今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

さむ~

2015年11月26日 | Weblog
昨日(25日・水曜日)は朝から気温ががく~~~っと下がり、うちの窓から遠くに見える低い山にも、真っ白な雪が積もっていました。

ニュースでは江原道(カンウォンド・日本海側の北にある地域)で大雪になり、かなりの積雪になったと言っていました。

ソウル市内ではさすがに雪は降りませんでしたが、北からの風と前日からの雨で地面が冷え冷えになっていたせいもあり、気温は5度ぐらいでしたが体感温度は0度くらいでした。

夜からはさらに冷え込み、氷点下になるとか。

天気予報では、「木曜は雪か雨になるだろう」と言っていたので、韓国へ来る予定の人はしっかりと防寒対策しておくほうがいいですよ。

しかしながら、水曜の時点ではまだまだ市民も「寒くなる」という意識が低く、手袋やマフラー、毛糸の帽子をしている人はいませんでしたが、木曜の朝からは絶対必要!

もし毛糸の帽子がないのなら、頭をすっかり覆って首のところを紐できゅっとしぼれるようなフードつきのジャンバーや、耳まで覆うくらい幅の広いマフラーなんかもいいと思います。

外を歩いていると、耳の中や耳たぶがかなり冷たくなり、頭も痛くなってくるので、ちゃんと頭を保護してくれるような防寒グッズはお忘れなく!


とかなんとか寒冷地の防寒対策の話なんかしてますけどね。

元々、わたし、南国九州の人間ですから。

冬にはめっぽう弱いんですの。

子供の頃なんか、「ダウンジャケット」なんてもの持ってませんでしたし(そこまで寒くないので必要なかった)、ジャンバーのフードなんか雨が降ってきた時用だと思い込んでたくらい(冬にかぶって頭を寒さから守る、なんて想像もつかなかった)。

毛糸の帽子なんて子供の頃は持ってなかったですし(貧乏じゃないよ。必要ないんだもん。寒くないし。)、ズボン下なんかも履いたことなかったですねえ。

それが今では寒冷地仕様になったのかな?

ちょっとやそっとではオンドル入れなくても大丈夫になってきました。

「人間、年取ってもちゃんと環境に適応するよう進化するのね~」と妙に感心してしまった今日このごろ。

寒さに負けず、頑張って進化せねば。

Berlin Wall

2015年11月24日 | Weblog
先日、光化門近くにある在韓国日本大使館領事部へ行きました。

領事部は先日、「ツインツリータワー」という高層ビルへ移転し、今回、移転後初めての訪問。(大使館はそのまま。領事部だけ移転)

ですが。

実はそのツインタワービルの横に、ほんと似たような名前の、これまた「ツイン」のタワービルがあり、最初間違えてそっちに入ってしまいました。(「The-K ツインタワー」というビルでした。)

入ってすぐ受付の女性に「どちらへ?」と聞かれて、「日本大使館の領事部へ・・・」と言うと、ニコリと微笑まれ、「向こうに見えているビルのほうですよ。」と教えられました。(仲間由紀恵によく似たお上品な女性でした。ありがとう。)

間違いだとわかり、そそくさとそのビルをあとにし、目指す「ツインツリータワー」ビルへ。

最初に入ったビルよりグレードはやや落ちる感じでしたが、昔の領事部の建物よりはるかにきれい。

エレベーターで上がって無事、領事部で在外選挙人証の住所変更と自宅の住所変更手続きを済ませてきました。

その帰り道に大韓民国歴史博物館という建物の横を通ったのですが、そこで今、「ドイツから韓国の統一をみる-自由と平和、そして統一」とかいう展示をやっているらしく、そのイベントに合わせてベルリンの壁の一部が展示されていました。
http://www.much.go.kr/museum/exhibition/exhibitionViewUser.do?exhCode=EXH_0000000056&pageIndex=1&searchCondition=&searchKeyword=&searchKeywordFrom=



ドイツにはまだ行ったことがなく、本物のベルリンの壁をソウルで見るなんて思ってもみなかったのですが、実物を目の当たりにしたオドロキよりも、その壁のあまりの薄さに驚愕でしたよ。

