残暑厳しい折。

台風一過。

今日は朝からいい天気になりました。

おかげで気温もうなぎのぼり。

お盆も過ぎたことだし、もういい加減気温が下がってくれてもいいのに・・・。


ところで、さっき気づいたのですが、外ではなんとまだまだセミが鳴いています。

ジリジリジリジリジリ・・・・って。

おとといは蚊もいたし。

昼からはどえらいキツい西日が差し込んでくるし。


何だかここ数年、季節が昔より１ヶ月くらい後退したような気がするのは私だけでしょうか。

昔の暦と現代の風物、ずいぶんとかけ離れてきているなあ、と感じますねえ。

強風吹きすさぶ中・・・

台風15号。

風はひどかったですが、雨は大したこともなく、家の周りの被害としては、団地内の樹の枝が多少折れたくらいのもんでした。

旦那もまだ学校が夏休みのため、本日は出勤せず自宅でお仕事。

ただ、地域によっては停電したり、農作物が被害を受けたというニュースがあり、多少心配もしましたが、結局、ソウルのあたりではさほど被害はなかったのかも知れません・・・？？？

いや、危なくて外には一歩も出なかったので実際の状況は今の段階ではよくわかりませんが。。。


ただ、うちのベランダから外を見てたんですけどね。

うちから見える「FamilyMart」

この台風の中、「CU（シーユー）」っていう新しい看板に付け替えてましたよ。

どうも、徐々に店の看板取替えがなされているようで、今日がたまたまうちの近所の店だった、と。


会社が変わったから看板変えなきゃ、っていうのはわかるんですけどね。

なにも台風で強風がビュービューと吹きまくってる中で作業しなくても・・・

と思いながらベランダから取り替え作業を見ておりました。

看板屋さんも大変だわ。


そして、やっと風もおさまってきたので、今からその店に行って来ます。

では。

See You!

引越し完了。

大連で「帰化日本人」に間違われた管理人です。

大連滞在中は、まあそれはそれは呆れることがたくさんあり・・・。

ホテル、食事、空港、観光地それぞれで嫌な思いをさせられ、旦那と二人して「こんな所、二度と来るか！」と離陸した機内で言ったほど。

ただ博物館までの道のりを丁寧に教えてくれたおばちゃんと、タクシーの運転手だけは特別良い人だったけれど。

もう二度と大連には行かないと思います。

その他の都市には行くかも知れんけどね。


ところで。

先週末、ソウルへ引越しました。

とりあえず、本日区役所にて外国人登録証の住所変更手続きも終わり、晴れてソウル人としてデビューです。

この登録証の住所変更って、私は新しいものをくれるとおもっていたのですが、まあビックリ。

今まで使っていたやつに、油性マジックで新しい住所を裏に書き込んで、上からセロテープ貼るだけ、という作業。

こんなんでいいんでしょうかね？一応、外国人にとっては大切な身分証明証なんですけれども・・・


あと、他の人に聞いたら、外国人登録証の有効期限って普通は1年だそうですが、私のは2年目の更新に行った時、有効期限2年くれました（今、3年目だからあと1年残っている）。

申請書類の「何年から何年まで韓国に滞在する予定ですか？」の欄に「2年」と書いたからだと思うのですが。。。

まあ、1回分、あちらもこちらも更新する手間が省けたということで。

「良し」ということにしときましょう。


と、かなり「てーげー」な韓国のお役所仕事。

これで税金から給料もらっているなんて。

なんということでしょう・・・。

昔の名前はですね～

旦那の会議参加にひっついて、中国の大連に行って来ました。

中国は何年も住んでいた所なので、別に大きな驚きはありませんでしたが（旦那や、他の中国初めてという韓国からの参加者にはものすごいカルチャーショックがあったようですが。）、あいかわらずピンポイントでつっこみどころはやってきてました。

市街地からホテルまで乗った23番バスが前の車にカマほったり、タクシーのお釣りでもらった1元札にスタンプで押した「法輪功（中国のカルト教団）」の宣伝文句がずらずらと書いてあったり・・・とかね。



しかし、空港でちょっとありえないことが１つありましたのでご報告いたします。



それは、韓国へ戻る時。

大連空港の出国審査での出来事。


パスポートと出国カード、そして搭乗券をカウンターへ出した時。

出入国管理官の女性が私のパスポートを見、私の顔をじっと見て、こう言いました。


「あなた、昔の中国名は何？」




・・・（驚く私。声も出ない。）

思わぬ質問に、私の頭の中は「ちょっと何言ってるかわかんないです」状態。

何も言わない私に、向こうも怪訝な顔

しばらく考えて、ようやく混乱した頭が整理され、言葉が頭に浮かんできたのでこう返しました。


「以前、中国で留学して、仕事していたことはありますが、国籍を変えたことはありません。」


向こうは「あら！？そう？超意外！」といった顔をしながら「仕事はどこで？」というので、「上海で」と答えるとようやく私のパスポートに出国のスタンプを押してくれました。



