです。

ということは、2000ヘルツになると今度はアメリカ英語、イギリス英語の周波数にもかぶってくるわけで。

それで英語も理解しやすくなったのでは!?というのが、私の仮説です。

本当のところはどうなのか分かりません。

ただ、「日本語が下手になった」のと、「外国語がうまくなった」ということから、私の「あの人、実は怪しい日系人じゃね?」というご近所のウワサがチラホラあるとか無いとか・・・


(注):このブログを書いている本人は、20代のころに日本を飛び出し、留学、海外生活、国際結婚、旦那の海外赴任同行と、長年各国を渡り歩いた挙げ句、今年の2月から二十数年ぶりに本格的に日本で定住することとなったのです。