ほんと。(写真をクリックするとわかるかな。)

展示してあった壁の厚さは、およそ20センチほど。

こんな薄っすい壁のために何十年も国が分断されてたのか!と思ったら無性に腹が立ったのと、これを越えようとして射殺されたたくさんの人々が本当に気の毒に思えました。

私は、テレビでベルリンの壁が壊され、国境が開かれていくのを生中継で観ていたので、あの壁がこんな身近で見られて感慨深くもあったのですが・・・。

その壁が展示してある場所が何というかね・・・。

すごい・・・。

在韓国アメリカ大使館の真横。

お隣さんにこれみよがしに展示してあります。

で、半島を分断することになってしまった原因の一つは・・・?



あてつけ?無言の圧力?意味深・・・。


とりあえず12月13日まで展示されているようなので、機会がある人は見に行ってみたらどうでしょう?

氷点下がやってくる~!

2015年11月20日 | Weblog
ここんとこ、雨が降ったりやんだり

で、気温も上がったり下がったり

おとといは気温がぐんぐん上昇し、半袖Tシャツの人がいたり、地下鉄の車内でクーラーが入ってたんですけどねえ~。

今日はセーターにジャンバー着てもいいくらいに冷え込みましたのよ。

なので慌てて引っ越してきたばかりの家で使う「すきま風ストッパー」的なもの、買ってきました。


でもね。さっきカレンダー見てギョッ!

「え!?もう12月じゃないの!?」って。

いつの間にか、こよみは「師走」に足がかかってるし。

でもはるか太平洋沖では台風来てたり、先日なんか沖縄にいる妹から「今日は暑いなあ~と思ったら30度あったよ!クーラー入れました!」ってラインがきてたけどね。

なんだろう・・・。

温暖化?

こっちのニュースでは、「今年はスーパー・エルニーニョの影響を受けているから、異常気象が起こる」みたいな事言ってましたが。


しかし、確実に冬はすぐそこに来ているみたいです。

来週の水曜あたりからソウルに寒波が来るようで、最低気温予想-4度になっていました。

とうとう「氷点下」ですよ。奥さん。

水道管凍らないようにしないと。朝の洗濯も水圧が急激に上がって水道管破裂するからノン!ノン!

耳あてやらマフラーやら手袋、ヒートテックの上下とブーツも出しとかないと・・・。

週末は極寒用の服や小物たちを出して虫干しでもしとくか。


23日は二十四節気、「小雪(しょうせつ)」ですもんね。

こよみの上では、もう雪が降ってもおかしくないのよねえ・・・。

気温の上がり下がりが厳しいですが、みなさまもどうか体調に気をつけて3連休をお過ごしくださいな。

あ~、あったかい温泉にでも入りたいなあ~~~

お掃除屋さん

2015年11月14日 | Weblog
しばらく書いてなかったなあ~、と思って開いてみたら、1週間もほったらかしでしたね。

実は木曜日に引っ越しをし、なんやかんやとしているうちにバタバタと過ぎてしまった次第。

引っ越しは「らくらくパック」みたいなやつだったので、荷造りから荷解き、コップの1つ1つを棚に並べる事まで全て業者がやってくれる、というものでしたが・・・。

韓国の引っ越しでは、出て行く人たちがきれいに掃除し、壊れた箇所を元の状態に戻していく、ということは絶対にしません。

敷金・礼金がない代わりに新しく入居する人間が掃除や修理をします。

うちの場合、元々住んでいたのは20~30代くらいの女性二人(たぶん姉妹?)だったので、きれいにしているかも?と淡い期待はしていたのですが。

やっぱり出て行ったあとの家の中は最悪の状態。

汚れて油ギッシュなキッチンと床、カビだらけの風呂場、詰まった排水口、壊れたドアノブ・・・etc.