確かに私のパスポートにはたくさんの中国ビザがあります。（仕事してたんでね。）

でも、「昔の中国名」って・・・！？

なんだその質問。

昔の名前が気になるの？

出国には関係ないじゃん。

っていうか、私は日本に帰化した中国人じゃないんですけれども～



この様子を私の次に後ろで見ていた旦那が「あの人に何を言われたの？」と心配そうに聞いてきたので、「昔の中国名は何か？って聞かれた。」と答えると、旦那、腹抱えて笑ってました。


テキトウに「ああ、中国名は『呉惠（ウー・ホイ）』です。」とかいっときゃ良かったっすかね？（笑）




もう大連の空港には行きたくないです。







注）ウー・ホイ＝誤会（中国語で「誤解」の意）と同じ発音。

お久しぶりの登場です。

ずいぶんご無沙汰してましたね・・・。

実は日本に一時帰国していました。

日本では、毎日あまりの暑さに倒れそうになりましたが、たまに帰る地元というのは、暑くても大雨でもやっぱりいいですね。

心も体も２００％リフレッシュされた気分です。


しかし、この間、日韓、日中と問題が立て続けに起こったせいで、中、韓ともに「大嫌い」になり、再び韓国に戻るのがとても憂鬱になってしまいました。

しかしそれが驚いたことに。

帰ってきてから不思議と中国人と仲良く話をしたり、韓国人にお世話になったりといった事ばかり起こり、自分自身とてもビックリしています。


例えば・・・

今回、福岡から釜山（金海空港）まで飛行機、釜山から家までKTXというルートだったのですが、釜山の空港から釜山駅まで行くリムジンバスの隣に座ったのが、四川省から観光出来ていた母娘の二人。

彼女たちがバスの運転手と話が通じずに困っていたのを、私がちょっと通訳してあげました。

中国人の親子は、「日本人が韓国で中国人の通訳をしてくれた」ことにえらく興味を持ったようで、そこから到着するまで本当に楽しく話をすることができました。

到着後、彼女たちはホテルへ向かい、私はKTXに乗り込んだのですが、列車のスーツケースを置く場所に入らず困っていたら、乗務員のきれいな女性が、「こちらは小さいようなので、向こうの方にどうぞ。」と言って、私のスーツケースを運んでくれました。

20キロもあるスーツケースでしたが、棚に入れるまで彼女がやってくれ、「重たいのに、本当にありがとうございました。」とお礼を言うと「いいえ～！」と微笑んで去って行きました。

その数時間後、今度は下車するため列車の出口でスーツケースとカバンを持って駅に着くのを待っていたら、そこに居合わせた別の男性乗務員が「私がしますよ」とスーツケースを列車の階段からプラットフォームに降ろしてくれました。


もう、本当にビックリ！

今まで何十回とKTXに乗ってきましたが、こんなに乗務員が助けてくれたことは今までなかったので。。。


駅を出て、そこからタクシーで家に到着したところで、ちょっと大問題が発生！！！

なんと。


家のオートロックが動かない！！！

ドアが開かない！！！

家は目の前なのに、入れない！！！


どうも、ドアのオートロック部分に入っている電池がもう切れそうだったのか、暗証番号を打ち込んでもうんともすんとも言わない。

これまでスイスイと問題なく来ていたのに、最後の最後で締め出し～！？と泣きそうになりながら警備員室に助けを求めに行きました。

警備員室のおじさんに「かくかくしかじかでドアが開かない。たすけて～！」と言うと、おじさんは「はいはい～。」と手に四角い乾電池を持ってやってきてくれました。

その電池をドア部分にあて、暗証番号を入れると、「ガチャっ」という音とともにみごと解錠！

「ありがとうございました！」と礼を言うと、警備員のおじさんは「いやいや。良かったね～。」と笑い顔で持ち場に帰って行きました。


街には戦勝記念日の太極旗（韓国の国旗）がはためき、ちょっと憂鬱な気分で戻って来たのですが、中国人観光客と楽しい時間を過ごし、韓国人の人々に沢山助けてもらって。。。

「どうして市民同士はこんなに仲良く出来るのに、国と国になるとこんなにいがみ合うのかなぁ・・・。」と何だか切ない気持ちになりました。

これもやっぱり「相手とよく話さない、知らない、向き合わない」からこんなにいがみ合うのかもなあ。と思いましたよ。


外は暑いですが、心のなかは「ほんわか」温かくなった一日でした。。。