家の見学に来た時は、そこまで汚い感じはなかったのですが、実際細かいところまで見てみると、ひどく汚れていて、私一人の掃除では手に負えない状態。(たぶん、床にカーペットひいてたからかも。)

で、着くなり泣きそうになりました

うなだれる私に旦那が見かねておそうじ業者を頼んでくれました。


おばちゃん2人とおっちゃん1人の3人1チームが朝8時にやってきて、終わったのは午後1時。

たっぷり5時間仕事して、家の中はすっかりピカピカ。

トイレ、風呂、床もつるつる。蛇口、便器、窓はもちろん窓枠や窓の桟(さん)までもピッカピカ。

もちろん油ベットリの換気扇や照明、ドロドロ汚れの排水口から大きなベランダの窓もすっかり見違えるようになりました。

三人がかりで30万ウォンくらい。

まあ、高いといえば高いですが、自分一人で床磨きなんか出来ませんって。

業者さんの持ってきた洗剤と機械で磨いて、やっと床のベトベトとくっつく感覚もなくなったくらいですから。

あまりに汚いので、私が「前住んでた女二人はどんだけ掃除してないのか!」と怒っていたら、お掃除屋さんのおばちゃんが「最近の女の子たちは掃除出来ないからねえ。だから私達も仕事があるんだけど。」と言って笑ってました。

とにかく引っ越しの忙しさと片付けと掃除、修理、足りないものの買い出しとてんてこ舞いして、どっと気疲れ、筋肉痛、腰痛などを発症する前に、「業者を使う」というのは大いにありだと思います。

ちょくちょく韓国人のお宅に招かれていくのですが、いつ行ってもものすご~くキレイにしていて、テレビや棚にホコリ一つない家におじゃましたことがありました。

奥様も仕事をしていて子どもたちもいるのに、どんだけ掃除に時間をかけているのかなあ?と以前から不思議だったのですが、今思えば、実は定期的に業者呼んで掃除させてるのかな?と。

ま、お金持ってそうなお家なんで、それはそれでいいんでしょうけどね。


しかし、新しい家は南向きで太陽さんさん♪

やっぱり北の国では日当たりの良し悪しがその家に暮らす人の気分まで左右するよなあ~~~、と今更ながら感動&感動にひたっておりま~す。

ミニ知識

2015年11月06日 | Weblog
大したことないミニ知識をひとつ、あなたに


シュテフィ・グラフ。


覚えてますか?

ええ。

むかしはボリス・ベッカーとよく噂になり、のちにアンドレ・アガシの嫁になったドイツ人のテニスプレイヤー。

彼女の「両親」の名前って・・・

なんと・・・

オドロキの・・・


















「ハイジ(母)とペーター(父)」





(笑)


ところで、日本に一時帰国する際いつも目にするトライのCM。

と~ても不快。

ガッツリあのアニメ観てた世代には許しがたい冒涜だと感じるのですが、今の若い世代には「う~け~~る~~」なのだろうか?

っていうか、トライの大ボス・二谷さんちのユリエもあのアニメ観てた世代じゃねえのか!?

あのCM観てるとムカついてくるので、いつも始まったら他のチャンネルに変えてやるのだ。ぐわははは。ざまーみろ。(ささやかな抵抗)

日本語の本。

2015年11月05日 | Weblog
ソウル図書館というのうが市庁駅のところにあります。
http://lib.seoul.go.kr/www/html/jp/main.jsp

ここは、むかしソウル市庁舎だったところ。

さらに、そのまたむかしは京城府庁舎だったといういわくつきのところ。

隣に新しいソウル市庁舎が出来たので、横にあった古い建物は図書館として使われています。

先日、市庁駅まで用事があったので、ついでに図書館へよってみることにしました。

外から見ると古い建物ですが、中はとてもきれいで近代的。

狭いながらも、韓国語の本から外国語のものまで結構な数の蔵書はありました。

特に4階には数十カ国の外国の本が集められ、もちろん日本語の本もありました。

ただ、借りる人が圧倒的に少ないためか、英語などに比べると日本語の本は本当にちょこ~っと気持ち程度。

しかし、新作がけっこうあり、しかも本がきれい。

又吉直樹の『火花』などもおいてあり、びっくりしました。


ソウルのブックオフはつぶれちゃったし。

ソウル日本基金の図書館も、日本語図書はあるんだけど落書き、書き込みがひどいし。

日本大使館公報文化院の図書館の本なんか古くて古くて・・・。

それに教保文庫(ソウル最大の本屋)がだいぶ前から改築中で、販売されている本の数が全体的にかなり減らされていて、日本語の本なんかごっそりなくなっていましたし。

仕方ないので近くの永豊文庫(これも大きな本屋)に行ってみたりするのですが、ここは教保文庫ほど外国語図書がおいてないんですよねえ。(ただ、おいてある本はきれい。買う人少ないから。)

それで日本語の本、どっかないかなあ~と漠然と思っていたところ、思いがけずソウル図書館に日本語の新刊書がおいてあるのを知り嬉しくなった次第。

こうやってわたしはアンチ・ジャッパ~ンのこの国で日本語の本を探しまくる、という涙ぐましい努力をしているのです・・・。

こっちの卒業した大学(通っていたのは大学院)の図書館でも卒業生として登録し、入場カードを発行してもらえますが、これが年間5万ウォン(5200円ちょい)も払わないといけないシステム。

ひどいよね。

在学中かなり学費払ったのに。



・・・ということをダラダラと韓国人で日本語専攻している友人に話したら、「日本語の本とかアマゾンで注文して海外発送すればいいじゃん!」とかる~く言われてしまいました。

まあ、そうだけども。

郵送料・手数料がもったいない、と思うわたし。

本屋を往復する交通費がどうせいるんだし、そんなら家に届くアマゾンで買えばいいと思う若者。

これがジェネレーション・ギャップか・・・。

と思いながら借りてきた池井戸潤の本を読んでいる今日このごろ。

やっぱり本を読むのは楽しいわ。

かばんもち

2015年11月01日 | Weblog
昨晩から今朝にかけての最低気温。

うちの地域はマイナス1度でした。(山沿いは-7度まで下がったとか)

とうとう零下ですよ。冬ですよ。ヘックション!

夜、窓を開けると冷たい風で耳が痛くなり、はぁ~っとはいた息は白かったです。

ヤバイ。ダウンジャケット、そろそろ出さないとダメかな・・・。

毛糸の帽子と手袋も出さんとなあ。

冬やってくんの、早すぎ!!!


ところで。

先日、大学院時代の友人たち(韓国人)と一緒に晩ごはんを食べていた時のこと。(最近まで通っていたので、友人はみんなまだ20代です。)

友人Bが来年結婚するという話をしていたのですが・・・

(会話は韓国語)

友人A「Bちゃんの結婚式の時は、私が『カバン持ち』するから!」

友人B「いいねえ~。Aちゃんならさばけてるし、きちっと管理しててくれそうだしね。」

友人A「まかしといて。でも実は『カバン持ち』はやったことないんけど、難しいかな?」

ほかの友人数人「あんなもん、ご祝儀受け取ってかばんに入れればいいだけ。アホでも出来る。」


などと、韓国語の会話の中で急に日本語の「カバン持ち」が出てきて、しかもみんな自然にそれを受け流しているのでビックリ。

日本語の「カバン持ち」は、上司のカバン持ってひっついている部下=偉い人に媚び売ってばっかりのヤツ、といった意味ですが、友人たちによると、韓国ではそんな意味ではないとのこと。

結婚式の時にご祝儀を受け取って、そのまま旅行かばんみたいなものに入れていくっていうのが「カバン持ち」さんらしく、日本でいう受付さんみたいなものらしいです。

そういえば。

その「カバン」も韓国では「カバン」と発音します。

日本語の「カバン」という言葉の語源が、中国語だとかオランダ語だとか全く不明だ、と言われているということは、韓国で使われている「カバン」もやはり日本語由来の外来語なんでしょう。

韓国には植民地時代の日本語が、まだまだ残っているんだなあとこういう何気ない日常会話の中で感じたりします(意味がちょっと変化してますが)。

韓国人の友人4人と日本人1人の私。

「カバン持ち」という言葉ひとつに、彼らに申し訳ないという苦い感じと、いまだに日本語由来の言葉が一般的に使われている驚き、そしてその意味が全く違う意味で使われているという可笑しさというなんだか複雑な気持ちが交差した一日でしたとさ。